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シュターミッツ, カール(1745-1801)

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    カール・シュターミッツ:協奏交響曲集

    【ポール・メイエが指揮するカール・シュターミッツの協奏交響曲集】18世紀ドイツ、プファルツ選帝侯カール4世フィリップ・テオドールの宮廷楽団で活躍した作曲家たちによる"マンハイム楽派"。この中心人物の一人であったカール・シュターミッツ(マンハイム楽派の創始者とされるヨハンの息子)は多数の交響曲や協奏曲を残しましたが、バロックの合奏協奏曲に倣った「協奏交響曲」も40曲近く残しています。これらは少なくとも2人のソリストがオーケストラと対峙するのが特徴で、トゥッティ(総奏)とソロのセクションが並置されているものの、通常の協奏曲よりはトゥッティの部分が大きな割合を占めています。カール・シュターミッツの作品はたいてい3楽章で構成されており、ヴァイオリンとチェロが独奏を務めるものが多いのですが、中には7つの楽器をソロとしている曲もあります。これらのほとんどは1770年代にパリで書かれ、印刷されました。前2作のクラリネット協奏曲集(555053、555415)に引き続き、ポール・メイエが2019/20シーズンより首席指揮者を務めるマンハイム・プファルツ選帝候室内管弦楽団とともに他の独奏者を交え伸びやかな演奏を聴かせます。また協奏曲第9番では第2楽章のヴァイオリン・ソロ・パートを代替え可能とされているクラリネットで演奏。名技を披露しています。(2023/10/06 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555467-2

  • アダージョ 2

    (2010/06/16 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.578062-63

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    ヴィヴィッド・ヴィオラ

    ヴァイオリンほど華やかではなく、チェロのような存在感はなく、コントラバスのようにジャズなどでも活躍することはなく、とにかく「地味な弦楽器」として扱われてしまうヴィオラ。しかし豊かな表現力と、味わい深い音色を持ち、オーケストラの中でも「中音域を支える立役者」として大切な役割を担っています。古典派以前の時代には、ヴァイオリンやチェロのようには独奏楽器として扱われることはあまりありませんでしたが、20世紀になると自らが優れたヴィオラ奏者だったヒンデミットを筆頭に、「ヴィオラのための作品」は数多く書かれており、現代ではコンサートホールでも中心的役割を果たすことができるようになりました。このアルバムではテレマンからウォルトンまで、多彩な作曲家によるヴィオラ作品を聴くことができます。(2019/08/30 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.578186

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    シュターミッツ:3つのオーボエ四重奏曲/M. ハイドン:ディヴェルティメント ハ長調(バッチーニ/シモンチーニ/ステヴァナート)

    兄ヨーゼフがウィーンで成功したため、弟ミヒャエルはザルツブルクを活躍の場に選びました。その狙いは見事に当たり、彼は同時代の作曲家の中で大きな賞賛を勝ち得たのです。ヨーロッパ各地で活躍したシュターミッツも多くの作品を残しましたが、現在では室内楽の大家として知られます。同時代の2人の作曲家の典雅かつ名人芸を駆使した流麗な作品をお楽しみください。(2008/12/10 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570178

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    シュターミッツ:ヴィオラ協奏曲第1番/ホフマイスター:ヴィオラ協奏曲(ヴィクトリア・チャン/ボルティモア室内管/ザーカー)

    マンハイム楽派の傑出した音楽家であるシュターミッツと、出版事業でも知られるホフマイスター。彼らの作品は、どうしても同時代の天才、モーツァルトの影に隠れがちですが、こうして改めて聴いてみると、その独自性溢れる音楽には感嘆せずにはおれません。父ヨハンから音楽教育を受け、パリでヴァイオリニストとして活躍したシュターミッツの作品は、超絶技巧をふんだんに使った華麗なもの。オーケストラ・パートの充実した書法も魅力的です。かたやホフマイスターの作品は、どちらかというと簡潔な書法で書かれ、優雅さが際立つものです。「すばらしく深く、対話に満ちた音」とボルティモアの新聞評で絶賛された女性ヴィオリスト、チャンの演奏で。(2011/09/14 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572162

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    C. シュターミッツ:2つのクラリネットのための協奏曲第4番/四重奏曲 ト長調/J. シュターミッツ: 変ロ長調(ダインツァー/エンゲル/カペラ・コロニエンシス/フェッロ)

    (2009/04/15 発売)

    レーベル名:Phoenix Edition
    カタログ番号:Phoenix177

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    C. シュターミッツ:4つの交響曲(ケルン・アカデミー/ヴィレンズ)

    マンハイム楽派の創始者として知られるヨハン・シュターミッツの長男、カール・シュターミッツは父から教えを受け、父の死後、1762年からマンハイム宮廷楽団で演奏、その後、パリでヴァイオリニスト、ヴィオラ奏者としてとして活躍しました。また多感様式やギャラント様式の影響を受けた交響曲と協奏曲をあわせて100曲以上残し作曲家としても成功。交響曲の形式での更なる新しい道を模索したシュターミッツは、1772年にヴェルサイユで構想した「大田園交響曲」で素晴らしい表題付きの交響曲を生み出しました。田園のすが すがしい朝から夜、そして狩りの風景を描いたこの作品は当時としてはかなり革新的な雰囲気を備えています。以前、ラ・フォル・ジュルネで演奏されて話題となったクネヒトの「自然の音楽による描写」よりも早く書かれたこの曲は、まさしく ベートーヴェンの「田園交響曲」の先取りといえるでしょう。第1楽章の鳥の歌を模した響きや、第2楽章の嵐の場面、静かな夜の情景を描いた第3楽章、そして最終楽章のホルンの響きに耳を奪われます。(2021/10/29 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555344-2

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    C. シュターミッツ:パルティータと八重奏曲集(コンソルティウム・クラシクム)

    偉大な父・アントンに続いて音楽の道に入ったカールは交響曲などの分野で優れた業績を残した作曲家でした。さて、本CDの諸作品は編成的なおもしろさ以上に演奏者の曲への思い入れが半端でありません。彼によれば、パルティータ第1番の悲痛な第2楽章はモーツァルトの領域に達し、変ロ長調八重奏曲第2番はハイドンのロンドン交響曲の手本になった上、ロマン派の到来すら予見させる曲だそうです。さて、貴方はどうお感じですか?(1987/10/01 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:999081-2

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    C. シュターミッツ:管弦楽のための四重奏曲集(ニュージーランド室内管/アームストロング)

    モーツァルトやハイドンらにも大いに影響を与えたという、マンハイム楽派の巨匠、カール・シュターミッツの四重奏曲です。当盤に収録された曲は、特に「オーケストラ四重奏曲」、「協奏的四重奏曲」と銘打たれており、各パート一人の弦楽四重奏としてではなく、弦楽合奏として演奏されています。パートの厚みを増したり、(それほど派手なものではありませんが)独奏と総奏の使い分けによって響きに変化を与える工夫は、ポリフォニックな絡み合いよりも、明朗快活な和声と旋律を中心とした、ホモフォニックな展開が重視されている楽曲に、似つかわしいものと申せましょう。(2007/01/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557671

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    C. シュターミッツ:クラリネット協奏曲第3番 - 第5番(メイエ/マンハイム・プファルツ選帝侯室内管/シュレーフリ)

    (2019/05/24 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555053-2