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ルートヴィヒ, ミルコ(1982-)

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    テレマン: クリスマス・カンタータ集 3 - TWV 1:154, 415, 1469, 1509 (ヘアフルトナー/ギュンター/ルートヴィヒ/コーイ/ケルン・アカデミー/ヴィレンズ)

    テレマンは、フランクフルト・アム・マイン市の音楽監督時代の1717年からハンブルク市の音楽監督を務めた1765年までの間に、教会暦全ての日曜日のために1700曲以上のカンタータを作曲しました。この「クリスマス・カンタータ」シリーズでは、アドベント期間の4つの日曜日と、クリスマスの3日間のためのおよそ200曲のカンタータの中から厳選した作品を収録。第3集の4作品は全て世界初録音となります。美しい独唱の旋律と荘厳で華麗な合唱、これを彩る楽器の響きが融合した独創的な作品は、テレマンが世を去って250年を経ても全く色褪せることがありません。ヴィレンズが指揮するケルン・アカデミーの美しい響きが人々の喜びを歌い上げます。(2020/10/30 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555396-2

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    テレマン:聖ヨハネの祝日のためのオラトリオ「わが神なる主はたたえられん」/主の憐れみを(マース/ハルシャーニ/ビル/ルートヴィヒ/ケルン・アカデミー/ヴィレンズ)

    1730/31年の教会暦において、ハンブルク市の音楽監督を務めていたテレマンは特別な構想による新作を発表しました。それは聖書のテキストではなく、新作の詩を用いたオラトリオを教会の礼拝で演奏するというものでした。この時に演奏されたのは、詩人であり音楽家でもあるアルブレヒト・ヤコブ・ツェル(1701-1754)のテキストによる聖ヨハネの祝日のためのオラトリオ「わが神なる主はたたえられん」TVWV 1:602/1216。ツェルは演劇的ともいえるほどのドラマティックな情景を描き出し、テレマンは3人のバス歌手を含む独唱と、4本のホルン、3本のフルートなど多彩な楽器編成によるアンサンブルを用い幅広い表現でテキストに素晴らしい音楽を付けています。エジプト人の嘆きが歌われる箇所では、半音階進行を含むヘ短調の旋律で描かれ、逃げ惑う民衆と追手の描写では16分音符を多用し、緊張感が盛り立てられています。もう1曲は復活祭後の第2日曜日のためのオラトリオ。演奏は、テレマンを得意とするミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズの指揮によるケルン・アカデミー。エレナ・ハルシャーニ、クラウス・メルテンスら独唱陣も見事です。(2022/05/27 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555271-2

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    テレマン:ハンブルクとアルトナの就任式カンタータ集(バロックヴェルク・ハンブルク/ホッフマンン)

    ハンブルクの音楽監督を務めていたテレマンは折りに触れ、祝祭行事のための音楽を精力的に作曲しました。その活動はハンブルク全域をカバーしていましたが、とりわけ西部に位置する歴史的に重要な都市アルトナでの行事には力を注いでいたようで、大きな行事から小さな行事に至るまで様々な音楽を提供していました。このアルバムには3曲を収録。美しく快活な旋律に満たされたアルトナの学術体育館のための音楽を始め、演奏するスペースが小さかったためか、コンパクトな編成で書かれたハンブルクのヨブ病院付属教会のための音楽、旧約聖書のテキストが用いられたハンブルクのラテン語学校の試験のための音楽と、当時の賑やかな都市を想像させる作品が楽しめます。(2019/05/24 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555255-2

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    ハイニヒェン:2つの受難オラトリオ(われらの主の御墓に捧げる2つのカンタータ)(ハルシャーニ/ビル/ルートヴィヒ/ヴォルフ/ヴィレンズ)

    ドイツ後期バロック音楽の作曲家・音楽理論家ヨハン・ダーフィト・ハイニヒェン。若き頃は弁護士として活躍するも、音楽の道を選び、1710年にヴェネツィア留学。その後、ザクセン選帝侯フリードリヒ・アウグスト1世の宮廷に仕え、宮廷楽長の地位に上りつめます。この2つのイタリア語のオラトリオはハイニヒェンの晩年1728年の作品。1719年からドレスデンの宮廷で活躍したイタリアの詩人ステファノ・パラヴィチーノのテキストを用いたもので、大規模な受難曲の代用品として書かれています。『S'imbruna il ciel』は聖書で「イエスの死」の直後に起きたとされる地震を描き、激しい自然現象を通して神への畏怖が描かれています。もう1曲の『L’aride tempie ignude』は死(Morte)と希望(Speranza)、神の愛(Amor divino)と懺悔(Poenitenza)を登場人物とする寓意劇の形式で書かれており、オペラのような劇的な物語となっています。キリストの受難とその意味に思いを向かわせる作品をケルン・アカデミーと独唱者たちが味わい深く演奏しています。(2022/04/29 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555507-2

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    C.P.E. バッハ:オラトリオ「Hebt an, ihr Chöre der Freude」/セレナータ「Der Trommeln Schlag」(バロックヴェルク・ハンブルク/ホッフマン)

    十字軍への貢献が認められ、12世紀に商業上の特権が認められたハンブルク。その後、様々な変遷を経てハンザ同盟の一員として富裕な有力都市となり、17世紀までにはローマ皇帝から「自由都市」の特権が与えられ、自治権を獲得します。三十年戦争やナポレオン戦争で打撃を受けるも、その都度復興。常に独立心溢れるこの地域の住民たちは、軍隊を持つことをせず、自衛団を結成し、強盗や海賊の襲撃に備えていました。そして毎年グループの隊長を任命し、その祝典儀式では、ハンブルクの音楽監督が華麗な音楽を作曲し、演奏されたのです。1780年の祝典儀式ではテレマンの後任であったC.P.E.バッハが音楽を提供。これらはトランペットとティンパニが活躍する「戦争と平和」の対比を描いた壮麗な作品となっています。(2016/05/25 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555016-2

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    C.P.E. バッハ:祝祭カンタータ集 - 主を讃えて歌え/勝ち誇れ(マウフ/オイツィンガー/カントゥス・チューリンギア/クラップロット)

    このアルバムに収録された2曲の祝祭カンタータは、それぞれC.P.E.バッハの生誕300年を記念して2014年3月8日にライプツィヒの聖トーマス教会で演奏、収録されたものです。最初のカンタータは、C.P.E.バッハがハンブルクに転出した頃の作品で、テキストはテレマンとも協力関係にあった牧師Christian Wilhelm Alersによって書かれており、C.P.E.バッハ自身の交響曲にも匹敵するほどの華麗な曲が付けられています。2曲目は合唱部分に工夫が凝らされており、シンプルでありながらも、時には叙情的な雰囲気も感じられる魅力的なカンタータ。鍵盤奏者としても名高いクラップロットが、これら未知の作品を現代に鮮やかに甦らせています。(2017/04/21 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777958-2

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    ベッカー:宗教的コンチェルト集とソナタ集(ツムザンデ/シュマルツ/ルートヴィヒ/メルテンス/ハンブルク・ラーツムジーク/エッケルト)

    ハンブルクで1623年頃に生まれたとされるディートリヒ・ベッカーの作品集。若い頃の活動についてはほとんど知られておらず、わずかにアーレンスブルクでオルガニストを務めたことが記録に残っています。その後はヴァイオリニストとして活動、多くの器楽曲を作曲しこれらが高く評価されました。このアルバムには世界初録音となるベッカーの5曲の声楽曲を収録。充実した弦楽パートと、テキストを明確に再現することに注力した声楽パートを持つこれらの作品は、当時の宗教的コンチェルトと共通したスタイルを持っています。クラウス・メルテンスらドイツのバロック歌手たちの端正な歌唱をお楽しみください。器楽曲はベッカーの真骨頂であり、活力ある音楽が繰り広げられます。(2022/11/25 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555464-2

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    レオポルトI世:オラトリオ「アブラハムの犠牲」/聖週間のミゼレーレ(ブレーメン・ヴェーザー=ルネサンス/コルデス)

    神聖ローマ皇帝、レオポルド1世(1640-1705)。三十年戦争で衰退した領土を受け継ぐも、持ち前の政治力で領土を拡大、ハプスブルク家の大国復興の足掛かりを築いた指導者です。もともとは聖職者になるはずだったため高度な教育を受けており、作曲家としても優れた才能を開花させた皇帝は、生涯に150曲を超えるイタリア語のアリアを始め、80曲の教会音楽、17曲のバレエ音楽など、多数の作品を残しました。このアルバムに収録されている「アブラハムの犠牲」では、愛する息子イサクを神に捧げることになったアブラハムの苦悩が劇的に描かれています。またイサクがキリストの先駆的存在として扱われているため、同時代にウィーンで書かれた受難曲の中でも特別な存在として讃えられています。この作品が書かれた時、レオポルド1世はわずか20歳でしたが、彼の熟達した作曲技法が見て取れます。この時期としては珍しくオルガン(通奏低音)を用いず、弦楽器と声楽のみによる「ミゼレーレ」も魅力的です。(2020/08/07 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555113-2

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    ローテ:マタイ受難曲(カントゥス・チューリンギア/クラップロット)

    歴史の中に埋もれてしまった名作を積極的に発掘することに意欲を燃やすcpoレーベルの、また新たなシリーズが始まります。“Musikerbe Thuringen(チューリンゲンの音楽的遺)”と題されたこのシリーズの第1作目は、中部ドイツに残存する最も古いと思われる「マタイ受難曲」です。作曲家ローテに関する情報は、「ロスヴァインのカントールであった父と、ゾンダースハウゼンのオルガニスト、ルードヴィッヒ・ゲルバーに音楽の教えを受け、作曲家、ヴァイオリニストとして活躍した」くらいしか残っていません。彼の書いた「マタイ」の音楽語法は、恐らく当時のチューリンゲンのスタイルの典型的なものであったであろう、と考えられます。ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、そして通奏低音(ここではオルガン)の簡素な響きと、決して声を荒げることのない歌手たちの歌は、ひしひしと胸に迫ってきます。最後の合唱の澄み切った美しさは感涙ものです。(2010/04/07 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777554-2