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リース, フェルディナント(1784-1838)

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    リース:交響曲第3番、第5番(チューリッヒ室内管/グリフィス)

    ベートーヴェンの弟子で、その伝記作者として有名なリースですが、作品についてはほとんど知られていません。彼は生涯に交響曲を8曲(第1?7番と番号なしの1曲)作りましたが、その多くは師匠の第7から第9の間の時期に作曲され、結局シュポーアなどの交響曲とともに忘れ去られてしまいました。この2曲は、「これ、ベートーヴェンの新発見の交響曲だよ」と言われたら信じてしまいそうなくらい師匠似で、つまりなかなか立派な堂々たる交響曲です。特に第5番(作曲順で言えば2番目)は、第1楽章で「運命」のモティーフがはっきりと現れて驚かされるだけでなく、「英雄」や「田園」にそっくりな部分もあって、師の存在の大きさに苦笑させられます。一方、2年後に作曲された第3番は、転調法などに独創性が見られ、何とか師の影響から脱しようとするリースの努力がうかがえます。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:999547-2

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    リース:交響曲第4番、第6番(チューリッヒ室内管/グリフィス)

    リースが師ベートーヴェンの影響を強く受けながらも、堅実な作曲技法を身につけた立派な作曲家だったことは、cpoのシリーズを聴けばすぐにおわかりいただけるでしょう。第4交響曲は、ヘ長調という調性からして「田園」みたいな曲かと思うとはずれます。確かに、田園風なホルンの吹奏もありますが、もっと力強く堂々たる交響曲です。第1楽章の序奏は師匠の第4番の序奏を連想させる神秘的なものですし、第3楽章はまさに第7番のスケルツォそっくりで、笑ってしまいます。一方、第6交響曲は師匠の影響は少なく、より古典的な面が見られます。第4楽章はトルコ風の音楽で、「民衆の祭り」とでも呼びたいようなにぎやかで楽しい曲になっています。(2003/02/01 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:999836-2

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    リース:交響曲第7番、第8番(チューリッヒ室内管/グリフィス)

    (2004/01/01 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:999904-2

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    リース:チェロ・ソナタ集 Op. 21, 125/序奏とロシアの踊り/ロマンス(ラリシュ/ヒル)

    (2000/10/01 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:999666-2

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    リース:チェロ作品全集 2 - チェロ・ソナタ集 WoO 2, Op. 34/ピアノ三重奏曲 Op. 63/3つのロシアの歌による変奏曲(ルンメル/ラム/ストロイスニヒ)

    祖父の時代からケルン選帝侯に仕える宮廷音楽家の一族の一人として生まれたフェルディナント・リース。彼の父は人格者として知られ、一時期ベートーヴェンにヴァイオリンを教えたこともあるほどの人物でした。その父から音楽教育を受けたリースはすくすくと才能を伸ばしましたが、1794年のフランス革命軍によるボン占拠のため、父は職を失い、彼自身の将来も絶たれてしまいました。そのため、彼の父はかつての教え子であるベートーヴェンに息子フェルディナントを託したことで、2人の師弟関係が始まることとなります。このアルバムに収録されたチェロ・ソナタはリースが15歳の時の作品であり、意欲的な作風は彼の豊かな才能をはっきりと示しています。他の曲もそれぞれ、巧みな作曲技法が用いられており、ベートーヴェンからメンデルスゾーンへと繋がるロマン派のチェロ作品として、強い存在感を発揮しています。(2019/08/30 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573851

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    リース:チェロ作品全集 1 - チェロ・ソナタ集 Opp. 20, 21, 125 (ルンメル/ストロイスニヒ)

    「ベートーヴェンの弟子」として知られるフェルディナント・リース。作曲家として300曲に及ぶ数多くの作品を残しましたが、最近までほとんど顧みられることはありませんでした。しかし21世紀になってようやく作品が演奏されるようになり、単なる「ベートーヴェンの弟子」としては片づけられないほどの才能を目の当たりにできるようになりました。このアルバムに収録されているチェロ・ソナタのうち、1808年に書かれた2つの作品は、彼の師であったチェリスト、ベルンハルト・ロンベルクに捧げられています。しかしベートーヴェンの影響も強く、とりわけOp.21のイ長調は、同じくイ長調で書かれたベートーヴェンの第3番を熟知していたとされるリースらしい「師匠を意識した作品」として仕上がっています。しかし後半生にはベートーヴェンの影響から脱したとされるリース、1823年のチェロ・ソナタではロマン派の様式を先取りした壮大かつ凝った作風を見せています。特に第3楽章での激しく移り変わる表情に注目。ウィーンの名手ルンメルの演奏です。(2018/06/27 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573726

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    リース:ピアノ・ソナタ集 Op. 9, 26 「不運」(エーラー)

    (2006/04/01 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777136-2

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    リース:ピアノ・ソナタとソナチネ全集 6 - Op. 6, 47, 160 (カガン/プリマコフ)

    NAXOSレーベルではすっかりおなじみ、ベートーヴェンの弟子であり友人であったフェルディナント・リース(1784-1838)のピアノ・ソナタ&ソナチネ集の第6集は、彼の連弾のための3つのソナタ(ソナチネ)です。彼の作品の中におけるピアノ・ソナタは特別な意味を持つことは間違いなく、初期のものは師であるベートーヴェンの影響を受けつつも、後期の作品はロマン派の作曲家たち、メンデルスゾーンやシューマンに強い影響を与えるほどに熟成したものとなっていました。このアルバムに収録された3曲は、どれもが個性的な表情を湛えた素晴らしい音楽です。規模が小さく単純な構造を持つOp.6のソナチネの主題は、一瞬ベートーヴェンを思わせますが、もっともっと無邪気で楽しい音楽です。作曲されたのは意外に遅くリース自身のカタログによると1825年とされていますが、これは恐らく教育用に書かれているため、ことさら易しく作られているのでしょう。Op.47のソナタは1816年の作品で、リースがヨーロッパ・ツアーを成功させた後、ロンドンで新しく地位を築いた頃の作品です。1831年頃に作曲されたOp.160のソナタは「グランド(大)・ソナタ」として出版され、カール・チェルニーに献呈されました。ピアノの鍵盤を隅から隅までフルに使い、オーケストラを凌駕する厚い響きを追求。またイ長調と銘打たれているものの、音楽は長調と短調を行き来するなど、想像を遙かに超えた充実した音楽が展開されていきます。(2013/09/25 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573063

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    リース:ピアノ・ソナタとソナチネ全集 1 - Op. 11, 45 (カガン)

    ベートーヴェンの弟子であり親友としてもおなじみ、フェルディナント・リースですが、彼の書いたこれらのピアノ曲は、シューベルトやその先のショパンを予見させる独創性に満ちた才気渙発な作品です。なかでも1811年から12年、彼がロシアへの演奏旅行中に書いた美しいソナチネは、内容がぎっしり詰まった名作と言えましょう。(2008/10/08 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570796

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    リース:ピアノ・ソナタとソナチネ全集 2 - Op. 1, 5 (カガン)

    ご存知、ベートーヴェンの弟子、友人であったフェルディナント・リースの作品集第2集です。彼がソナタを作曲した当時は、このジャンル自体が大きな転換期を迎えていた頃で、彼はハイドンやベートーヴェンの作品をお手本にしつつも独自の形式を開発し、その独創性は後のシューベルト、シューマン、そしてショパンさえも予感させるものでした。第2集もスーザン・カガンの丁寧な演奏によって、知られざる作品が蘇ります。(2009/03/25 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570743