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モンポウ, フェデリコ(1893-1987)

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    ギターリサイタル:アンティゴーニ・ゴーニ

    ギリシャ生まれで欧米で活躍するギタリスト・ゴーニは、ジャケットでご覧の通りの個性的な美貌を誇りますが、数々のコンクールで優勝した大型新人です。待望のナクソス・デビュー盤は、20世紀のちょっといい小品で固めた選曲がミソ。特にイタリア生まれのドメニコーニの作品は、作曲者名を知らないからといって見逃すと損する抒情的な一品。バリオスの幻想的な題名のトレモロのエチュードもいいし、知る人ぞ知る抒情作曲家モンポウ唯一のギター作品も聞けるし、技巧的難曲として有名なロドリーゴや、硬派なブローウェルまで、全て聞き手を楽しませます。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553774

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    ギターリサイタル:デヤン・イヴァノヴィッチ

    アルバムを誰もが知ってる名曲「アルハンブラの思い出」で締めるとは心憎い演出ですが、既に来日経験もある若き巨匠イヴァノヴィッチは、20世紀生まれの作曲家に拘って選曲、ギター音楽の新しい地平を拓く才人です。特に注目は英国が生んだ2人のイケてる作曲家、ベネットとアーノルド。前者のソナタは十二音技法によるけれど、なぜかカッコいいから不思議。後者は14と16の小唄がきれいのなんのって。きれいと言えばお馴染みモンポウの7が最高だし、無名の1もしびれるメロディー。カッコよさでは18の指がつりそうな技巧性もいいし、スペインのガルシア・アブリル作品が実にクール!(2002/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557038

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    シネマ・クラシックス 2003

    音楽をジャンルの壁無しで楽しめる時代になった21世紀、今や映画はクラシック音楽抜きでは語れなくなりました。「戦場のピアニスト」のように、ショパンのピアノ曲そのものがメインになる作品も登場しました。ピアノ・サウンドが多いのが特徴の当アルバムの中でも、特にお薦めはモンポウのピアノ曲。まるでオリジナルの映画音楽として作曲されたかのようなロマン、これは知っておきたい小品ですね。映画で選択されるということは、世相を反映しているはず。映画館での感動を自宅に持ち帰りたい貴方だけでなく、トレンドに敏感な貴方にもお薦めします。(2003/09/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.556696

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    ショーソン/ショパン/ガルシア・ロルカ/グリーグ/カルウォヴィチ:声楽と室内楽作品集(詩と音楽)(A. サヴァール/ヒルンド・マリス)

    【アリアンナ・サヴァールとペッテル・ウトランド・ヨハンセンが歌いあげる、詩と音楽の美しき融合】ヒルンド・マリスによる、ヨーロッパの詩人たちと作曲家たちの関係に焦点を当てたアルバム。ゲーテやリルケ、リュッケルト、シェイクスピア、イプセンといった大詩人、シューマン、ショパン、リヒャルト・シュトラウス、グリーグなどの大作曲家はもちろん、スペイン内戦で銃殺されたフェデリコ・ガルシア・ロルカや、雪崩で遭難したミェチスワフ・カルウォヴィチといった、非業の死を遂げた芸術家の作品、アリアンナ・サヴァールの自作も収録しています。ギターやハープといった撥弦楽器を主体としたアンサンブルの美しい響き、グループを主宰するアリアンナ・サヴァールとペッテル・ウトランド・ヨハンセンの済んだ歌声、ヒルンド・マリスが録音場所として好んで使用する教会の豊かなアコースティックを通じ、これらの作品の魅力を存分に楽しむことが出来るアルバムです。(2021/10/22 発売)

    レーベル名:Fuga Libera
    カタログ番号:FUG772

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    女性ピアニストたち - 歴史的名演集 4 (1921-1955)

    どうしても歴史の影にかくれがちだった20世紀初頭の女性ピアニストたち。彼女たちは、どれほど素晴らしい才能を有していたとしても、「ピアニスト」として認められることは難しかったのはご存知の通りです。このシリーズを通して聴くことができる彼女たちの名演は、ほんの片鱗ではありますが、どれも驚くほどに素晴らしく、他多様性に満ちています。30歳の若さでこの世を去った伝説的名手タマルキーナの豪快で力強いショパンや、ほとんど音源の残っていない1913年生まれのフックソーヴァのしっとりした演奏など、このアルバムを聴いているだけで、野に咲く花々を一輪ずつ眺めるような楽しさがあります。(2012/07/18 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.111218

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    スペイン古楽、ラテン音楽の「いま」と出会う 〜ホアン・マヌエル・セラから黄金時代へ(カペラ・メディテラネア)

    地中海――イタリアのみならずスペインや南仏、さらにはモロッコやトルコなどさまざまな音楽伝統が入り乱れる、この大きな海の名を冠した古楽グループ「カペラ・メディテラネア」は、今や古楽の新たなる揺籃の地となりつつあるアルゼンチンから来た、欧州随一の古楽鍵盤奏者・合唱指揮者アラルコンが率いるラテン感満点のアンサンブル。それぞれソリストとしても活躍を続けるラテン系の古楽器奏者・古楽歌手が多数加わるこのグループに、今回は『ブエノス・アイレス・マドリガル』(MA Reccordings)をはじめ数々の地方音楽フュージョン古楽を成功させてきた、リュートとギターの才人キート・ガートが参加。カタルーニャ出身の世界的名歌手ホアン(ジュアン)・マヌエル・セラのヒットナンバーを、そこにひそむスペイン古楽との親和性を活かしながら縦横無尽、古楽器集団との精妙なパフォーマンスに昇華してみせました。ノンヴィブラートめのしなやかな古楽歌唱(ソロ録音も多いマリアナ・フロレスやウーゴ・オリヴェイラら、古楽界の超実力派が続々!)も痛快、16世紀の黄金時代の音楽から18世紀を生きたヴァイスやカバニリェス、さらにモンポウの「静かな音楽」まで、カタルーニャに軸足を置きながらラテンの音楽史をあざやかに見渡す自在なプログラムもきわめて魅力的。オーガニックなスペイン古楽ハープやバロックギターのサウンドにキート・ガートならではの迸る感性が彩りを添える、どこか切ない南国の夜をじわりと思い起こさせてくれる逸品です。(国内盤には歌詞日本語訳付。)(2018/10/26 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA412

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    トゥリーナ/グラナドス/モンポウ/オブラドルス/ガルシア・アブリル:ソプラノのための作品集(ラモス)

    才能ある若いアーティストのファースト・アルバムをリリースする「Premiere Portraits」シリーズ、今作はプエルトリコ出身のソプラノ、メルバ・ラモスをフィーチャー。彼女はプエルトリコの首都サン・ファンのパブロ・カザルス音楽院で学び、数々の賞を獲得、やがてケルンとヴッパータールのオペラ・スタジオで活動し、2003年にウィーン・フォルクスオーパーのアンサンブルにコロラトゥーラ・ソプラノとして参加、名声を高めます。並行してベルリン・コミッシュオーパーをはじめ、ボン、マンハイム、ハンブルクなどドイツのオペラ・ハウスで歌い、着々と活動の幅を広げています。このアルバムではスペインから南米の歌を母国語でじっくり聴かせます。(2019/09/20 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C3008

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    ドミートリー・パパーノ - 珍しいアンコール集

    (2011/08/10 発売)

    レーベル名:Cedille
    カタログ番号:CDR90000-007

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    ファリャ/グラナドス/モンポウ/ロドリーゴ/モンサルバーチェ:スペイン歌曲集(クシュプラー)

    双子のアンサンブル、クシュプラー姉妹によるスペインの歌曲集です。以前にはロシアの歌曲集(C5039)で、チャイコフスキーやラフマニノフをはじめとした濃密な歌曲を披露していた2人ですが、今作ではまた違った「激しく内面で燃え盛る情熱」を有したモンポウを中心に、グラナドス、ファリャ、ロドリーゴ、モンサルバーチェを聞かせます。変幻自在な歌に寄り添うピアノの香り高い表情をお楽しみください。ピアニストのオレナ・クシュプラーはモンポウを得意としており、彼女のソロ・アルバム(C5115)も高く評価されています。(2015/08/26 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C5193

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    フレイシャス/オルテガ/プラト/セッラ/トルドラ:テノールのための作品集(アレグレト)

    (2022/04/15 発売)

    レーベル名:IBS Classical
    カタログ番号:IBS-252021