シューマン, ロベルト(1810-1856)
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アメリカの若いヴィオラ奏者、マシュー・リップマンの「Ascent」。このデビュー・アルバムは、彼の亡くなった母親に捧げられており、ゆったりとした美しい曲ばかりが選ばれています。なかでもショスタコーヴィチの即興曲は長らく行方不明になっていた作品(作品番号33は付随音楽「呼応計画」に付けられている)で、モスクワ国立公文図書館から発見された楽譜により世界初録音がなされています。また、ワックスマンの「カルメン幻想曲」も、ヴィオラで演奏されるのはこれが初めての録音となります。ニューヨークタイムズ紙で「豊かな音色とエレガントなフレージング」と評されたリップマンの素晴らしい技巧と音楽性が存分に発揮されています。(2019/10/25 発売)
レーベル名 | :Cedille |
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カタログ番号 | :CDR90000-184 |
20世紀から21世紀に書かれた革新的で冒険的な作品をレパートリーの中心に持つ英国のソレム四重奏団。今を生きる作曲家とのコラボレーションに情熱を注ぐだけではなく、現在彼らが取り組む「「Beethoven Bartok Now」のコンサートや、弦楽四重奏とエレクトロニクスを融合した音楽を英国中のナイトクラブに持ち込むなどの実験的な試みが高く評価されています。このアルバムでは、トーマス・アデスが一日の情景を音で描いた「4つの四重奏曲」を軸に、様々な作品を時系列に沿って配置するという興味深い選曲がなされています。ガーニーやパーセルの眠りから昼間にかけての音楽、バルトークの村の祭りの音楽の他、民謡、現代作品がバランスよく置かれています。そしてアルバムの最後はケイト・ブッシュのアンド・ドリーム・オブ・シープで締めくくられ、聴き手は刺激的な一日を楽しむことができるという趣向です。(2021/10/29 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
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カタログ番号 | :ORC100172 |
ウィグモアホール国際歌曲コンクールや、フーゴー・ヴォルフ・コンクールで入賞を果たしたテノール、スチュアート・ジャクソン。アムステルダム・コンセルトヘボウでマーラーの「大地の歌」、ロンドンでティペットの「我らの時代の子」、シュトゥットガルトで「ドン・ジョヴァンニ」のドン・オッターヴィオなどを歌い、幅広く高い評価を得ています。このデビュー・アルバムでは「献身の愛」をキーワードに、ヨーロッパの珠玉の歌曲を厳選して収録しました。ピアニストのジョスリン・フリーマンは、これまでも「情熱」や「あこがれ」などをテーマに系統だった選曲のリサイタルを共に開催して来た、信頼できるパートナー。ブリテンの機知と浮遊感、ヴォルフの優しさと官能、リストの情熱、そしてシューマンの献身を鮮やかに伝えています。ラストには、夭逝した英国の作曲家ブラウンの美しい小品も。(2020/07/22 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
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カタログ番号 | :ORC100139 |
(2015/04/22 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM216 |
“深々とした”、“神々しい”といった言葉で語られがちなマリアン・アンダーソンですが、当盤はシューベルトの《ます》やシューマンの〈くるみの木〉といった名曲も収録。トスカニーニが「100年に1人のすばらしい美声」と賛辞を呈した彼女の歌声を堪能することができます。十八番の黒人霊歌やオペラのアリアに加え、ヴィオラの名手プリムローズが、マスネの《悲歌》とラフマニノフの〈夜の静けさに〉の2曲で共演。その流麗で優美な音色と包容力あふれる歌唱が絶妙にマッチしています。あのクライスラーの共演者としても著名で、晩年期にもアンダーソンとレコーディングを行っているフランツ・ルップのピアノも大きな聴きどころのひとつです。(2005/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Nostalgia |
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カタログ番号 | :8.120779 |
ドイツ語で「親和力」と題されたこの1枚。一見、ばらばらに見える曲たちが独特の内的要因で結びつき、これらが集まることで美しい光を放っています。シューベルトとシューマンの親密な室内楽と、対照的な現代作品の響きの対比、また知られざる作曲家アンドレーエの、ドヴォルザークにも似た美しいメロディ(とりわけ第3楽章の口ずさみたくなるような人懐っこさ)もたまりません。雄弁なピアノ、渋いチェロ、そして艶のあるヴァイオリンが溶け合う瞬間に何かが生まれます。(2013/03/27 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM180 |
20世紀前半から半ばに欠けてはピアノの演奏スタイルが変動した時期でした。リストなどの流れを直接くむロマンティックな派(フリードマンやレヴィーンなど)やその衣鉢を継ぐ者(ホロヴィッツ)に加え、新思考(プロコフィエフ)や原典主義(シュナーベル)も台頭し、やがては現代につながるスタイルが現れてきました。スタイルは様々あれど、いずれも個性的かつ巨匠の風格をもった演奏家達でありました。このCDに収められているのは、そうした各様式・時代の象徴ともいうべき名ピアニスト達の演奏の数々です。(2003/11/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110783-84 |