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作曲家ポール・D・ミラー=DJスプーキー。ジャンルを越えたアーティストであり、作家でもある彼は、現代の音楽シーンにも多大なる影響を与えるとともに、数多くのミュージシャンたちとコラボを行い、常に刺激的な作品を生み出しています。あのクロノス・クァルテットとコラボしたこのアルバムで扱っているのは「映画の父」D.W.グリフィスの生んだ名作『國民の創生』=The Birth of a Nation(1915年)。あからさまな人種差別の描写で一度は上演禁止になりかけるも、結果的には大ヒットとなったという問題作で、この無声映画に新たな曲をつけるという試みももちろん大ヒットを記録しました。何とも刺激的な再創造をお楽しみください。(2015/12/23 発売)
レーベル名 | :Cantaloupe Music |
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カタログ番号 | :CA-21110 |
グラミー賞を受賞した作曲家ジョン・ルーサー・アダムズ(1953-)。彼の「Become Ocean 」での神秘的で雄大な音楽は各方面で高い評価を受けましたが、今作の「Ilimaq」ではノイズも含めた音を駆使し、更なる精神世界の深部を探ることに執心しています。Wilco(ウィルコ)のドラマー グレン・コッチェの手で生み出されるパーカッションの響きの波、これをマッピングしていくことで出来上がっていく48分の作品は、少しずつ聴き手の精神を侵食し、別世界へといざないます。(2015/12/23 発売)
レーベル名 | :Cantaloupe Music |
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カタログ番号 | :CA-21112 |
ピューリッツァー賞とグラミー賞を獲得した前作「Become Ocean」(CA21101)で、ゆったりとしたオーケストラの響きで刻々と変化する海の姿を描きだしたアメリカの作曲家ジョン・ルーサー・アダムズ(《ドクター・アトミック》のジョン・クーリッジ・アダムズとは別人)の新作は、前作と同じコンセプトによる「Become Desert」。こちらもルドヴィク・モルローとシアトル交響楽団が演奏を担当、砂が創り上げる自然の風紋を克明に描き出します。今作にも作曲者自身が撮影した美しい砂漠写真のスライド・ショーと、CDと同内容の5.1サラウンド・サウンドを収録したDVDが付いており、風と砂、光が織りなす自然の驚異を存分に味わうことができます。(2019/10/25 発売)
レーベル名 | :Cantaloupe Music |
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カタログ番号 | :CA-21148 |
アルバム・タイトルの「Thestonepeople」は、ジョン・ルーサー・アダムスの「Tukiliit」の副題である「風に住む石の人々」から取られた言葉です。「人間の根源は自然に繋がる」というルーサー・アダムズの概念が反映されたこの曲は、控えめな素材で組み立てられたピアノと声のための作品。冒頭こそ叩きつけるような大音量ですが、この叫びのような表現には、失われていくものへの悲哀が込められています。ネイティヴ・アメリカンのある部族の生き残りの人々の歌をモティーフにしたブレスニックの「イシの歌」はその言葉の意味すらも不明ですが、やはり何かを強く訴えかけてきます。他の曲も全て、現代アメリカを代表する作曲家たちが描いた美しいエレジーのようなもの。静かに聴きたい1枚です。(2016/04/27 発売)
レーベル名 | :Cantaloupe Music |
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カタログ番号 | :CA-21115 |
2015年度のピューリッツァー賞を受賞した「無煙炭のフィールド」は、ペンシルベニア州の炭鉱労働者たちに捧げるオラトリオです。作曲者のウルフ(1958-)は、労働者とその家族たちに詳細なインタビューを行い、彼らの生活や権利を尊重するために活動しようと試みました。あまりにも虐げられた労働者たちを救うためには政治までをも動かさなくてはいけないと悟った彼女は、まずこの事実を音楽にすることを思い立ちます。同じ言葉を何度も繰り返す合唱が齎す、瞑想的な雰囲気を突然切り裂くかのようなエレキギターの音。これは衝撃的であり、聴き手の意識を深部に向けさせるに充分な説得力を有しています。(2015/12/23 発売)
レーベル名 | :Cantaloupe Music |
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カタログ番号 | :CA-21111 |
ホケット(ホケトゥス=語源の意味は「しゃっくり」)とは、中世ヨーロッパで使用された、複数の演奏者がお互いに他が音を出さない時に言葉で音を出し、補完的に一つのリズムまたはメロディーラインを編み出す奏法。このアルバムでは、この方式に興味を持ったオライリーが、聴覚シーン分析に関する研究者アルバート・ブレグマンの研究と、聴覚と知覚に関する彼女自身の実験を通じて、まずコンピューターで作品を書き上げ、自身で2つのパートを実際に歌うという試みを行っています。現在はこの録音のみが存在しますが、実際には、2人のパフォーマーで歌ったり、エレクトロニクスとのコラボで演奏することを意図して書かれた作品です。*収録時間にご注意ください。(2020/05/22 発売)
レーベル名 | :Cantaloupe Music |
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カタログ番号 | :CA-21149 |
マイケル・ゴードンの「アノニマス・マン」は24人のメンバーによる無伴奏の合唱作品。物語の舞台はかつてゴードンが住んでいた地区。移ってきた当初はホームレス以外、ほとんど人通りのなかった倉庫地区が、時を経て住宅地になるまでのゴードン自身の回想に、妻となる女性と出会ったことや、彼の家の向かいに家を建てる2人の男性との会話を交え、物語は進行します。演奏は2005年に結成、フィラデルフィアを拠点として現代合唱音楽の普及に力を尽くす合唱団「クロシング」。小さなグループから生まれるヴォーカル・サウンドが互いに重なり合い、催眠的な効果が生まれています。(2020/05/22 発売)
レーベル名 | :Cantaloupe Music |
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カタログ番号 | :CA-21154 |
アルバム・タイトルの「アクアネッタ」とは1940年代から1950年代にかけて活躍した映画女優。エキゾチックな美しさを誇り「ジャングルの妖女」など、主としてカルト映画で演技を披露しました。このアルバムは、彼女の活躍にインスパイアされ制作された舞台のために、マイケル・ゴードンが作曲した音楽を収録したもの。デボラ・ア-トマンの台本は、映画のあらすじと現実が交錯した物語になっており、アクアネッタと彼女を撮影するディレクター、サル、医師らが登場、不可思議な世界を歌い上げていくという手法が用いられています。強迫的なベースのリズムを多用、あえて古臭い雰囲気を持たせた音楽は、却って恐怖心を煽ることでしょう。(2019/10/25 発売)
レーベル名 | :Cantaloupe Music |
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カタログ番号 | :CA-21150 |
「バング・オン・ア・カン」の創始者、マイケル・ゴードンは10年以上に渡り、名アンサンブル“クロノス・クァルテット”とコラボレーションして、クロスオーヴァー音楽の可能性を探求してきました。このアルバム「Clouded Yellow」はこれまで創造された作品を再構築したもので、長年のパートナーシップがいかに複雑な作品を生み出してきたかの確認ともいえる1枚になっています。パンク・ロックの怒り、フリー・ジャズの緊張感、古典的なモダニズム、これらを内包した力強い音楽です。(2018/05/25 発売)
レーベル名 | :Cantaloupe Music |
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カタログ番号 | :CA-21140 |
マイケル・ゴードンがフランク・シナトラへのオマージュとして作った「ソナトラ」。ゴードンは幼い頃に“ピアノを誤って弾いていた”のだそうで、この作品を書き始めた時に「生涯の間にピアノ曲を作曲するならまるで4人の奏者が弾いているかのように、ピアノの鍵盤を全て使った曲を書こう」と決意しました。出来上がった曲は、グリッサンドを多用し、指は常に鍵盤上を動いています。作品はわずか15分程度ですが、平均律と純正律の2つの音律で演奏されることで、独自のオーラを放ちます。ピアノを弾くヴィッキー・チョウはバング・オン・ア・カンのピアニストです。(2018/05/25 発売)
レーベル名 | :Cantaloupe Music |
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カタログ番号 | :CA-21125 |