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ブクステフーデの出生については、詳しいことは全くわかっていません。1707年にリューベックで逝去した際「彼はデンマークを祖国とし、当地にやってきておよそ70年の生涯を終えた」と死亡記事が地元の雑誌に掲載されており、かろうじて「北欧出身であった」ことがわかるのみです。このアルバムではそんなブクステフーデの出自を物語るような、ほとんど耳にする機会のないスウェーデン語によるテキストのカンタータも含まれていて、興味をそそるものとなっています。ヒリヤー率いるシアター・オブ・ヴォイセスの澄み切った歌声、そして名手ブリンドルフの冴えた技巧で聴くオルガン作品。満足のいく1枚です。(2011/04/20 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :6.220534 |
ブルーン(1968-)の音楽は一言では語り尽くせないほどの多様性を秘めています。彼は1989年に作曲の勉強を始め、同時に大学では哲学を学びました。1991年から1997年にはデンマーク王立音楽大学で、ノアゴーとラスムッセンからも教えを受けています。声楽作品と、アンサンブルのための作品を得意としていて、このアルバムには彼の真骨頂とも言える曲が収録されています。アンサンブルの指揮は、NAXOSでもおなじみのスンドクヴィスト。どの曲も一度聴いたら忘れられないほどの強い印象を残しますが、中でもメゾ・ソプラノとアンサンブルのための「全ての生きとし~」のロルカの詩を元にした歌曲集は、その強烈な音色と言葉遊びがユニークです。(2011/05/25 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :8.226553 |
デンマークの作曲家としては珍しく、アメリカのミニマリズムの影響を強く受けていると言われるブルーンの3つの室内楽作品集。柔軟なリズム、攻撃的な響き、美しくも断片的なメロディ。これらが次々と現れては消えていくのがブルーン作品であり、このアルバムの収録曲も全てその特徴を備えています。収録曲は、ペルシャ湾に生息する真珠からインスパイアされた「真珠の涙」、アンサンブル・ミッドヴェストのために作曲された「グリーン・グローヴズ」、ブルーンが敬愛している作曲家ロウシング・オルセンのために作曲された「黒い水」、アンサンブル・ミッドヴェストのチェリスト、ジョナサン・スラットの依頼で書かれた「大きな鳥と彼の友人」の4作品です。(2017/04/28 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :8.226571 |
南ユトランド半島にあるレグムクロスター教会は、中世デンマークに建立された最も重要な建造物の一つであり、教会内部では素晴しい音響効果を発揮します。高いアーチ型の天井とレンガ作りの壁は、他では味わえない響きをもたらし、特徴的なサウンドスケープを生み出すのです。フルーティストのエヴァ・エステルゴーは様々な試みを実現化するアーティストで、以前は宇宙をアニメーション化しようとしたこともあるようです。このアルバムを収録するにあたって、教会内の音響を存分に研究し、5人のデンマークの作曲家に作曲を依頼し、この見事な1枚を生み出しました。録音 2007年-2011年 Recorded in Logumkloster Kirke and Logumkloster Refugium(2012/09/19 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :8.226573 |
デンマーク生まれの個性的な作曲家、ブレスゴーの作品集です。ギャラクシーと名付けられた作品は、まさに音による銀河系。絶えず形を変えながら発展していく宇宙的なものを体感することができるでしょう。混沌、茫洋とした音が、すこしずつシステマティックに立ち上がり、何かが生まれて、そして静かに消えていく様は、まさに「43分に渡る音の攻防」です。最後は意味深に終わるところも良い感じです。予測不能で柔軟な音の衝突は、無重力を彷徨うかのようです。モンクズ・ミクスチャーズ(モンクとの混合物)のモンクとは、アメリカのジャズ・ピアニスト、セノニアス・モンクのことで、ブレスゴーは彼から大きなインスピレーションを受けています。この曲も「静から動」というパターンを踏襲しつつ、不可思議な世界へと聴き手を運んで行くのです。(2011/03/02 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :8.226551 |