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シュトラウス, リヒャルト(1864-1949)

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    R. シュトラウス:歌劇「ばらの騎士」(ライニンク/ウェーバー/ユリナッチ/ウィーン・フィル/E. クライバー)(1954)

    「ばらの騎士」といえば、晩年のカルロス・クライバーが’94年に来日して磨き上げられた演奏を行い強い印象を残しましたが、その系譜をさかのぼること40年、父エーリヒのタクトによる演奏が、当時の最良のスタイルとして残されています。ヴォツェックを初演したことでも有名な劇場人エーリヒは、常に研ぎ澄まされた劇場感覚を失わず、この「ばらの騎士」においても、会話のように交わされる音楽や男女の機微を表現した歌を、弛むことなく紡ぎだしています。往時の名歌手、中でもギューデンとライニングらの甘美な声が比較的よい状態で残されているという点でも、特筆されるでしょう。(2005/04/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.111011-13

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    R. シュトラウス:歌劇「ばらの騎士」(短縮版)(L. レーマン/E. シューマン)(1933)

    1930年代にイギリスのHMV(現在のEMI)は、ワルターやワインガルトナーなどの指揮でウィーン・フィルと多数の録音を制作、世界屈指の名オーケストラの黄金時代の姿を音にとどめました。この《ばらの騎士》もそのひとつで、ウィーン・フィルによるオペラ録音としては、短縮版ながら最初の例となりました。ロッテ・レーマン(1888-1976)やエリーザベト・シューマン(1888-1952)、それにリヒャルト・マイア(1877-1935)など、これらの役を十八番にした、当時のウィーン国立歌劇場のスターたちが顔を揃えていることが、その価値を不滅のものとしています。(2002/11/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110191-92

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    R. シュトラウス:歌劇「火の危機」(アイヒェ/ヴォルト/シュナイダー/バイエルン放送合唱団/ミュンヘン放送管/シルマー)

    リヒャルト・シュトラウス(1864-1949)生誕150年の記念年にあたる2014年は、各地で彼の歌劇が盛んに演奏されました。その中には、この「火の危機」のような珍しい作品も含まれています。この彼の2番目の歌劇「火の危機」は1901年の作品で、全編ミュンヘンの方言で歌われる「メルヘン・オペラ」です。全曲が演奏されることはほとんどなく、「愛の場面」のみが知られていますが、なかなか美しいメロディが溢れる興味深い歌劇です。とはいえ、もともと皮肉屋であるシュトラウスのこと、この作品にも色々な風刺が仕掛けられています。魔法使いクンラートは、町の人々にからかわれたことで、仕返しをするためにミュンヘン中の火と灯りを消してしまうという粗筋ですが、火が消える時に聞こえてくる音楽は、ワーグナーやシュトラウス自身のメロディ。そう、偉大なるワーグナーを阻害した町であり、シュトラウスもミュンヘンでは冷たくされていたのでした。作品の中でこっそり仕返しをしたシュトラウスの気合いをぜひ楽しんでみてください。(2015/02/25 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777920-2

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    R. シュトラウス:歌劇「無口な女」(ヴンダーリヒ/プライ/ハルシュタイン/ホッター/バイエルン放送響/ヴァルベルク)

    【バイエルン放送交響楽団創立75周年。豪華歌手を揃えた未発表音源をCD化】《無口な女》は1934年に完成され、1935年6月24日にカール・ベームの指揮によりドレスデンで初演されましたが、台本作者のツヴァイクがユダヤ人だったこともあって3回の上演だけでナチスによって禁止処分となり、復活は終戦後の1946年まで待たねばなりませんでした。作品の舞台は1780年頃のロンドン近郊。年老いた元軍人モロズス卿と、彼の甥でオペラ歌手のヘンリー、彼の妻アミンタ(高度なコロラトゥーラ歌唱が求られる)、《セビリアの理髪師》のフィガロを彷彿させる理髪師と彼に横恋慕する家政婦など様々な人物が登場。ドタバタ騒ぎの末、最後はモロズス卿の「Wie schon ist doch die Musik - aber wie schon erst、 wenn sie vorbei ist! 音楽は美しい、しかしもっと美しいのは音楽が終わったあとだ」の印象的な独白で幕を閉じます。このCDで聴けるのはその抜粋(名場面集)で、1960年11月6日のテレビ向け公開収録の前日と前々日に行われていたセッション録音。モロズス卿にハンス・ホッター、ヘンリーにフリッツ・ヴンダーリヒ、理髪師にヘルマン・プライと、前年夏にベームとウィーン・フィルがザルツブルクで上演した際と同じ豪華キャストによる歌が聴きものです。指揮はN響への客演でも親しまれたハインツ・ワルベルク。ドイツとオーストリアで歌劇場やオーケストラのポストを歴任し、ウィーン国立歌劇場では450回以上も指揮をした実力者です。(2024/04/05 発売)

    レーベル名:BR-Klassik
    カタログ番号:900219

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    R. シュトラウス:家庭交響曲/メタモルフォーゼン(シュターツカペレ・ヴァイマール/ヴィト)

    自分のプライヴェートまでを音楽にするのか!と眉をひそめる人も多いかも知れません。この交響曲、確かに書き過ぎちゃっています。のんびり屋で夢見がちな夫(R.シュトラウス自身と思われる)、快活でおしゃべりな妻(パウリーネでしょう)、かわいい子ども、彼らは全て音で表現され、諍いも睦みあいも全て克明に描かれています。特に第3楽章での濃厚な夫婦の愛の場面では頬が赤らんでしまうことでしょう。あまりにも情報量の多いスコアをきちんと再現するのは本当に困難なのか、あまり実演で取り上げられることもない難曲として知られています。対照的に置かれた悲痛なメタモルフォーゼンは戦争で破壊されたドイツを目の当たりにした晩年の彼の心情を映した作品です。ベートーヴェンの「英雄交響曲」の葬送行進曲をモティーフにした鎮魂歌で、バーバーのアダージョに匹敵する美しさです。(2009/12/16 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570895

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    R. シュトラウス:管楽アンサンブルのための作品全集(シュターツカペレ・ベルリンのメンバー/ヴィト)

    リヒャルト・シュトラウスに所縁の深いベルリン国立歌劇場管弦楽団のメンバーによる、親しみやすく魅力的な管楽アンサンブル作品集。ホルン奏者の父親を持つリヒャルト・シュトラウスは管楽器のために魅力的な作品を多数書いています。協奏曲も合奏曲も、モーツァルト作品のような晴朗で優美なメロディに、ロマン派のサウンドを(しかし重くならないように)まとわせた作品ばかり。この2枚組ディスクでは、管楽アンサンブルによる作品をすべて収めています。特に13管楽器のためのセレナードと組曲は同じ編成によるモーツァルトの「グラン・パルティータ」を思わせる立派で美しい作品。演奏は2022年12月に来日して見事な演奏を聞かせたベルリン国立歌劇場管弦楽団のメンバー。リヒャルト・シュトラウスは1898年から1920年にかけて同歌劇場の指揮者/音楽総監督を務め、客演指揮者時代を含めると実に1、200回もの公演を指揮しました。同歌劇場はシュトラウスの音楽総監督退任100周年となる2020年に特別プログラムを組み、10回に及ぶ室内楽曲の全曲演奏会を予定していましたが、新型コロナウイルスのパンデミックで中止となってしまいました。その後、無観客で配信した管楽アンサンブルの演奏が好評を博したことからセッション録音の計画が浮上し、このCDに結実しました。指揮者のグレゴール・ヴィットはバレンボイムの指名によって1993年以来同歌劇場管弦楽団の首席オーボエ奏者を務めていますが、ここでは楽団の同僚たちが存分に演奏できるよう指揮に専念しています。アルバムを通して古典的な構成の曲が並ぶ中で、「ティル」の編曲版では楽団員の名技・妙技を存分に堪能できます。(2023/04/14 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C5497

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    R. シュトラウス:組曲「町人貴族」/歌劇「インテルメッツォ」 Op. 72 (メルボルン響/ハラース)

    R=シュトラウスの管弦楽曲でもマイナーな部類に入る2作品、音楽百科事典のナクソスだからお届けします。特に珍しい「インテルメッツォ」からの4つの間奏曲は、何故こんなに演奏されないのか不思議な、歌劇の地味な題名から想像できないほど熱気ムンムンの音楽です。これを聴けば歌劇全曲に興味が湧く事まちがいなし。モリエールの劇のための「町人貴族」は、ルイ14世統治下のリュリの時代の再生を試みた品の良さが聴き物で、特に終曲9の充実度の高さは管弦楽曲ファン必聴です。オペラ叩き上げ指揮者ハラースと曲の相性もバッチリです。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553379

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    R. シュトラウス:組曲「町人貴族」/歌劇「ナクソス島のアリアドネ」交響組曲(バッファロー・フィル/ファレッタ)

    1900年代初頭からコンビを組んだリヒャルト・シュトラウスとホフマンスタールの2人は《エレクトラ》《ばらの騎士》と次々と成功作を世に送り出しました。彼らが次に手掛けたのは、17世紀の劇作家モリエールの《町人貴族》でした。ホフマンスタールは最初《町人貴族》の物語の劇中劇として《ナクソス島のアリアドネ》を組み込み、1912年に上演したのですが、長すぎたせいか大失敗。そこで、彼らはこの《アリアドネ》を独立させ、別の作品として発表。《町人貴族》はオペラではなく劇として再編し、シュトラウスの書いた付随音楽はそのまま残し、新たな曲を加えて1917年に完成をみています。そのためシュトラウスの作品番号にはOp.60が2つ存在しています。このアルバムでは《町人貴族》は組曲版、《アリアドネ》は2010年にオチョアによって編纂された「交響的組曲」が演奏されています。ユーモアの風味はそのままに、贅沢な味付けで生まれ変わった名作をファレッタの指揮でお楽しみください。(2017/02/24 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573460

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    R. シュトラウス:組曲「町人貴族」/二重コンチェルティーノ/歌曲集(ジュフレディ/ポシュナー/ブルン/R. シュトラウス)(1947)

    指揮者マルクス・ポシュナーは1971年ミュンヘン生まれ。コリン・デイヴィス、ロジャー・ノリントンなどの名指揮者のアシスタントを務めた後、インゴルシュタットの室内管弦楽団の首席指揮者に就任。2004年にはドイツ音楽協会、ドイツ・オーケストラ連盟から「ドイツ指揮者賞」を授与され、一躍脚光を浴びました。以降、着々とキャリアを重ね、2015/16シーズンより、スイス・イタリア語放送管弦楽団の首席指揮者に就任しました。彼はジャズ・ピアニストの顔も持ち、この分野でも創造性に満ちた演奏を繰り広げ、ジャンルを超えたファンを獲得していることでも知られる才人です。この演奏は、スイス・イタリア語放送管弦楽団への就任記念ですが、リヒャルト・シュトラウス(1864-1949)作品の中でも比較的地味な曲を選択したところが、いかにも彼らしいと言えるのではないでしょうか。伸びやかに歌う独奏楽器を自由に操る彼の手腕にご注目ください。余白に収録されているのは、晩年のシュトラウス自身の指揮による4曲の管弦楽伴奏つきの歌曲です。まるで目の前にシュトラウスがいるかのようなリアルな録音をお楽しみください。(2015/12/23 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777990-2

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    R. シュトラウス:アルプス交響曲(シュターツカペレ・ヴァイマール/ヴィト)

    夜明けとともにアルプス登山を開始。牧場や滝、森、氷河などを経由して頂上に到着。絶景に圧倒されるも、突然の夕立に見舞われ、土砂降りの中を慌てて下山。夕暮れとともに一日を終える。というストーリーを、究極のオーケストラ職人、R.シュトラウスが大管弦楽(オルガン、風音器、雷鳴器等を含む)を駆使して描き尽くしたのが、アルプス交響曲です。もちろんスペクタクルな面白さが、この曲の魅力の大きな部分を占めることは疑いのないところですが、「ツァラトゥストラ」と同様に、ニーチェの思想に影響を受けた作品であるとも言われており、そのあたりにこの曲の、単なる通俗的な描写音楽に堕さない、尽きぬ魅力の源泉があるのかもしれません。(2006/08/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557811