マックス, ヘルマン(1941-)
Search results:80 件 見つかりました。
J.S.バッハの二男として生まれたC.P.E.バッハ(1681-1767)は、父からの影響よりも、父の友人で名付け親になったテレマン(彼の名の一つであるフィリップはテレマンの名前にちなんだ)の音楽様式を受け継ぎ、最終的には古典派音楽の基礎を作ったことで知られています。2014年に開催された「第22回マグデブルク・テレマン祝祭音楽祭」では、テレマンと関連の深かったC.P.E.バッハの生誕300年を記念して「Generations=2つの世代」と題された2人の作品の類似性と独自性を探る興味深い演奏会が権威者ヘルマン・マックスによって行われ、その模様がこのアルバムに収録されています。晩年のテレマンは若い世代の音楽家たちを応援しながら、自身の作風も模索し、新しい作品を創り上げていましたが、この晩年の祝祭カンタータも、そんな探究心から生まれた作品群で、当時の作曲家たちが尊敬してやまなかったテレマンらしい貫禄と余裕あふれる堂々たる作品になっています。その背中を追うC.P.E.バッハの見事なカンタータも聴きものです。(2016/12/16 発売)
レーベル名 | :CPO |
---|---|
カタログ番号 | :777946-2 |
2017年に没後250年の記念の年を迎えるドイツの作曲家テレマン。後期バロック期を代表する人で、膨大な作品を残しているのですが、現在親しまれている作品は「食卓の音楽」などのごく僅かなものなのが残念です。このオラトリオ「最後の審判の日」は1762年、テレマンの晩年の作品で、荘厳な序曲に導かれた華やかな作品です。充実した作風はバッハの宗教作品を凌駕するほどの風格を有しています。この時代の作品を得意とするヘルマン・マックスによる素晴らしい演奏で。 ( 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
---|---|
カタログ番号 | :C10413 |
1 ( 発売)
レーベル名 | : |
---|---|
カタログ番号 | :2009.04.01 |
歴史的にも、ハンザ同盟の一員として富裕な有力都市のひとつであったハンブルクは、1410年、1510年、1618年と三度神聖ローマ皇帝から自由都市の特権を与えられ、自治権を獲得維持しており、17世紀のハンブルクは当時の中都市の中では、比較的安全で平和な都市でした。しかし、中世からの確執が絶えないデーン人(デンマークの前身)や、海から襲ってくる海賊たちなど、常に外敵にさらされていることも事実。そんなハンブルクの市民たちは、自ら自警団を結成し、外敵から身を守る努力を怠りませんでした。そんな自警団をまとめる隊長は市民から尊敬され、その激務を労うため、祝宴を催したのです。そんな時のためにテレマンが1738年に書いた作品集です。(2011/02/16 発売)
レーベル名 | :CPO |
---|---|
カタログ番号 | :777386-2 |
バッハのクリスマス・オラトリオBWV248がカンタータ6曲の連作であるように、クリスマスにちなんだテレマンのカンタータ5作をつなぎ合わせることによって「クリスマス・オラトリオ」を構成するという試みです。発案者はライニッシェ・カントライとダス・クライネ・コンツェルトの指揮者ヘルマン・マックス。ドイツ・バロック音楽の大ベテランならではの楽しいアルバムです。声楽陣は各パート1人、器楽は弦が3/3/2/1/1という室内楽に近い編成で、木管のあたたかな彩りとトランペットの華やいだ響きがクリスマス気分を盛り立てます。(2024/01/26 発売)
レーベル名 | :CPO |
---|---|
カタログ番号 | :555605-2 |