ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団
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1869年に着手されその年に完成されたと言われる、ブルックナー(1824-1896)の「第0番」。実際の完成は第1番よりも後ですが、なぜかブルックナー自身がこの曲の総譜に「0(ゼロ)」と書き込んでいることからこの番号で呼ばれています。曲が完成した際、当時ウィーン・フィルを指揮していたオットー・デッソフに感想を求めたところ、「第1主題がわからない」と言われたため、発表を取りやめてしまったというブルックナー。総譜を破棄することはなかったものの、晩年になって「試作」「無効」などの書き込みを付すことで気持ちの整理をつけたのかもしれません。初演は彼の没後である1924年。確かに堂々たる主題はわかりにくいですが、音の使い方はいかにもブルックナーらしく、また要所に現れるゲネラルパウゼ(オーケストラの楽器全てが休みとなること)などが彼らしさを主張しています。もしブルックナーが、この溌剌としたヤングの演奏を聴いたなら発表を取りやめることはなかっただろうに…と思えてなりません。(2013/07/19 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC685 |
シモーネ・ヤングとハンブルク・フィルによるブルックナー(1824-1896)の交響曲全集ツィクルス。この5番でようやく全ての曲が出揃いました。第5番は彼の交響曲の中でも、内容が極めて充実しているのと同時に、ブルックナーの他作品のような「幾たびもの改訂が加えられていない」決然とした交響曲でもあります。シモーネ・ヤングはこの神々しい音楽を、冒頭から重厚な響きを駆使しつつ、一切の夾雑物を取り除いた理想の姿で再現していきます。高らかに鳴り響く金管楽器のコラールは例えようもない美しさを誇ります。(2015/09/23 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC689 |
ブルックナー(1824-1896)の交響曲の中では、5番と同じく改訂されていないため、異稿版も存在しないこの第6番。シモーネ・ヤングの指揮も極めてオーソドックスなものであり、いつのもように精度が高く、燃えるような情熱を傾けた素晴らしい演奏となっています。この演奏の素晴らしさには、いつもは口うるさい批評家たちも、2013年12月16日の「Hamburger Abendblatt」紙上で全員が賛辞を送ったということです。ヤングのブルクッナー・ツィクルスもそろそろ終盤戦に突入。一層の名演が期待されます。(2014/12/24 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC687 |
2014-2015年のシーズンで、ついにブルックナー(1824-1896)の交響曲全曲ツィクルスが完成となるシモーネ・ヤングとハンブルク・フィル。この第7番でも完璧な音楽を聴かせています。ブルックナーの交響曲の中でも屈指の旋律美を持つ第7番こそ彼女の資質にぴったりなのではないでしょうか。冒頭の伸びやかでたっぷりとしたチェロの歌を聴いただけで、この演奏が類い稀なる名演であることがおわかりになるでしょう。第2楽章の壮麗さも筆舌に尽くしがたいものであり(もちろん打楽器は豪快に鳴り渡ります)スケルツォ、終楽章も万全。ブルックナーってやっぱり良い!と思える演奏です。(2015/05/27 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC688 |
シモーネ・ヤングとハンブルク・フィルによるブルックナー(1824-1896)の交響曲全集ツィクルスも、そろそろ完成に近づいてきました。注目の第9番は、ヤングは未完の終楽章を省いた3楽章版で演奏、ブルックナーの遺志を生かしたものとなっています。ここでも彼女は、ブルックナーが要求する造形美と、崇高なる神への憧れを見事に具現化した堅固かつ力強い演奏を成し遂げており、たとえ終楽章がなくとも作品が完結することを端的に示しているようです。まさに宇宙と一体となったかのような壮大な響きを堪能できるでしょう。(2015/08/26 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC693 |
マーラーの生誕150年&没後100年であった「2010年から2011年」にかけては、世界中で記念演奏会が開かれ、とりわけ象徴的な作品である、第2番が至るところで聴かれたのはご存知の通りでしょう。そんな中、2011年10月は、ハンブルクでマーラーの「復活」が初演されてから100年目の記念年にあたり、ここでも素晴らしい演奏会が開催されました。指揮は今をときめく、シモーネ・ヤング。全曲を通して、一切だれることのない集中力の高い演奏は彼女ならでは。まさに火を吹くかのような激しさには思わず身震いするのではないでしょうか。ソリストには最近めきめきと力をつけてきた若手カウネと、安定した歌唱で知られるペチコーヴァの2人を迎え、NDRハンブルク合唱団と、ラトビア州立合唱団が渾身の合唱を聴かせてくれます。「Bereite dich zu leben!」での毅然とした響きは、まさに天上から一筋の光が射すかのような感動を呼びます。 ( 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC412 |
1 ( 発売)
レーベル名 | : |
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カタログ番号 | :2012.01.11 |