フランクフルト・ブランデンブルク州立管弦楽団
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ベルリン・フィルの夏の風物詩ヴァルトビューネ・コンサートで最後に演奏される「ベルリンの風」。この曲の作曲者パウル・リンケの序曲第2集です。第1集(555428)に続き、ベルリンでこよなく愛されるリンケの美しい旋律が存分に楽しめます。アルバムの冒頭に置かれているのは、ベルリンっ子たちが月の世界で繰り広げる喜歌劇《ルナ夫人》の序曲です。軽快な序奏に導かれ、優雅なワルツや行進曲など作品を彩る旋律が次から次へと登場。一瞬たりとも耳を離すことができません。他には1906年に初演された1幕物の喜歌劇《青い絵》序曲や独立した序曲、ワルツなど聴きごたえのある作品が揃っています。演奏は第1集と同じく、ヨハン・シュトラウス2世やカールマンの喜歌劇上演に実績のあるエルンスト・タイスとフランクフルト・ブランデンブルク州立管弦楽団。彼らならではの万全の演奏でお楽しみください。(2023/02/24 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555448-2 |
偉大なる先人、ヨハン・セバスチャン・バッハを敬愛していたレーガー。1904年に初めてバッハの作品を主題にした変奏曲を書き上げます。使われたのはカンタータ第128番の二重唱「神の全能の力は計り知れず」であり、レーガーは原曲のオーボエの音色を想定して楽譜に「オーボエのように」と書きつけるなど、ピアノ曲でありながら、演奏にあたって多彩な響きを要求していたことがわかります。このアルバムでは編曲家でもある指揮者アイラ・レヴィンがレーガーの思いを音にするために、ピアノ曲をオーケストラ用にアレンジ、各声部を整理し、若干短縮を施すことでクライマックスを強大なものにしています。同じくバッハのコラール「ひとよ、汝が罪の」はレーガーの編曲、また「ベックリンの4つの音詩」はレーガーが魅了されていた絵画に触発された色彩豊かな作品です。(2019/10/25 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.574074 |
チェコ系オーストリアの作曲家、レズニチェクは歌劇指揮者としてドイツを中心にヨーロッパ各地で活躍した人です。多くの作品を残していますが、現在知られているのは、歌劇「ドンナ・ディアナ」の序曲くらい。他の作品は戦争中に散逸してしまい、ここに収録された交響曲第1番も90年間行方がわからなかったものです。この交響曲第1番は、絶えず繰り返される強迫観念のようなメロディを持つ、タムタムを使用した大編成のオーケストラのための作品です。「悲劇的」というタイトルがなくともこの音楽の本質を理解することは容易いでしょう。狂気と崩壊を孕んだウィーン世紀末の特色を備えた作品です。(2009/02/11 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777223-2 |
レハールは自身の作品の中に地方色を盛り込むことが好きでした。それはハンガリー風であったり、チェコ風であったり、中国風であったり。1920年、彼が50歳の時に作曲したこのオペレッタ「青いマズルカ」は題名通り、ポーランド風の台本を用いてます(中国風な一面も持ち合わせています)。ちょっとしたサスペンスはあるものの、音楽は常に明るさを失うことなく、登場人物たちはいつもダンスを踊っています。この宝石のような音楽は、初演時レハールにすばらしい称賛をもたらしたのでした。表情豊かな歌い手たちが、この隠れた名作に光りを当てます。(2009/02/11 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777331-2 |
ライプツィヒに生まれ、オランダに帰化した作曲家レントヘン(レントゲン)。ヘルツォーゲンベルクを通じてブラームスと交流を持ち、1887年にはブラームスの指揮で「ピアノ協奏曲第2番」を演奏したほどのピアノの腕を持っていたことで知られています。そのためか、作品にはブラームスの影響も見られますが、晩年にはかなり独創的な作品を書いていました。この交響曲第9番は1930年の作品。レントヘンの生前には出版されなかった作品で単一楽章で書かれています。(2017/04/21 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777120-2 |