ブラームス, ヨハネス(1833-1897)
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韓国の若手女性奏者、チョイによるバッハから20世紀作品まで、ちょっとばかりマニアックでヴァラエティー豊かなプログラムが楽しいオルガン曲集です。中でもなかなかイケてるのが、ラグタイムやヴィルトゥオジックな鍵盤書法による作曲で、カルト的な人気のあるオルブライトの練習曲です。グネグネ不気味に踊りまくるパッセージの連続が面白い「死の舞踏」、不思議な美しさを湛えた「夜想曲」、痙攣するようなパルス状リズムの連打やクラスターの炸裂が異様にカッコいい「捧げもの」と、ツボを抑えた書法がマニア心をくすぐります。演奏の方もオルブライトを含め各曲を的確に弾き分けており、楽しめる一枚となっています。(2001/12/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555367 |
1994年生まれの中国出身のピアニスト、グァンのデビュー盤。グァンはウィーンでリーリャ・ジルベルシュテインに師事、アメリカで開催された2016年の第1回オルガ・カーン国際ピアノ・コンクールをはじめ、数々のコンクールで優勝。バードからリゲティまで幅広いレパートリーを持ち、すでにヨーロッパ、アメリカ、アフリカ、アジアで演奏経験のある期待の若手奏者です。このデビュー盤ではバッハ、ブラームスにベルクという彼らしい選曲で勝負。バッハの「イタリア協奏曲」ではモダン・ピアノならではのダイナミックで色彩感あふれる演奏を披露し、ブラームス、ベルクでもそれぞれの作品の特性を生かした緻密な演奏を聴かせます。(2020/05/15 発売)
レーベル名 | :Steinway and Sons |
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カタログ番号 | :Steinway30069 |
アメリカを拠点とするピアニスト、ブルース・レヴィングストンのJ.S.バッハとブラームス、リーム作品を織り交ぜた新アルバム。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック状況下、レヴィングストンは以前にも増してバッハの作品に魅せられているといい、バッハの音楽が時代を超えてブラームスとリームにインスピレーションを与えたことを、彼らの作品を並べることで確認するかのようです。ここでのレヴィングストンは、晩年のブラームスが書いた哀愁を帯びたコラール前奏曲「わが心の切なる願い」での諦観や、リームの前奏曲での激しさと穏やかさの対比の妙を感じさせるとともに、バッハの「前奏曲、フーガとアレグロ」や「目覚めよ、と呼ぶ声あり」などの明るい作品を演奏することで、人々の再生と新しい夜明けを予感させることに成功しています。(2021/09/10 発売)
レーベル名 | :Dorian Sono Luminus |
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カタログ番号 | :DSL-92245 |
1987年生まれのヴァイオリニスト、イーヴォネンは4歳の時にヘルシンキ音楽院でヴァイオリンを学び始めたという神童です。彼は1997年からトーマス・ハーパネンとハガイ・シャハムに師事しその才能を磨いてきました。2010年にはズービン・メータの指揮でチャイコフスキーの協奏曲を演奏。こちらも非常に高い評価を受けています。類い稀なる美音に加え、音を完璧に制御することで見事な音楽を作り出す彼のヴァイオリンをお聞きください。ピアノの流麗な演奏はカナダの名手ケビン・フィッツ=ジェラルドです。(2013/03/20 発売)
レーベル名 | :Yarlung Records |
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カタログ番号 | :YAR76721 |
16世紀後半から18世紀前半のおよそ200年間に渡って、北イタリアの小都市クレモナでは、アマティ、ストラディヴァリ、グァルネリなどの優れた弦楽器工房によって数多くの「名器」が制作されていました。なかでも1716年を中心にした数年間は、ストラディヴァリの制作活動が最も充実した期間であり、この時期に制作された楽器のいくつかは21世紀の現代においても、「最高ランク」に位置付けられています。このアルバムで紹介されている「ベルティエ」は1716年に制作された14挺の中の一つで、美しいマーブル模様と、底板には控え目な炎の筋がある、全体に調和の取れたフォルムを持つ見事な楽器です。パヴェル・ベルマンによる作曲年代の異なる作品の演奏(バッハからイザイまで)を収録したCDと、詳細なカラー写真を含む楽器の説明を記した詳細なブックレット(日本語あり)、そしてフルサイズの楽器の写真が印刷されたポスターが添付された豪華BOXです。(2018/01/26 発売)
レーベル名 | :Dynamic |
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カタログ番号 | :CDS7733 |