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Idil Biret Archive: アルバム一覧

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    ビレット・アーカイヴ・エディション 16、17 - ブラームス:交響曲第3番、第4番(I. ビレットによるピアノ編)/パガニーニ変奏曲/ハンガリー舞曲集

    「幼いころから、私はラジオやレコードを聴いては、交響曲をピアノ用に編曲していました。その頃、まだ楽譜は読めませんでしたが、全て暗記しており、特にベートーヴェンの交響曲は子供の頃から全てを知っていました」と語るイディル・ビレット。この2枚組には「ベートーヴェンではない」ブラームス(1834-1897)の2曲の交響曲の彼女自身によるピアノ編曲版が収録されています。指揮者を目指す学生は、学習のために「スコアをそのままピアノで演奏する」ことも求められますと言いますが、やはりピアニストであるビレットの編曲は、どこもかしこも破綻のないものであり、その素晴らしい仕上がりには驚くほかありません。他には、こちらも演奏困難なことで知られる「パガニーニ変奏曲」とライブ収録のハンガリー舞曲、そしてアンコールで演奏された深みのあるカプリッチョ2曲。思わず「すごい!」と声が出てしまうこと間違いありません。(2014/11/26 発売)

    レーベル名:Idil Biret Archive
    カタログ番号:8.571303-04

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    イディル・ビレット - 20世紀ピアノ・エディション

    モーツァルト、ベートーヴェンはもちろんのこと、どんな作品でも完璧に弾きこなすトルコの女性ピアニスト、イディル・ビレット。初期のNAXOSレーベルの立役者でもあった彼女は、現在、各レーベルに散らばっている自らの録音を集約し、「イディル・ビレット・アーカイヴズ」として世に出しています。そんなビレットが最も得意としているのはなんと言っても「現代の作品」であり、デビュー直後からブーレーズやリゲティ作品をバリバリ弾きこなすことで評判を取っていたことでも知られています。この15枚組には、バルトークからストラヴィンスキー、そして前述のブーレーズやリゲティまで、1950年代から2010年代までの演奏が収録されています。彼女の恩師であるヴィルヘルム・ケンプの「バッハ編曲集」や、トルコの作曲家サイグン自身が指揮してバックを務めた協奏曲など、興味深い作品が並んでいます。(2016/07/27 発売)

    レーベル名:Idil Biret Archive
    カタログ番号:8.501504

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    ビレット・コンチェルト・エディション 1 - シューマン:ピアノ協奏曲/グリーグ:ピアノ協奏曲(ビルケント響/ヴィト)

    協奏曲のレパートリーだけでも100 曲以上。驚異のレパートリーを誇るトルコの女性ピアニスト、イディル・ビレット。ここでは、極めてオーソドックスな2 つの協奏曲を華麗に弾きこなします。2 曲とも、滝のようになだれ落ちる冒頭のパッセージが魅力的ですが、陰鬱さの中に激しい情熱を秘めたシューマン、凛とした表情と熱い心を併せ持つグリーグと、その表現はかなり違いを際立たせないといけません。ビレットの演奏は全く文句なし。そして、オーケストラをまとめるのはNAXOS きっての名手、アントニ・ヴィト。どちらの曲も終楽章の盛り上がりが半端ではありません。(2011/09/14 発売)

    レーベル名:Idil Biret Archive
    カタログ番号:8.571270

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    ビレット・コンチェルト・エディション 2 - チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番、第3番(ビルケント響/タバコフ)

    トルコの名女性ピアニスト、ビレットによるチャイコフスキーの2 つの協奏曲です。さて、このアルバム、あまり聴く機会のない第3 番が聴けるのも注目です。最初、チャイコフスキーは交響曲として構想したこの作品。どうにも手に負えなくなってピアノ協奏曲へと書き変えたというもので、現存するのは第1 楽章「アレグロ・ブリランテ」のみですが、この曲が何ともスゴイものです。まるで重戦車のような迫力を持つ作品を、ビレットは重々しいタッチでぐいぐい鳴らします。バックをしっかり守るのが、こちらも迷(?)指揮者タバコフ。細かいことなんてどうでもよくなるような、ボリュームたっぷりの音。ずっしり来ます。ロシアのオケとはまた違った不思議な味わいをどうぞ。(2011/09/14 発売)

    レーベル名:Idil Biret Archive
    カタログ番号:8.571271

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    ビレット・コンチェルト・エディション 5 - チャイコフスキー:協奏幻想曲/ピアノ協奏曲第2番(ビルケント響/セレブリエール/タバコフ)

    最近のビレットはますますその技巧に磨きをかけているようで、このアルバムから聞こえてくる音楽も芳醇の極みと言えるでしょう。まず、チャイコフスキーの秘曲、協奏的幻想曲は1884年に書かれた2楽章形式からなるピアノ協奏曲です。どうしても彼のピアノ協奏曲は第1番以外はあまり耳にする機会がないのだけれども、実はどれもなかなかの力作であり、なぜ人気が出ないのか不思議に思う人も多いのではないでしょうか。この演奏、とにかくセレブリエールが指揮するオーケストラが絶品。ひたすら力強く曲を盛り上げます。第2番は1879年から1880年にかけて作曲され、N.ルビンシテインに献呈されたもので、こちらもとても美しく技巧的なのですが、第2楽章のチェロとヴァイオリンの二重奏があまりにも長すぎて、ジロティがカットしてしまったりと、少々不幸な生い立ちを持つ曲です。ただ、少々残念なのは、どちらの曲も、美しいメロディが多すぎること。あまりの美メロの連続に、どこを「お気に入り」にすればよいのかわかりません。そんな毎日フレンチのフルコースを食べているかのような贅沢な悩みに浸るのもよいものです。(2011/12/14 発売)

    レーベル名:Idil Biret Archive
    カタログ番号:8.571280

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    ビレット・コンチェルト・エディション 6 - モーツァルト:ピアノ協奏曲第13番、第17番

    NAXOSが誇る名手イディル・ビレットの最新録音はモーツァルト(1756-1791)の2つのピアノ協奏曲です。今回のバックを務めるのは、古典派作品の解釈で高く評価され、すっかり指揮者としての威厳を身につけたパトリック・ガロワ。彼が振るロンドン・モーツァルト・プレイヤーズの軽やかな音色をバックに、ビレットが独自の解釈に基づいた旋律を優雅に奏でていきます。最近はこの時代の作品のテンポを速めに取るのが流行ですが、彼女は決して浮き足だつことなく、着実に一つ一つの音を鳴らすことで、モーツァルトの意思を諮っているかのようです。なんとも不思議な味わいのモーツァルト。これはくせになります。(2015/10/28 発売)

    レーベル名:Idil Biret Archive
    カタログ番号:8.571306

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    ビレット・コンチェルト・エディション 7、8 - モーツァルト:ピアノ協奏曲第15番、第24番、第25番、第27番

    イディル・ビレットによるモーツァルトの4曲のピアノ協奏曲。第15番と第24番は、以前リリースされた12枚組のBOX(バッハ&モーツァルト・エディション…8.501206)に収録されていましたが、今回は2018年に録音された第25番と第27番を加えての2枚組として登場。柔らかい曲調が魅力的な第27番では、ビレットはゆったりとしたテンポで大きく旋律を歌わせるなど、ここでもユニークな表現で曲を聴かせます。第25番のカデンツァはビレット自身によるものであることにも注目です。2019年11月に78歳の誕生日を迎えたイディル・ビレット。ますます音楽性に磨きがかかっています。(2019/12/27 発売)

    レーベル名:Idil Biret Archive
    カタログ番号:8.571349-50

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    ビレット・コンチェルト・エディション 10 - モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番、第22番

    1941年トルコ生まれのイディル・ビレット。彼女は未だ楽譜を読むことができない4歳の頃からバッハとモーツァルトを愛し、ラジオで聴いたり自身でも奏でていたといいます。1949年にはパリでヴィルヘルム・ケンプに会い、将来一緒にコンサートでモーツァルトを弾くことを約束。4年後の1953年に2人は約束を実現させ「2台のピアノのための協奏曲」を演奏し、パリのシャンゼリゼ劇場で2400人の聴衆を熱狂させました。このようにモーツァルト作品が体の一部になっているビレット、この2019年のトルコにおける演奏会でも、木訥なタッチで愛情あふれるモーツァルトを披露しています。(2021/01/15 発売)

    レーベル名:Idil Biret Archive
    カタログ番号:8.571408

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    ビレット・コンチェルト・エディション 3 - サン=サーンス:ピアノ協奏曲第5番/ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調/左手のための協奏曲(ビルケント響/フルネ)

    チャイコフスキーでは、重厚で脂ぎったロシアの大地を思わせてくれるような演奏を聴かせるビレットですが、このフランス物でも、なかなか個性的な演奏を繰り広げていて、まことに興味深いものとなっています。サン=サーンスの5 番の協奏曲は、別名「エジプト風」とも呼ばれる異国情緒たっぷりの曲。とりわけ第2 楽章での不思議な響きは中近東の妖しい空気を思い起こさせるものです。ビレットはテンポを遅めに取り、濃厚な音楽を聴かせます(終楽章では一転、爽やかで晴れやかな表情を見せ、この作曲家がフランス生まれだったことに想い至らせるのですが)。ラヴェルの2 曲の協奏曲も、何とも独特な解釈で、好き嫌いは分かれそうですが、一度は聴いておきたい演奏です。名指揮者フルネが独自の音楽を聴かせるところも素晴らしいです。(2011/09/14 発売)

    レーベル名:Idil Biret Archive
    カタログ番号:8.571272

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    ビレット・コンチェルト・エディション 4 - リスト:ピアノ協奏曲第1番、第2番/死の舞踏(ビルケント響/タバコフ)

    爆裂系が好きな人にぜひオススメ。リストの2つの協奏曲と「死の舞踏」です。ビルケント交響楽団を率いるのは、あの名指揮者タバコフ。ビレットの独特な風味を引き立てる実に絶妙なバックを付けています。どうしても力任せに押し切る演奏が多くなりがちなこれらの曲ですが、ここでは、細部にまで目の届いた細やかな音を楽しむことができるというものです。リストの有り余るエネルギーの炸裂と、全編に渡る小気味よいまでのピアノの超絶技巧をぜひお楽しみください。どちらかというと地味な扱いを受けてしまう第2番の楽しさにも、改めて開眼できるかもしれません。笑ってしまううくらに「すごい」死の舞踏の冒頭もぜひ。(2011/12/14 発売)

    レーベル名:Idil Biret Archive
    カタログ番号:8.571273