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マソ, ホルディ(1967-)

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    モンポウ:歌曲全集 1 - 魂の歌(マテウ/マソ)

    カタロニアの作曲家、フェデリコ・モンポウ(1893-1987)。彼の静謐な音楽は多くの人に愛されています。しかし、ここで聴くことのできる歌曲の何と饒舌なこと。初期の「祖母の歌」を始めとしたいくつかの作品は、カタロニア語の歌詞を持つにも拘わらず、まるでフォーレやドビュッシーのような柔らかく繊細なイメージを伝え、彼の歌曲の中でもよく知られている「夢のたたかい」では、現世との境界線がぼやけて見えるかのような神秘的な美しさを醸し出しています。時として、親しみやすい曲調が楽しめるのは、カタロニア民謡からの引用でしょうか?これを美しく描き出しているのが、ソプラノのマテウとピアノのマソです。モンポウのスペシャリストであるマソのピアノと、マテウの凛とした透明で清冽な声は、モンポウの完成された小宇宙を見事に再現しています。(2014/04/23 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573099

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    モンポウ:歌曲全集 2 - ベッケル歌曲集/子守唄(マテウ/マソ)

    ピアノ曲で知られるモンポウ(1893-1987)ですが、彼はいくつかの素晴らしい歌曲も書いていました。全てを合わせても、ようやくCD2枚に収まってしまう分量なのですが、ここに描かれている世界の何と美しく豊穣なこと。カタロニア語、スペイン語、フランス語と使われる言葉は様々ですが、どの歌も、まるで雪の結晶のような幾多の形を持ち、ひんやりとした肌触りの中に熱い心が感じられるはずです。また、言葉遊びを駆使した「子守唄」の愛らしさはモンポウの意外な一面を見ることができるでしょう。スペインの国民的詩人と称されるグスタボ・アドルフォ・ベッケルの詩に曲をつけた「ベッケル歌曲集」は、あまり演奏される機会のない歌ですが、スペイン語の美しさを存分に生かした上で、官能的な詩に沿った艶かしくも美しい旋律に満たされた曲です。なんとも味わい深く、郷愁に満ちたこれらの歌曲。第1集と同じ顔ぶれでお聴きください。マテウの澄んだ声と、マソの的確なピアノが極上の調べを織り上げます。(2015/03/25 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573100

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    モンポウ:ピアノ作品集 1 - 印象/舞曲集/前奏曲集(マソ)

    カタルーニャ出身、20世紀を代表するスペインの作曲家の一人、モンポウ(1893-1987)のピアノ作品集です。このアルバムに収録されているのは全て世界初録音。ピアニスト、ホルディ・マソがモンポウの家などから最近発見したという作品を演奏したものです。これらは全て1910年から1918年の間に書かれたもので、まだ未発達とはいえ、すでに独自の音楽性が出来つつあったモンポウの並はずれた才能を示すものと言えるでしょう。マソはすでにスペインのピアノ音楽のオーソリティとして知られていますが、このモンポウの録音によって、より高く評価されることは間違いありません。(2011/08/17 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572142

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    モンポウ:ピアノ作品集 5 - ペリンプリナーダ/バレエ/「月の光」によるグロッサと幻想曲(マソ)

    このアルバムは、パリに20年近く滞在したモンポウが、バルセロナへ帰国した後の1944年から1955年の間に書かれたピアノ曲を収録しています。これらは出版されなかった作品で、このマソの演奏が世界初録音となります。バレエ音楽「ドン・ペリンプリン」のピアノ版は2007年に公表されたもので、12曲からなる短い小品からなっています。ロルカの戯曲「庭のドンとベリーサの恋」を下敷きにしたこのバレエは、舞台美術家シャヴィエル・コルの発案で、マーキス・デ・クエヴァスのバレエ団によって依頼されたものです。このバレエは1956年5月8日にリセウ劇場で初演されました。しかし、実のところモンポウは、初演までにオーケストレーションを間に合わせることが出来ず、友人であるモンサルバーチェに助けを求める他ありませんでした。モンサルヴァーチェはオーケストレーションを施した上で、2曲のダンスを追加し、初演に間に合わせることができたのです。時としてプーランクやワーグナーを思わせるロマンティックな個所もありますが、やはりモンポウらしい音楽で、スペイン風でエキゾチックな味わいです。(2010/05/19 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570956

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    モンポウ:ピアノ作品集 1 - 歌と踊り/魔法(魅惑)/子供の情景(マソ)

    スペインの至宝ともいわれるモンポウの音楽は、確かに民族色が基調となっていますが、それは単に民族色を纏わせた異国趣味とは縁遠く、「作曲者自身の肉声を音楽で綴ったがゆえの民族色」とでもいうべきものです。極めて内省的で、声高に叫ばれることは決してないのに、これほどまでに生々しく聴く者の胸に迫る音楽は、この世のものとは思えないほどの純度の高さを持ちます。民族的語法を用いながら異国趣味を超越し、僅か数分という小さな時間枠の中に豊穣な音楽世界を凝縮したという点では、ショパンが最晩年に到達したマズルカの最高傑作群に匹敵するものといえましょう。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554332

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    モンポウ:ピアノ作品集 2 - 12の前奏曲/郊外/魔法の歌(マソ)

    どの曲もたった数分という短さ、そしてそこに込められた果てしなく深い情感と、モンポウのピアノ曲には敢えていうなら「侘び寂び」の境地とか、短歌や俳句の凝縮された世界を想い起こさせるものがあるような気がします。そしてこの溢れんばかりの哀感を表出する礎となっているのが、鋭敏なピアノという楽器に対する感覚です。絢爛たる超絶技巧とはあまり縁がありませんが、ドビュッシーやラヴェルの影響を受けつつも、独自の完成を見せた微に入り細を穿つピアノ書法は洗練の極みといってよいでしょう。例えば前奏曲第7番や「郊外」の第1曲で、キラキラと振りまかれる細かな音型などの美しさといったら!(2000/03/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554448

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    モンポウ:ピアノ作品集 3 - 風景/内なる印象(哀歌)/3つの変奏曲(マソ)

    内面から沸々と湧き上がる訥々とした情感を溢れんばかりに湛えたモンポウのピアノ音楽集、当巻ではついに大作「ショパンの主題による変奏曲」が登場します。某胃腸薬のCMでも有名なショパンのイ長調前奏曲を20分以上にわたって展開しますが、第1変奏からはすべてモンポウ流和声に貫かれており、その繊細な美しさには息を呑む思いです。珍しくヴィルトゥオーゾ風の展開に傾く場面でも、不思議と静かな感動が忍び寄ってくるところもまさに彼流といえましょう。その他も触れば壊れてしまいそうなほどデリケートな作品ばかり、スピーカーのヴォリュームをほどほどに絞って、こういった音楽に静かに耳を傾けてみると、本当に心が安らぎます。(2000/11/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554570

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    モンポウ:ピアノ作品集 4 - ひそやかな音楽/橋/山(舞曲)(マソ)

    もともと賑々しさよりも、静謐な美しさが目立つものが多いモンポウの音楽ですが、彼の最高傑作とも目される、28曲からなるこの曲集は、もうタイトル自体が「ひそやかな音楽」と、内容そのもスバリとなっています。俗世間や時流におもねるとかいったことを完全に超越し、自らの感性を純粋に貫き通して紡ぎだした、ゆったりと静かな音の流れは、まさに「感動」の一言です。世界初録音となるフィルアップの2曲もなかなかの佳曲で、最初期の作品ながら後の大成を大いにうかがわせる「山」、ちょっとセンチメンタルな感のあるメロディーが親しみやすい「橋」、ともに中々いい味を出しています。(2002/07/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554727