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レーガー, マックス(1873-1916)

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    レーガー:チェロ・ソナタ第1番、第4番(コルップ/マイスター)

    レーガーは後年、自分の初期作品を「クズ」と断じ、廃棄しています。第1番もその「クズ」の中の1曲ですが、どうしてどうして、重厚なドイツ音楽としての風格を備えた逸品で、研究者たちからも破格に良くできた初期作品として評価されています。第4番のソナタは、レーガーの後期の作風を告げる作品群の一つで、ドイツ音楽の伝統の上に独特な渋さを加えた深い世界の到来を示しています。ちなみにレーガーは1909年にシェーンベルクのピアノ曲Op.11を聴き、「ついていけません。私には私の道があります。それが例えばこのチェロソナタOp.116 です。」と友人に手紙を送っています。自信作だったのでしょう。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:999394-2

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    レーガー:チェロとピアノのための作品全集(シーフェン/ロイシュナー)

    2016年、レーガー(1873-1916)の「没後100年」を記念して数多くの作品がリリースされていますが、このチェロとピアノのための作品集もそんな1枚です。ワーグナーにも匹敵するほど重厚な作品を書き、ドイツロマン派を代表すべき作曲家であるレーガー。オルガン作品ばかりが有名ですが、彼のチェロ・ソナタはブラームス風の雰囲気を持つ美しいもの。ドイツの伝統を受け継ぎながらも、晩年の第4番に出現する前衛的な部分は後のヒンデミットやショスタコーヴィチ作品の先駆ともなっています。チェリストのグィド・シーフェンはこれまでにもバッハから現代まで数多くのアルバムをリリースし、とりわけ近現代の作品の演奏について評価の高い人です。(2016/09/21 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC456

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    レーガー:ピアノ協奏曲 Op. 114/J.S. バッハ:ピアノ協奏曲 BWV 1052 (コルスティック/ミュンヘン放送管/シルマー)

    レーガー自身が初演の6週間前!に「この曲の演奏はとても困難である」と語ったピアノ協奏曲。確かにそれはブラームスの第1番の曲をもう少しモダンにして、更に晦渋にしたような作品でした。当然初演も大失敗。世間の評判もさんざんなものだったと言います。(とはいえ聴衆を敵に回すのが大好きだったレーガーとしては別に何のこともなかったのでしょうが・・・。)そんなわけでこの曲の真価は問われることもなかったのですが、今回、ドイツの中堅ピアニスト、コルスティックの堅固なる演奏によって、ようやく正しい姿を見ることが可能になりました。ブゾーニ編のバッハの協奏曲も食えない曲。ロマン派の作品が好きで好きでたまらない人にうってつけの1枚です。(2009/04/15 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777373-2

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    レーガー:即興曲集 Op. 18/ユモレスク Op. 20/夜に(パヴリク)

    レーガーというと、長大・複雑・難解を極めたフーガや変奏曲の大家というイメージがありますが、実は演奏時間が数分の程度の小品にも優れた筆致を見せています。ガリベン的とでも形容したくなる独特の生真面目なムードと達者なピアノ書法が織り成す世界には、なかなかに多彩で魅力的なものがあります。即興曲集や「炉辺の夢」は、ブラームスの後期作品に通ずるような温かみのある渋さを感じさせる作品が中心ですが、なかにはスクリャービン風(といったら言い過ぎか?)の不思議な響きが混ざっていたりしてドキりとさせられますし、「ユモレスク」と題されつつも漂うお堅い雰囲気に作曲者の人柄に想いを馳せるのも一興です。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553331

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    レーガー:ピアノ四重奏曲 イ短調 Op. 133 /弦楽三重奏曲 ニ短調 Op. 141b (アペルトピアノ四重奏団)

    元来地味なレーガーの作品の中でも、この弦楽三重奏曲とピアノ四重奏曲は耳にする機会すらほとんどありません。先日リリースされた第1集(8.570785)で、その魅力の片鱗を見せてくれたとは言え、まだまだ人口に膾炙するまでの道のりは遠そうです。しかしこれらを一度でも聴いてみてください。派手な管弦楽作品に疲れた耳に何と新鮮に響くことでしょう。今回も名手の集まりアペルト・ピアノ四重奏団のメンバーを中心とした奏者による納得の演奏です。秋の薄日を思わせる枯れた音楽。渋茶を片手にどうぞ。(2008/12/10 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570786

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    レーガー:モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ/アルノルト・ベックリンによる4つの音詩(ドレスデン・フィル/ヴァイグレ)

    (2009/04/01 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C71118

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    レーガー:モーツアルトの主題による変奏とフーガ Op. 132/ヒラーの主題による変奏とフーガ Op. 100(ニュージーランド響/フランツ・パウル・デッカー)

    (1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553079

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    レーガー:レクイエム/希望に/マーラー:管弦楽伴奏歌曲集(フォンドゥング/ベルント/コルス・ムジクス・ケルン/ダス・ノイエ・オルケスター/シュペリング)

    【レーガーとマーラーの管弦楽伴奏歌曲をピリオド楽器の演奏で!】 2023年に生誕150年を迎えたマックス・レーガーの管弦楽伴奏歌曲と、ほぼ同時代を生きたグスタフ・マーラーの歌曲を並べた1枚。ロマン派音楽にピリオド奏法で取り組む第一人者シュペリングの指揮に注目です。レーガーが死の前年に作曲した「レクイエム」は戦争の犠牲になったドイツ兵に捧げたもので、メゾ・ソプラノ独唱と合唱を交えた大編成で書かれており、民謡風の親しみやすい旋律を用いたマーラー作品に比べると、その複雑な書法が際立っています。レクイエムでソロを歌うのは、ドイツ生まれのアンケ・フォンドゥング。ミュンヘン国際音楽コンクールなどで入賞し、 ヨーロッパを中心に活躍、ドラマティックで真摯な歌唱で魅了します。バリトンはフィッシャー=ディースカウにも 師事したドイツの歌手トビアス・ベルント。やはり数々のコンクールで入賞を飾り、高く評価されています。クリストフ・シュペリングが1988年に創設したダス・ノイエ・オルケスターは、19世紀のロマン派音楽をレパートリーの中心に据えたピリオド楽器オーケストラとしてはドイツで最初のものでした。最近はバッハのカンタータにまでレパートリーを広げていますが、当盤のレパートリーは彼らにとって本領発揮。曲により10型または12型となるオーケストラと57名の合唱団が醸しだすサウンドは、濁ることなく厚みを生み出し、繊細微妙なハーモニーの移り変わりを見事に伝えてくれます。(2023/10/13 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C5512

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    レーガー:オルガン作品集 4 (ヴァインベルガー)

    2016年、レーガーの没後100年を記念して企画されたオルガン作品全集。今回の2枚組の核となる長大な「交響的幻想曲とフーガ」のように、複雑な声部が絡み合うのがレーガー作品の特徴で、もちろん演奏には高い技術が要求されます。演奏しているのはcpoレーベルにバッハ全オルガン作品を録音しているヴァインベルガー。彼の完璧な技巧を楽しむのはもちろんのこと、熟考の上に導き出されたオルガンの美しい響きを丹念に捉えた高音質録音がこのシリーズの特徴です。どんなに音が重なり合っていても、一つ一つの響きがクリアに聞き取れるSACD(ハイブリッド)盤の素晴らしさも体験できます。(2017/07/21 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777760-2

  • ロスト・イン・トランジション(ダールラー・ヴォーカル・コンソート)

    前作「天と地の間に」(ROP6034)で恍惚の音楽を聞かせたダールラー・ヴォーカル・コンソートの新作です。16世紀の音楽から20世紀の音楽まで、「死と生命、世界」を捉えた作品を集めたこの1枚。今作にもメンバーであるゲオルク・グリュンの作品も含まれています。彼は古いウィーンの橋に刻まれた・・・Alles ist nur Ubergang(全ては正しく過ぎていく)・・・などの幾つもの含蓄ある言葉に影響され、この作品を書いたと言います。時間は目に見えずとも常に過ぎ去ってしまうこと、そんな思いも込められた自身の作品を最後に置くことで、アルバムコンセプトを強調するという彼の思いに、アンサンブルのメンバーたちはしっかり応え、静謐な響きを聞かせます。(2014/06/25 発売)

    レーベル名:Rondeau Production
    カタログ番号:ROP6087