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シベリウス, ジャン(1865-1957)

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    シベリウス:組曲「レンミンカイネン」/交響詩「ポヒョラの娘」(フィンランド放送響/リントゥ)

    ハンヌ・リントゥとフィンランド放送交響楽団による説得力たっぷりのシベリウス(1685-1957)作品集です。組曲「レンミンカイネン」は"4つの伝説"とも呼ばれる、フィンランドの叙事詩「カレワラ」に基づいた作品で、完成までに長い期間を要したシベリウス渾身の作品です。数奇な運命を辿った男"レンミンカイネン"を巡る物語ですが、シベリウスはこの荒唐無稽な物語に死の香りを漂わせた重厚な音楽を付け、普及の名作を書き上げたのです。「トゥオネラの白鳥」が良く演奏されますが、他の3つの曲もいかにもシベリウスらしい清冽で描写的な音楽です。交響詩「ポヒョラの娘」も、「カレワラ」に基づくものですが、こちらは別のエピソード。難攻不落な問いを出して、男を翻弄する北国の娘が主人公です。シベリウス生誕150年を記念するにふさわしい最強の1枚です。(2015/05/27 発売)

    レーベル名:Ondine
    カタログ番号:ODE1262-5

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    シベリウス:クレルヴォ交響曲(ヘルシンキ・フィル/セーゲルスタム)

    (2010/08/09 発売)

    レーベル名:Ondine
    カタログ番号:ODE1122-5

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    シベリウス:クレルヴォ交響曲(ルサネン/エストニア国立男声合唱団/ポリテク合唱団/フィンランド放送響/リントゥ)

    (2019/10/25 発売)

    レーベル名:Ondine
    カタログ番号:ODE1338-5

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    シベリウス:劇音楽「クオレマ(死)」/組曲「クリスティアンII世」/序曲 イ短調(パヤラ/トリッカ/トゥルク・フィル/セーゲルスタム)

    2015年はシベリウス(1865-1957)生誕150周年にあたります。数多くのシベリウス作品がリリースされますが、このセーゲルスタムによる管弦楽作品集も、選曲の見事さと、確固たる解釈に裏打ちされた演奏は、全てのシベリウスマニアの心を捉えること間違いありません。近代フィンランドの音楽発展に最も寄与した人物であり、その壮大な交響曲と、民俗物語をふんだんに取り入れた管弦楽作品は、現在でも広く愛されています。しかし、まだまだ良く聴かれる曲は一部であり、このアルバムに収録された「クリスティアンII世」すらも、遍く知れ渡っているとはいえないのではないでしょうか?それでも「悲しきワルツ」の原型が含まれる劇音楽「クオレマ(死)」は比較的有名な作品ですが、前述の「悲しきワルツ」の元の形すらも、あまり演奏されることはありません。勇壮なファンファーレで始まる「イ短調序曲」はたった一晩で書き上げられたという言い伝えのある作品(信憑性には乏しい)で、なかなかユーモラスな部分もあったりと、面白い作品です。スウェーデン語に翻訳されたシェークスピア文学が元になった「十二夜」、前述の「クリスティアンII世」と、交響曲では味わえないシベリウスの新しい面を知ることができる素晴らしい1枚です。(2015/07/29 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573299

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    シベリウス:劇音楽「スカラムーシュ」(トゥルク・フィル/セーゲルスタム)

    1912年に作曲が始められ、その翌年12月に完成されるも、実際に上演されたのは9年後の1922年という、いわばシベリウス(1865-1957)の"不遇の作品"ともいえる劇音楽「スカラムーシュ」です。クヌーセンの台本は、対話を含むパントマイム形式のもので、レイロンという男の妻をせむしのヴィオラ弾き「スカラムーシュ」が誘惑、怒ったレイロンに殺されてしまうという悲劇ですが、当時のウィーンの劇作家アーサー・シュニッツラーが書いた「ピエロのヴェール」(エルノ・フォン・ドホナーニが音楽をつけた)の模倣とされてしまったのです。もちろんクヌーセンは、シュニッツラーよりも前にこの物語を計画していたと主張しましたが、シベリウス自身は「この仕事を引き受けたために神経がぼろぼろになった」と日記に記すほど消耗していたようです。しかし、この音楽は見事なもので、弦楽器中心のオーケストラをバックに独奏ヴィオラが活躍、そこにチェロが絡みながら、明快な情景を描き出していくのです。しきりに現れる舞曲が印象的で、時にはスペイン風のボレロのリズムを刻んでみたり、幻想的なゆったりとした音楽になったりと、変幻自在です。そして、その響きは常にシベリウスのもの。まるでオペラのように物語と音楽が融合した壮大な作品となっています。(2015/12/23 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573511

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    シベリウス:劇音楽「テンペスト」(フィッシャー/ニールセン/ビェルステッター/クヌーセン/エルスベリ/デンマーク王立歌劇場合唱団/デンマーク王立管/カム)

    1925年から1926年、交響詩「タピオラ」と並行して作曲が進められた劇音楽『テンペスト』。シェイクスピアの同名戯曲につけたこの音楽は、シベリウスの創作活動の末期、いわゆる"ヤルヴェンパーの沈黙"に入る直前に書かれたものですが、スケールの大きいシンフォニックな仕上がりのため、シベリウス屈指の名作のひとつとされています。もともと1901年に友人から『テンペスト』への音楽を作ることを提案されていたシベリウスは、当時からシェイクスピア作品の持つ世界観に魅せられていましたが、1925年に再び作曲を依頼されたことで、想像力を存分に生かした作品を書き上げました。冒頭の難破船の恐ろしい音像から、幽玄な歌、騒々しい人物描写、驚くべき自然の喚起など原作の持つ不思議な世界のテーマを、自由な発想で独自の音として描き出したのです。とはいえ、全5幕34曲(後に1曲追加)で構成されたこの作品は、全曲が演奏されることは稀であり、現在ではシベリウス自身が編纂した組曲として演奏されます。北欧音楽の名匠、オッコ・カムの指揮によるこの全曲盤は作品が初演された劇場でのデンマーク語による演奏。作品の正しい姿を伝えるにふさわしい1枚と言えるでしょう。(2022/11/11 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.574419

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    シベリウス:劇付随音楽「白鳥姫」/劇付随音楽「とかげ」/孤独なシュプール/メロドラマ「伯爵夫人の肖像」(エークルンド/トゥルク・フィル/セーゲルスタム)

    シベリウス(1865-1957)の劇音楽の中でも比較的地味な存在である「白鳥姫」が生まれたきっかけは、1905年にメーテルランクの戯曲「ペレアスとメリザンド」のヘルシンキ初演でした。これはシベリウスが曲を付けたものでしたが、劇で主役のメリザンドを演じたハリエット・ボッセの夫、ストリンドベリがこの音楽に大感激したことで、自作の劇「白鳥姫」にも音楽を付けてほしいとシベリウスに懇願。しかしストックホルムで初演が叶わず、結局はスウェーデンの劇場が介入し、改めてシベリウスに作曲を依頼し、1908年にようやく初演が行われたというものでした。ストリンドベリはこのお話に様々なおとぎ話の要素を取り入れたため、中心となるのは白鳥姫と魔女である継母の確執であり、王子とのロマンスというある意味普遍的な(よくあるとも言う)作品になってしまったのは、仕方ないことなのでしょう。シベリウスはこの劇に普段の作風とはちょっと違う、グリーグ風の音楽を付けています。通常は組曲版が演奏されますが、やはり全曲を聴くことでシベリウスの本意が伝わるはずです。他には、あくまでも劇音楽として完結しているためコンサートでは演奏されることのあまりない「とかげ」と、2つの朗読劇が収録されています。あまり知られていないシベリウスをご堪能ください。(2015/11/25 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573341

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    シベリウス:弦楽四重奏曲 イ短調/ニ短調(ジャン・シベリウス四重奏団)

    (2010/08/09 発売)

    レーベル名:Ondine
    カタログ番号:ODE773-2

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    シベリウス:弦楽オーケストラのための作品集(ヴィルトゥオージ・ディ・クフモ/チャバ)

    (2010/08/09 発売)

    レーベル名:Ondine
    カタログ番号:ODE830-2

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    シベリウス:クレルヴォ交響曲 Op. 7(トゥルク・フィル/パヌラ)

    有名な7曲の交響曲を作曲する前、留学時代に着手した作曲者初の管弦楽作品がこの「クレルヴォ交響曲」です。フィンランドの叙事詩「カレワラ」を題材にした独唱と男声合唱付きのこの野心作は、初演の好評にもかかわらず、作曲者自身によって封印される運命を辿ります。しかし作品そのものは、濃厚な民族的色彩とともに、作曲者の青春の息吹が感じられる魅力たっぷりの名作であることは疑いありません。フィンランドの演奏家達のスリリングな演奏が、無限の魅力をつまびらかにします。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553756