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フランクフルト・ムゼウム管弦楽団

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    ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」(アーケン/アンガー/ステンスフォルト/ウェストブルク/ブロック/フランクフルト歌劇場管/ヴァイグレ)

    OEHMSレーベルから次々とオペラ全曲盤をリリース。そのどれもが極めて高い完成度を誇るヴァイグレの最新作は、ワーグナーの「ワルキューレ」です。前作「ラインの黄金」では、演出を含めて批評家、聴衆の双方から大絶賛されましたが、今作はそれ以上にいろいろな面で期待が持てるものであり、緊迫した人間ドラマや、迫力あるワルキューレたちの絡みなど聴くべきところの多い仕上がりを見せています。とりわけ、オーケストラの鳴りのよさは特筆すべき点で、スコアの隅々までもが、切れの良い音で浮かびあがりることで、ワーグナーが音で語りたかった部分が白日の下に晒されたとも言える、オケ好きにも満足の行く演奏です。ヴォータンは前作に続くステンスフォルトで、逡巡する父親の思いのたけを歌いあげます。ブリュンヒルデは、今作では日本でもおなじみのスーザン・ブロックが担当。力強さと繊細さを併せもつ、かわいらしいブリュンヒルデ像を作ります。(2012/01/11 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC936

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    ワーグナー:歌劇「妖精」(フランクフルト歌劇場管/ヴァイグレ)

    最近「指輪」全曲を完成させたヴァイグレとフランクフルト歌劇場が次に取り組んだのは、ワーグナー(1813-1883)の初期作品である「妖精」全曲です。カルロ・ゴッツィの原作「へび女」と「からワーグナー自らが台本を作成し1833年から34年にかけて書き上げた大作で、中世の架空の国トラモントで起きた若き王子アリンダルと妖精アーダの物語で、アリンダルが“禁断の質問”をしてしまったために、2人に様々な苦難が降りかかるというお話。先人であるマルシュナー、ウェーバー、メンデルスゾーンなどの影響が強く感じられますが、やはりワーグナーらしく、彼が生涯を通じて追求した「愛、禁じられた質問、救済」の原型があり、また音楽的にもローエングリンを思わせるメロディがあったりと、多少冗長ではありますがなかなか興味深いものです。(2013/01/23 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC940

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    ワーグナー:歌劇「リエンツィ」(ブロンダー/フランクフルト歌劇場合唱団&管弦楽団/ヴァイグレ)

    ヴァイグレとフランクフルト歌劇場によるワーグナー(1813-1893)の初期オペラ・ツィクルス。遂に問題作「リエンツィ」の登場です。この作品は堂々たる序曲が良く知られていますが、内容もまた豪勢なもの。最初の構想では全曲を演奏するのに5時間以上も掛かることもあって、現在では大抵短縮版(この録音も)で上演されています。後のワーグナー作品のような半音階的な音楽ではなく、どこかヴェルディをも思い起こさせる明快なメロディですが、甘い愛のデュエットや、攻撃的な金管楽器の使い方はワーグナー独自のものであり、ヴァイグレはそんな部分も存分に生かした、迫力ある世界を描き出しえtいます。ベテランと若手をバランスよく配した歌手たちの歌唱にも大満足です。(2014/03/26 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC941

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    ワーグナー:歌劇「ローエングリン」(シュトルックマン/ケーニヒ/ニールンド/フランクフルト歌劇場合唱団/フランクフルト歌劇場管/ド・ビリー)

    2010年までウィーン放送交響楽団の音楽監督を務め(後任はコーネリアス・マイスター)、この楽団の士気を飛躍的に高め、かつ意欲的な演奏を数多く聴かせた指揮者ベルトラン・ド・ビリー。現在は世界中のコンサートホールと歌劇場で優れた演奏を披露しています。そんな彼の最新作はフランクフルト歌劇場とのワーグナー「ローエングリン」です。ワーグナー(1813-1883)の初期から中期における作品で、10世紀前半のアントウェルペンを舞台に英雄的なテノール"ローエングリン"と、純真なソプラノ"エルザ"、そして老獪なメゾ・ソプラノ"オルトルート"を中心に陰謀と愛が蠢くストーリー、いつの時代も聴く人の胸を打つものです。歌手たちの力量はもちろんのこと、オーケストラにも高い技術と表現力を要求するこの歌劇、ド・ビリーは透明感溢れる色彩で、見事にワーグナーが望んだであろう響きを表出しています。エルザ役のニュルンドやハインリヒ王役のシュトルックマンの安定した歌唱はもちろんのこと、タイトル役のケーニヒ(風貌は若干こわもて)の堂々たる歌唱にも注目です。(2014/09/24 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC946

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    ワーグナー:楽劇「ニーベルングの指環」管弦楽曲集(フランクフルト歌劇場管/ヴァイグレ)

    「指環」の世界観は好きだけど長過ぎて…。そんな思いを抱いている人も多いことでしょう。そんなファンのために作られたのがこの1枚です。長大な物語の中から聞きどころを抽出、管弦楽曲を中心に名場面が綴られています。ワーグナー(1813-1883)が描き出した壮大なる世界の「入り口」へようこそ。(2013/10/23 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC944

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    ワーグナー:喜歌劇「恋愛禁制」(フランクフルト歌劇場合唱団&管弦楽団/ヴァイグレ)

    このオペラ「恋愛禁制」はワーグナー(1813-1883)がマクデブルクで指揮者としての修業を重ねていた時代の1834年-1836年に書かれ、その直後、彼自身によってマクデブルクで初演されています。物語は16世紀のシチリア島パレルモ。総督フリードリヒは恋愛を禁じ、違反したものは死刑に処すとし、手始めに貴族クラウディオを捉えます。それを知った彼の妹の修道女イザベッラはフリードリヒに助命を乞いますが、フリードリヒは「それなら恋愛の素晴らしさを教えてくれれば許してやろう」と彼女に言うのです。そこでイザベッラは、昔フリードリヒに捨てられたという修道女仲間のマリアーナを使ってフリードリヒを懲らしめる作戦を立てるのです。さて、物語の行く末は???ワーグナー唯一のオペラ・ブッファ的な作品であり、音楽も多分にヴェルディ風ではありますが、なかなか楽しめる軽いオペラです。歌手たちも伸び伸び歌い、ヴァイグレも幾分力を緩めた楽しい音楽を奏でています。(2013/07/19 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC942