Home > CD & DVD > Labels > En Phases

 CD & DVD/BD

レーベル別検索

Search results:17 件 見つかりました。

En Phases: アルバム一覧

  • 『SLAVIA』

    フランス出身のヴァイオリニスト、シリル・ガラスと、ブルガリア出身のピアニスト、マリア・マルティノヴァによるデュオ。デビュー・アルバム『パリ・ブエノスアイレス~愛の歴史』(LP Classics)が評判となった2人が、「スラヴ魂」をテーマに作り上げた第2作です。力強く濃厚な歌心と詩的な美しさ、そして優しい表情が重なり合い、多彩な風景を楽しむことが出来ます。(2020/10/30 発売)

    レーベル名:En Phases
    カタログ番号:ENP008

  • 詳細

    キュイ:声楽作品集(ラリー/クリスティアン)

    【国際色豊かなキュイによる、フランス語歌曲集】ロシア五人組の一人として有名なキュイですが、実は生まれはリトアニアの首都ヴィリニュス(当時はロシア領)、父はフランス人で母はリトアニアとポーランドの血を引き…と出自から国際的。外国語にも堪能で、その長い生涯のあいだにフランスやベルギーなど諸外国も訪れ、ロシア国粋主義にとどまらない広範な作曲活動を続けていました。批評家としても辣腕をふるい、いわば外から見たロシア音楽のあり方をよく理解したうえで創作に臨んだ人でもありました。歌曲も数多く書いているのですが、そのなかにはフランス語の歌詞によるものも少なからず見つかります。コペー、プリュドム、ユーゴー…といったフランス19世紀の重要な詩人たちの作品にもとづく6つの歌曲(1884)、多作な詩人・劇作家としてフランス文学史上に独特の立ち位置を占めるジャン・リシュパンの作品を歌詞にした大作歌曲集(1891)、いずれもドビュッシー初期歌曲群やフォーレ、ショーソンらと同時代に書かれフランスで出版された「フランス音楽としてのキュイ」。細やかな世紀末情緒に異国の気配をほんのり忍び込ませた作風を、すでにドイツやイタリアなど諸外国の最前線でも活躍している古楽歌手セリーヌ・ラリと、同じパリ音楽院出身の俊才エマニュエル・クリスティアンが「同じフランスの芸術」として解釈してゆく注目盤です。(2019/04/26 発売)

    レーベル名:En Phases
    カタログ番号:ENP005

  • 詳細

    F. クープラン:ルソン・ド・テネブル/王宮のコンセール第1番、第2番(レ・パラダン/コレア)

    【ぞくぞくするほど豪華なメンバーで録音された、クープランの名作「ルソン・ド・テネブル」】イエスが十字架にかけられたあと復活したことを祝う早春の復活祭の前には、救世主の死とその原因としての人類の罪に想いをはせ慎ましく過ごす節制の日々「受難節(四旬節)」があります。その最後の週に、早朝の闇のなか蝋燭を灯しては消しつつ祈るフランスのルソン・ド・テネブル(暗闇の朝課)はやがて、四旬節を彩る自省的な音楽として作曲されるようになりました。ド・ラランドやシャルパンティエをはじめ数々の名作がフランス・バロックの作曲家たちによって書かれましたが、クープランのそれは出色の傑作と目され、数々の名盤も生んできました。しかし本盤が何より注目される点は、概して女声で歌われることの多い本作を2人の高音男声歌手(オートコントル)が歌っているところ。しかも演奏陣には20世紀末から数々の伝説的バロック・オペラ舞台を賑わせてきた名歌手ロンバール、ル・ポエム・アルモニークの名盤の数々でもすばらしい腕前を披露しているヴィオール奏者二人など稀代の名手が続々!アルバム末尾には復活祭を祝うクープランの佳品が添えられ、四旬節から復活祭へといたるキリスト教世界の峻厳な季節の移ろいを追体験できる1枚にもなっています。(2019/04/26 発売)

    レーベル名:En Phases
    カタログ番号:ENP004

  • 詳細

    シュザンヌはある日~リュートの黄金時代とフランス音楽史(ティクシエ)

    【欧州古楽界の新世代を担うリュート奏者、その親密な語り口が映える充実選曲】中世からルネサンスにかけての詩歌に通じた古楽歌手ローラン・ティクシエを父に持つ新世代のリュート奏者、アルバン・ティクシエ。初のソロ・アルバムでは、欧州知識人たちの間でリュートが重要な独奏楽器としてひときわ重宝された中世~ルネサンス期のフランス音楽に光を当てました。10才の頃には父が出演する古楽祭でルネサンス舞踏を披露、その頃からリュートを学んでいたアルバン・ティクシエの紡ぎ出す音楽は、広範な活躍で知られる彼の師匠ミゲル・アンリが「現代人にとっては異質なはずのリュートという楽器と、驚くほど親密に打ち解けている」(ライナーノート序文より)と語る通り、全く気負いを感じさせずに数世紀前の音楽を「いま」に息づかせる泰然自若の語り口が大きな魅力。トルバドゥール(南仏の中世詩歌人)たちの黄金時代から、声楽名作の編曲を含むリュート独奏向け楽譜が激増したルネサンス期を経て、プレトリウスが書き留めたフランス宮廷舞踏の世界を垣間見つつ音楽史を広く概観できる選曲を、このうえなく自然な語り口で一編のプログラムにまとめています。ALPHAと並んで古楽の名盤が多いZig-Zag Territoiresレーベルでの仕事が知られるエンジニア=プロデューサーのフランク・ジャフレが録音技師を務めており、精妙なエンジニアリングで、古楽器ならではの雑味を含んだ美音を細やかなニュアンスまで克明に伝えてくれるのも嬉しいところ。師や父と共に本人も執筆しているライナーノート(仏語、英語)の味わい深い文章と共に「古楽に接する」ことの魅力を十全に味わえる1枚に仕上がっています。(2024/04/26 発売)

    レーベル名:En Phases
    カタログ番号:ENP016

  • 詳細

    タルティーニ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ集(カミッレーリ)

    (2019/04/26 発売)

    レーベル名:En Phases
    カタログ番号:ENP002

  • 詳細

    ダンディ:ヴァイオリン・ソナタ Op. 59/アンダンテ/デュピュイ:ヴァイオリン・ソナタ(プルヴォスト/レイエス)

    【フランス、ベルギーのヴァイオリン秘曲を集めた好企画!】フランスはベルギーに近いリール出身、IntegralやContinuoといったレーベルでのフランス秘曲開拓に定評のある名手プルヴォストと、ゴダール(GP683、GP684)、タンスマン(8.572266、8.573021)、バクリ(8.572530)などのアルバムで高い評価を得ているベルギーのピアニスト、レイエス。知られざる作品に光を当てることに長けた二人が手を組み、フランスとベルギーの作品を集めたアルバムを製作しました。ダンディのソナタはそれなりに演奏されるものの、若き日に書かれたアンダンテや、フランスのオルガン奏者ボナルの小品、ベルギーの作曲家デュピュイによるソナタなどは、ほとんど知られていないもの。いずれも抒情的なメロディ・ラインが魅力的な歌心溢れる作品ばかりで、しなやかで優美な二人の演奏が、曲の魅力を十二分に引き立てています。(2020/03/13 発売)

    レーベル名:En Phases
    カタログ番号:ENP007

  • 詳細

    ティクシエ:声楽と室内楽作品集(コルベル)

    フランスのケルティック・ハーピスト、シンガー・ソングライターで、映画『借りぐらしのアリエッティ』の主題歌とサウンドトラックで日本でも知られるセシル・コルベル。彼女とフランスの作曲家ローラン・ティクシエがブルターニュで出会い、誕生したのがこのアルバム。少女を思わせるコルベルの歌声と、ハープやフィドルのほか様々な民族楽器を始めとするアコースティックのサウンドに、エレクトロニクスがダイナミックな味付けを施し、目の前から広大な風景へと視界が大きく広がっていくような美しい世界観を楽しませてくれます。(2023/07/07 発売)

    レーベル名:En Phases
    カタログ番号:ENP011

  • 詳細

    ハイドン:弦楽四重奏曲第42番 - 第44番(プソフォス四重奏団)

    【着実に世界を魅了し続ける21世紀のカルテット、軽快でありながら精妙なハイドン解釈】大阪国際室内楽コンクールやヴィットリオ・グイ国際コンクールなどを賑わせ第一線に出たのが今から20年ほど前。世界的に活躍する弦楽四重奏団が少なくないフランスにあって、現代作曲家たちとの仕事も数多く成功させながらも比較的堅実にキャリアを重ねてきたプソフォス四重奏団ですが、これまでの録音が19世紀から新ウィーン楽派を経てニコラ・バクリ、マルク・モネといった現代作品中心だったところ、今回は大きく古典派に舵を切ります。ハイドンの作品54は、ウィーンを中心に同業者たちに多大な刺激を与えた作品33の曲集(1781)の後に続く弦楽四重奏曲ラッシュの時期に作曲されたものの一つで、作曲家がパリやロンドンなど諸外国の大都市で絶大な名声を築きつつあった頃の作。手堅い曲作りと民俗音楽的気配が絶妙のバランスで同居する注目作です。プソフォス四重奏団の解釈はピリオド奏法にも通じるヴィブラートを控えた軽やかな推進力の中、聴き込むほどに精巧な解釈やニュアンスの妙が奥深く、聴きどころに事欠きません。ト長調の四重奏曲Hob. III-58では彼らの導き手でもあるイザイ四重奏団の解釈と同様、冒頭からほどなく一般的な版とはやや異なる細部も聴かれる点が興味深いところ。スル・ポンティチェロ(弦の極端に駒寄りの部分を弾く奏法)や、さりげないグリッサンドなど思わぬところで耳を惹く仕掛も繰り出しもしながら、徹底して作品の様式感を裏切らない音作りはまさに温故知新、堅牢な構成の中に遊び心がいたるところに潜むハイドンの音楽を、このうえなく面白く聴かせる彼らの未来がますます楽しみでなりません。(2022/10/14 発売)

    レーベル名:En Phases
    カタログ番号:ENP009

  • 詳細

    ハイドン:フルート三重奏曲全集(ピネ/レ・キュリオジテ・エステティーク)

    【「弦楽四重奏曲の父」の尽きせぬ創意とフルートとの出会い】「交響曲の父」の綽名に加え、弦楽四重奏曲の地位向上と発展にもいち早く寄与し「弦楽四重奏曲の父」とも呼ばれてきたハイドン。管楽器はあまり室内楽で活用しなかったものの、当時特にフルートはヴァイオリン属と並んでアマチュア演奏家に人気だったため、多くの作品がフルートを用いた三重奏編成のために編曲されてきました。また後年ロンドンに渡ってからは、この楽器を愛好するパトロンたちのためにハイドン自らフルート三重奏曲を作曲、4曲が「ロンドン・トリオ」の名で広く知られています。ここではフランス語圏の第一線で活躍する名手たちが、18世紀当時の編曲を含むそれらハイドンのフルート向け三重奏曲をCD3枚にわたり全曲録音。作曲家の主君エステルハージ侯ニコラウスが弾くバリトン(共鳴弦を多数備えたヴィオラ・ダ・ガンバの一種)のパートを伴う無数の三重奏曲からの編曲群、またピアノ三重奏曲のヴァイオリン・パートをフルートで演奏できるようにした3曲、作曲家自身の渡航前からロンドンで出回っていたディヴェルティメント群など、さまざまな活躍期にわたり個々に特徴的な音楽を書いたハイドンならではの音使いの魅力を十全に楽しめるようになっています。使用楽器も作曲年代と作風を踏まえて選ばれており、特にフルートはキーが1つだけのモデルと8つのモデルを使い分け、この管楽器の転換期ならではの味わいも楽しめるようになっています。(2024/06/07 発売)

    レーベル名:En Phases
    カタログ番号:ENP018

  • 詳細

    J.S. バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番 - 第6番(エマール)

    【確かな作品解釈が自ずから導き出す傑作の魅力】ピアニストのピエール=ローラン・エマールの妹ヴァレリー・エマールが、満を持してバッハの傑作組曲を録音。パリ国立高等音楽院でミシェル・ストロースとフィリップ・ミュレールに師事した後、ボザール・トリオのメンバーとしても名高いバーナード・グリーンハウス門下で大きな影響を受け、マールボロ音楽祭などでも活躍してきた彼女は「コンクールに頻繁に出ていた頃から“あなたのバッハにとても惹かれた”と言われることが多かった、ただ書かれた音符と向き合っていただけなのに」と語ります。1980~90年代に急速に注目が高まった古楽器演奏にも意識を向けつつ、グリーンハウス門下では「自分を示せ」との教えを受けた彼女のバッハ解釈は、きわめて誠実でありながら凡庸とは程遠い、安定したテンポと磨き抜かれた音の魅力で聴き手を捉えて離さない演奏に結晶しています。歴史的に貴重な銘器と弓を伝って響き渡る確かなバッハ像、じっくりお楽しみください。(2023/10/06 発売)

    レーベル名:En Phases
    カタログ番号:ENP014