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Klanglogo: アルバム一覧

  • E. バーンスタイン/アディンセル/アーノルド/バリー/バデルト/J. ウィリアムズ:映画音楽集(フランクフルト・ブランデンブルク州立管/グリフィス)

    現代の作曲家の作品は、一部のファンを除き、あまり広く受け入れられることはありません。しかし例外的に「映画のサントラ」だったら、どんなに難解な曲が流れていても画面にマッチしていれば強烈なファンがつくのです。もちろん「映画音楽の作曲家」たちは誰もが親しみやすく耳に残りやすい、また映画を絶妙に盛り上げる曲を書いています。有名な"20世紀フォックスのファンファーレ"で幕を開けるこのアルバムは、戦争映画「危険な月光」で使用された"ワルソー・コンチェルト"(ラフマニノフに作曲を依頼するも、断られてしまったため、アディンセルが「ラフマニノフ風」の曲を作曲したことで知られる)から、最近の「パイレーツ・オブ・カリビアン」の音楽、また逆にベートーヴェンやワーグナーと言った、もともとある名曲が効果的に使われている映画など、多彩な作品を紹介。名手ハワード・グリフィスが手兵ブランデンブルク州立管弦楽団を率いて華麗に演奏しています。(2016/11/23 発売)

    レーベル名:Klanglogo
    カタログ番号:KL1518

  • アウグスト/グラウン/ヤーニチュ/ハイドン/シュスター:鍵盤作品集(ライプツィヒ・チェンバロデュオ)

    このアルバムに収録された作品は、ザクセン王国の初代国王フリードリヒ・アウグスト1世(ザクセン選帝侯としては3世)の蔵書から選ばれています。彼は13歳で選帝侯位を嗣ぎ(18歳までは叔父が摂政を務めた)、その後はフランス革命の波及を逃れ、プロイセン王国と同盟し、反仏側として参戦しますが、プロイセン王が大敗したのを受け、同盟を破棄、ナポレオン1世から王号を獲得、ライン同盟へと加盟します。しかし、1813年にナポレオンが敗北するとロシアに捕らえられましたが、その際王位を剥奪されることもなくザクセンに帰国。荒廃した国土を回復すべく、農業や商工業の発展と学業の振興に務めたのです。そのおかげでザクセンは急速に発展し、この地は当時の学問の中心地になりました。そんな賢王の蔵書にはハイドンをはじめ、シュスター、グラウン、ヤーニチュなどの素晴らしい作品が含まれており、自身も音楽を嗜んだという王の趣味が伺いしれるものとなっています。ライプツィヒ・チェンバロ・デュオのデビュー・レコーディングです。本来は2台のチェンバロで演奏される作品を、敢えて1台だけハンマーフリューゲルに変えた際の音色の違いもお楽しみください。(2015/06/24 発売)

    レーベル名:Klanglogo
    カタログ番号:KL1501

  • ヴュストホフ:バレエ音楽「雨ひめ様と火おとこ」/スヘルデ川(ゲデック/フランクフルト・ブランデンブルク州立管/ケルン)

    ドイツ文学における詩的リアリズムを代表する作家テオドール・シュトルム(1817-1888)。代表作の一つ「雨ひめ様と火おとこ」は、人間による環境の破壊や気候の変動による脅威を、子供にもわかりやすく示したお伽話です。このお話に、ドイツの現代作曲家ヴュストホフは後期ロマン派の作風に則った劇的な音楽をつけました。ドイツの名女優マルティナ・ゲデックの朗読も加えた華麗な音の物語は、聴き手に感動をもたらします。(2018/05/25 発売)

    レーベル名:Klanglogo
    カタログ番号:KL1525

  • カベソン/スウェーリンク/フレスコバルディ:チェンバロ作品集(ラトコ)

    16世紀から17世紀にかけて著しい発達を遂げた鍵盤楽器。楽器の発展に伴い、演奏技巧の幅も広がり、作曲家たちは競うかのごとく演奏困難な作品を作り上げ、一つの主題をもとにした変奏曲や、速い走句やパッセージに彩られたトッカータなどが数多く生まれました。このアルバムにはルネサンス末期から初期バロックの時代に書かれた鍵盤作品を収録。アグネス・ラトコの演奏で、当時最も影響力があったとされるカベソンや、スヴェーリンク、フレスコバルディ、そして優れたオルガニストであったケルルの作品まで、時代の変遷を追いながら多彩な作品を聴くことができます。(2018/05/25 発売)

    レーベル名:Klanglogo
    カタログ番号:KL1524

  • キュイ:ジャン・リシュパンの詩/アルジャントー(抜粋)/25の前奏曲(抜粋)(ベルム)

    ツェーザリ(セザールとも)・キュイ(1835-1918)は"ロシア五人組"の作曲家の一人として知られていますが、実は母はリトアニア人、父はフランス人と、ロシアの血を引いているわけではありません。彼が生まれたのは、当時ロシア帝国のヴィリニュス(現在はリトアニア)でした。フランス軍の兵士だった父がこの地に立ち寄った際、地元の女性と結婚したため、キュイは幼い頃から様々な国の文化に触れながら成長し、長じてからは軍事の専門家としてロシア国内で尊敬されることとなりました。とはいえ、作曲家としてのキュイは「五人組」の他のメンバーに比べると、その存在は地味で、録音はもとより、作品もあまり演奏される機会がないのが実情です。彼が好んだフランスの作家ジャン・リシュパンのテキストによるこの歌曲集は、20曲の歌曲全曲の合間に、ユニークなピアノ曲を挟むという面白い構成を持っています。ルクセンブルク生まれのバリトン、ベルメスとロシアのピアニスト、イワノフが曲の深部に光を当てています。(2016/11/23 発売)

    レーベル名:Klanglogo
    カタログ番号:KL1411

  • コルンゴルト/ウルマン/シュルホフ:弦楽四重奏曲集(クラリオン四重奏団)

    このアルバムに収録されたのは1930年代にナチス・ドイツが「有害、または退廃的である」とみなし、「退廃音楽」の烙印を押した作曲家の作品群。シュルホフやウルマンのように強制収容所に送られ命を落とした人や、コルンゴルトのように亡命し、その地で成功したものの、故郷を忘れることができなかった人たちの心の叫びが反映されたかのような曲が収録されています。最後に収録されたザハヴィの曲は、やはり強制収容所で命を落とした女性詩人、ハンナ・セネシュの詩を元に書かれた作品。詩はなくともその悲しみ、やるせなさが伝わります。クラリオン四重奏団は、ピッツバーグ交響楽団の楽員によるアンサンブル。彼らは2016年にテレジン強制収容所でこれらの曲のコンサートを行い、人々に感銘を与えました。(2018/03/16 発売)

    レーベル名:Klanglogo
    カタログ番号:KL1415

  • ショパン:前奏曲集/幻想曲/子守歌/舟歌(アントニオーリ)

    J.S.バッハの「平均律クラヴィーア曲集」のような、「12音全ての長調、短調の音階を用いた小さな24の曲集」を作曲することは、ショパンにとってバッハへの敬意の表れであり、また革新的な挑戦であったのでしょう。この作品は「雨だれ(第15番 変ニ長調)」のエピソードでも知られるように、旅行先のマジョルカ島で完成されましたが、構想されたのはもっともっと以前だったようです。24曲のそれぞれに驚くほど多くの物語があり、一瞬で終わるような短い曲でも、その表情は夢幻的で多彩です。ピアニスト、アントニオーリは1曲1曲に心を込め、この小宇宙を余すことなく表現することに成功しています。(2015/06/24 発売)

    レーベル名:Klanglogo
    カタログ番号:KL1409

  • ショパン/ブラームス/フォーレ:ピアノ作品集(アントニオーリ)

    現在の日本では「バラード」というと、ゆったりとしたテンポで美しいメロディラインを持つ「ラブソング」を指すことが多いのですが、もともとは中世の定型詩であり、吟遊詩人の歌う世俗抒情歌の形式の一つでした。18世紀の後半に、ゲーテをはじめとした詩人たちが文学的に昇華させ、この詩を用いた歌曲が「バラード」と呼ばれるようになります。やがてショパンが自身のピアノ曲にこのタイトルを転用し、古い物語譚を暗示させるような「4つのバラード」を創り上げるのです。この形式はリストやブラームスに受け継がれ、各々が表現力豊かな作品を書き上げます。そしてフォーレの作品には、特定の元ネタは存在せず、ただただ起伏のある美しい音楽が紡がれていくのです。ピアニストのアントニオーリはスイス、ローザンヌ出身のベテランです。地元の音楽院でファウスト・ザドラに、パリ音楽院ではピエール・サンカンに学び、その後はウィーンでブルーノ・ザイドルホーファー、ローマでカルロ・ゼッキに指導を受け、1991年にアメリカとローロッパへの演奏旅行を行い絶賛されました。その後は指揮者としても活動を始め、地域に密着した音楽活動を行っている人です。(2015/06/24 発売)

    レーベル名:Klanglogo
    カタログ番号:KL1408

  • テレマン:12のファンタジア(ボルツキ)

    1732~1732年頃に作曲された(と考えられる)テレマン(1681-1767)の12の幻想曲。当時、テレマンは「幻想曲」という形式にこだわり、チェンバロ用、無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバ用の幻想曲と、このヴァイオリンのための曲集が書かれています。もちろんこちらは「無伴奏ヴァイオリン用」として出版されていますが、音域やパッセージの形を考慮すると、フラウト・トラヴェルソ(バロック・フルート)で演奏するのがふさわしいと考えられています。しかしこのアルバムにおいて、ボルツキは12本の「リコーダー」を準備し、さらにアグレッシヴに、かつ表情豊かに各々の曲を演奏しています。楽器の性能をまるまる使ったこの曲集、低域から高域まで全てが鳴り響く、まさに理想的な演奏として位置づけられることでしょう。(2015/04/22 発売)

    レーベル名:Klanglogo
    カタログ番号:KL1509

  • バード:合唱作品集(ウィーン・ヴォーカル・コンソート)

    ルネサンスの巨匠、ウィリアム・バードの「5声のためのミサ」を中心に、彼のいくつかのモテットを併せた敬虔で慎み深い音楽集です。「ブリタニア音楽の父」と称されるバードの作品のほとんどは英国教会のために書かれたもの(英語)ですが、彼は本来カトリック信者であったため、最高傑作とされる「5声のミサ(ラテン語)」による祈りは、友人の家で秘かに行われたものだと言われています。宗教の違いによる軋轢に苦しんだバードですが、その作品はどれも清明で美しいものであり、現代人の心をも浄化させてくれるのです。ウィーン・ヴォーカル・コンソートは2001年に結成されたアンサンブル。メンバーの本職はイタリア語教師、海洋生物学者、技術系ジャーナリスト、風景建築家、建築家とヴァラエティに富んでいます。(2015/06/24 発売)

    レーベル名:Klanglogo
    カタログ番号:KL1401