Home > CD & DVD > Labels > Divine Art

 CD & DVD/BD

レーベル別検索

Search results:158 件 見つかりました。

Divine Art: アルバム一覧

  • 詳細

    ペトリドー:アスマタ/ビザンチウムの栄光(スマート)

    シリア・ペトリドウは1945年、キプロス生まれの作曲家。11歳の時に地元の劇場でモーツァルトの協奏曲を演奏してピアニスト・デビューを飾り、その後ウィーンやロンドンで学びピアニストとして活躍しましたが、2002年に大手術を余儀なくされ、ピアニストの道をあきらめ作曲家に転身しています。ペトリドウ家はトルコ侵略によるキプロスの南北分断により故郷を奪われており、その悲しみと、ギリシャ正教の典礼や古代ギリシャ文学が彼女の音楽に色濃く反映されています。CD1のAsmataは古代ギリシャの女流詩人、テゲアのアニュテー(Anyte)にインスパイアされて作曲された歌曲集で、二人のソプラノによって歌われます。CD2はギリシャ語の典礼文に曲をつけたもので、一部エミリー・ディキンソンの詩の引用も含まれますが、ギリシャ音楽の伝統を崩さないよう作曲されており、こちらは小さな声楽アンサンブルによって歌われます。(2020/01/17 発売)

    レーベル名:Divine Art
    カタログ番号:DDA21233

  • 詳細

    ヘリテージ~ヴァイオリン・リサイタル(カストロ)

    1989年、ドミニカ共和国生まれのヴァイオリニスト、アイシャ・サイード・カストロのリサイタル・アルバム。選ばれているのはスペイン、ラテン・アメリカ、アメリカのルーツを持つ作品が中心であり、なかでもドミニカの作曲家ラファエル・ソラーノや、黒人作曲家サミュエル・コールリッジ=テイラーの曲には彼女が特別な親近感を抱いています。またハチャトゥリアンの「アイシャの踊り」は彼女が15歳の時から愛奏している曲でもあります。アルバムの最後を締めくくるのは、ピアニスト、マルティン・ラバゼヴィチが彼女のために特別にアレンジした「アイシャの祈り」。誰もが知っている「アメイジング・グレイス」を含む讃美歌の美しいメドレーです。アイシャはドミニカ共和国の名誉文化親善大使も務めており、社会的に恵まれない人々にクラシック音楽を届けるために慈善事業にも献身的に取り組んでいます。(2022/02/18 発売)

    レーベル名:Divine Art
    カタログ番号:DDA25229

  • 詳細

    ヘンダーソン:室内楽作品集(グリーン&プレザント・バンド/ヘンダーソン)

    ミュージカル「The Far Pavilions」の音楽で知られるイギリスの作曲家、フィリップ・ヘンダーソン。最近中国で彼の作品が演奏されるなど、グローバルな評価を受けています。このアルバムは、彼の父親の体験を元にした音楽による冒険物語であり、1930年代にイングランドの地方都市を出発した若者が、様々な体験を経て、ニューヨークに到達するまでが描かれています。音楽のスタイルも様々で、神秘的な曲、ミニマル風の曲と、その風景によって鮮やかに使い分けられています。ヘンダーソンはいずれこの作品を「バレエ」として上演する構想を持っているということです。(2017/01/25 発売)

    レーベル名:Divine Art
    カタログ番号:DDA25141

  • 詳細

    ボートン/コールリッジ=テイラー/エリコット/フォレスター/ワーナー:イギリスのピアノ三重奏曲集(トリオ・アニマ・ムンディ)

    エルガーやディーリアスの影に隠れた、英国ロマン派の知られざる5人の作曲家によるピアノ三重奏曲に光を当てたアルバム。エリコットは、ロイヤル・アカデミーで学んだ女性作曲家。デビューした1880年当時は管弦楽作品でかなりの成功を収めていました。コールリッジ・テイラーは、かのエルガーがある音楽祭より合唱曲の委嘱を受けた際、多忙過ぎたため自身の替わりとして「才能あふれる若者」として紹介した存在。ボートンは、ロスチャイルド家の支援を受け、スタンフォードに師事した作曲家。このアルバムには、傾倒していたケルト神話にちなんだ作品が収録されています。フォレスターはオルガニストや合唱指揮者として活躍しながら、印象派風の作品を残しています。ワーナーはヴィオラ奏者として有名で、ロンドン弦楽四重奏団のメンバーでもありました。彼らの作品を、オーストラリアで活躍する藤村健史がピアノを担当する2008年に結成されたトリオ・アニマ・ムンディが演奏しています。(2020/02/14 発売)

    レーベル名:Divine Art
    カタログ番号:DDA25158

  • 詳細

    ホープ:管楽器のためのソナタ集(シンプソン/ターナー/ヴェリティ/ジンネマン=ホープ/フォルスト/パスモア/サノユキコ)

    イギリスの作曲家、ピーター・ホープ。彼の名前はあまり知られていませんが、その音楽はイギリス国民にはとても馴染みのあるものです。ホープはライト・ミュージックのベテラン作曲家であり、BBCコンサート・オーケストラで長年働いていました。彼の最も知られている作品は「BBCテレビニュース」のためのテーマ曲で、それは11年以上も放送され、イギリスのあらゆる人の耳に届いています。このアルバムに収録されている2000年以降の作品は、内省的で深遠な作風に変化し、各楽器の特徴をとらえたユニークなものとなっています。全ての作品は初録音。最後のリコーダーと朗読による「愛犬モリーと歩く」は、短編アニメ映画のための音楽です。(2017/01/25 発売)

    レーベル名:Divine Art
    カタログ番号:DDA25137

  • 詳細

    ボルトキエヴィチ:ロシアのピアノ作品集 12 (ソルダーノ)

    ロシアの作曲家、ピアニスト、ボルトキエヴィチのピアノ曲集。ポーランド人貴族の息子として生まれ、当時のペテルブルク音楽院でリャードフに師事し、その後ライプツィヒに留学。リストの弟子ライゼナウアーにピアノ、ヤーダスゾーンに作曲を学びます。卒業に際してシューマン賞を授与され、ベルリンに居を構え、ピアニスト、作曲家として活動を始めました。しかし第一次世界大戦が勃発、彼はドイツから強制退去を命じられ、ロシアに戻るも、次はロシア革命に巻き込まれるなど苦難が続きます。第二次世界大戦中もその苦難は続きましたが、戦後、ようやく名誉が回復され、その作品も演奏されるようになりました。彼のピアノ曲は、リストやチャイコフスキーの伝統を受け継ぐ、ロマンティックな雰囲気と、ラフマニノフ風の感傷的なメロディを持つ美しいものばかりです。チッコリーニに学んだイタリアのピアニスト、ソルダーノは、ボルトキエヴィチの研究者であり、伝記を執筆するほどに彼の音楽に魅入られています。(2017/01/25 発売)

    レーベル名:Divine Art
    カタログ番号:DDA25142

  • 詳細

    マクレー:キングダム/ヒューズ:メトロポリス(われらの時代の歌)(プリッチャード/ハイレ/グリン)

    「全てを超越する愛」「移民たちの郷愁」「内なる平和の探求」といったテーマを扱った2つの歌曲集。どちらもナイジェリア系アメリカの詩人Chinwe D. Johnの詩が用いられており、詩人の視点をマクレーとヒューズ、2人の作曲家が共有、2人の歌手がこれを忠実に表現しました。作品では激動の世界が描かれていますが、全体的なトーンは希望に持ちています。(2023/10/13 発売)

    レーベル名:Divine Art
    カタログ番号:DDX21113

  • 詳細

    マニアーノ/スウェーリンク/フォスター/パレストリーナ/グリゴリエヴァ:合唱作品集(コール・カンティアーモ/ジョンソン)

    ルネサンスから現代まで、世界中に存在する「詩篇」に基づく作品を集めた1枚。詩篇とは旧約聖書に収められた150篇の神への賛美の詩で、その中の多くはダヴィデの作とされています。詩によっては特定のメロディが存在しますが、作曲家たちはそれに囚われることなく、自由にメロディを創りあげ、各々の神を賛美しています。世界中の詩篇を収集するプロジェクトを運営するSDG音楽財団(旧ソリ・デオ・グロリア)がサポートする企画の一環です。(2016/05/25 発売)

    レーベル名:Divine Art
    カタログ番号:DDA25133

  • 詳細

    メシアン/ハリソン/ジョラス/アンダーソン/ドビュッシー/グリーグ:ピアノ作品集(鳥の思い出)(チャドウィック)

    メシアンやシュトックハウゼンのエキスパートである英国のピアニスト、ロデリック・チャドウィック。このアルバムは2020年にリリースされた「La mer bleue」(DDA-25209)の続編となるもので、フランスのソローニュ地方の一日の景色と音をイメージした雰囲気のある2枚組です。前作と同じくメシアンの「鳥のカタログ」からの抜粋と"鳥""夜"をイメージさせるグリーグ、ドビュッシーのロマンティックな作品からサディ・ハリソンらのモダンな作品が並べられています。(2023/05/19 発売)

    レーベル名:Divine Art
    カタログ番号:DDA21240

  • 詳細

    メルセンヌのクラヴィコード - 16-17世紀フランスの鍵盤音楽(チャールストン)

    16世紀から17世紀にかけての、鍵盤のために書かれた小さな曲を集めた1枚です。ここでは14世紀頃に発明された「クラヴィコード」が用いられています。これは小型の楽器で、基本的にテーブルの上に載せて奏されます。音色は繊細で、チェンバロなどに比べても小さいのですが、良く耳を澄ますことで多彩な表現力を楽しむことができる素晴らしい楽器です。テレンス・チャールストンはヨーロッパでも有数のルネサンス時代の音楽の専門家であり、このフランス製のクラヴィコードについても、詳細な論文を書いています。まずは、この典雅な響きをお楽しみください。(2016/03/30 発売)

    レーベル名:Divine Art
    カタログ番号:DDA25134