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Search results:55 件 見つかりました。

Metier: アルバム一覧

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    ケヴィン・ラフテリー:ソロと室内楽作品集

    タイトルの『Magpie マグパイ』とは「カササギ、なんでも集めたがる人」を表す言葉。ケヴィン・ラフテリーのこのアルバムにはレオナルド・ダ・ヴィンチの芸術に触発された「Meditation in Brown」、パンデミック中に作られた「チェンバロ五重奏曲」、愛する人の喪失を表現した「2つの捧げもの」、そして個人的な絶望から生まれた「Naked Before God」など、アルバム・タイトルのとおり、自身の経験や家族の歴史などを反映させた多種多様な音楽が収録されています。アメリカ出身のラフテリーは1989年からロンドンで活動。現在はニュー・ロンドン室内合唱団で歌い、アンサンブルではファゴットを演奏、またリッチモンド・コンサート・ソサエティの音楽監督も務めています(2024/11/15 発売)

    レーベル名:Metier
    カタログ番号:MEX77107

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    遠い声、新しい世界

    このアルバムでは、イギリスの5人の現代作曲家が、イングランドの風景と文化史をテーマに作曲した音楽を紹介しています。中心となるのは、2022年にソプラノとアンサンブルのために委嘱された「South Downs Songbook」(トラック2、4、7、9)で、4名の作曲家がサウスダウンズの丘陵地を題材にした歌曲を提供したもの。他には、トマス・タリスのモテット「In ieiunio et fletu」を素材としたヒューズの曲や、ネルソン・マンデラへのオマージュであるトンプソンの「Mighty Mandela」、俳句を題材としたフィカラのピアノ曲、14世紀のアルス・スブティリオル(繊細な技法)に触発されたシーランの作品など、現代音楽の語法と歴史的要素を融合した作品が並べられています。ニュー・ミュージック・プレイヤーズとオーケストラ・オヴ・サウンド・アンド・ライトは、どちらもエド・ヒューズによって設立されたアンサンブル。バロックやクラシックからジャズ、現代音楽まで幅広いジャンルの作品を演奏し、高い評価を得ています。(2024/11/15 発売)

    レーベル名:Metier
    カタログ番号:MEX77131

  • ヴィル:《神々に奪われて》《切れた弦》/シュテンツ、アルメイダ・オペラ

    インド出身でロンドンを拠点に活躍する作曲家パラム・ヴィル。このアルバムには、ハンス・ヴェルナー・ヘンツェの委嘱によって作曲され、1996年にBBCラジオ3で放送された2つの歌劇が収録されています。《神々に奪われて》は、タゴールの叙事詩『Debatar Gras』に基づく作品で、巡礼者たちが自然の猛威と神への恐怖に直面する物語です。作品にはベルク、ブリテン、メシアンの影響が感じられます。《切れた弦》は、古代仏教の物語「Guttil Jatak」をもとに、若い音楽家ムシルと盲目の音楽家グットゥルの対決を描いており、嫉妬の愚かさと真の芸術的才能がテーマとなっています。マルクス・シュテンツが指揮する、1968年に創設されたロンドン・シンフォニエッタと、アルメイダ・オペラによる演奏です。(2024/11/01 発売)

    レーベル名:Metier
    カタログ番号:MEX77211

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    アイヴズ/カウエル:メゾ・ソプラノのための作品集(ケリガン/ダウドール/ヴァルディヴィア)

    20世紀アメリカ音楽における“実験音楽”の先駆者となったアイヴズとカウエルの歌曲集。アイヴズは生涯に100曲を越える歌曲を作曲、これらは民謡風の素朴な曲から、ジャズ風の曲、前衛的な曲まで、さまざまな色合いを持ち、どれも高く評価されています。かたやカウエルはいくつかの歌曲を残しましたが、出版されることがなかったため、その存在は忘れられてしまいました。このアルバムでは2人の歌曲の中から注目すべき曲を選択、メゾ・ソプラノのケリガンが歌っています。彼女はカウエルの作品を歌うにあたり、研究を重ね、作品の姿を捉えることに成功、心のこもった歌唱を披露しています。(2019/07/19 発売)

    レーベル名:Metier
    カタログ番号:MSV28577

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    アグニュー/ボドリー/ボイル/バックリー/クラーク:メゾ・ソプラノのための作品集(ケリガン)

    アイルランドで活躍する作曲家たちの作品集。彼らの先導的役割を果たしたアイナ・ボイルは、1967年にこの世を去って以来、その存在を忘れられてしまいましたが、最近、彼女の次世代の人々の活躍に伴い、ボイルの作品も少しずつ演奏されるようになって来ました。伝統的なアイルランド民謡の流れと、シュプレヒトゲザング(歌うように叫ぶ)が融合した彼女の歌は、奇妙でありながらも、何故か懐かしさを帯びています。アイリッシュ・ケリガンは、アイルランド民謡とブレヒトを得意とするヴォーカリストで、ブロードウェイでも活躍する人気者です。アルバム・タイトルでもある「I am Wind on Sea」(トラック16)では打楽器を演奏しながら極めて存在感のある歌唱を聴かせています。 Youtube試聴→https://youtu.be/NX_O1-c1Q78/(2017/02/17 発売)

    レーベル名:Metier
    カタログ番号:MSV28558

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    アタナシアディス:ソフト・ライト/トゥ・ザ・タッチ/エアー・スティル/フォー・ジ・アイスII/ペイル・ビューズ(ショーノリティーズ)

    ギリシャの作曲家ベイジル・アタナシアディスは、一時期東京で生活し、文学、俳句、能楽など日本文化の研究に没頭しました。その後イングランドに移住しユニークなアンサンブル「Shonorities-ショーノリティーズ」を設立、ギリシャと日本を中心に様々な文化を融合させた作品を上演しています。このアルバムに収録された7つの作品は2003年から2017年までに書かれており、笙やフルートなどを駆使した美しく神秘的な音楽は極めて魅力的です。(2018/04/27 発売)

    レーベル名:Metier
    カタログ番号:MSV28584

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    アタナシアディス:夢の書 II/5つの小品/サークル/蝶々の夢 II/アイズ・アー・ナウ・ディム(ショーノリティーズ)

    ギリシャ出身の作曲家アタナシアディスの、タイトルの通り「眠りや潜在意識」にまつわる音楽集。アタナシアディスはアテネの国立音楽院で学んだ後、イギリスに渡り王立音楽大学他で学び、東洋の文化に興味を持ち、2018-19年に、東京藝術大学にてJSPSブリッジ・フェローシップを修了。その間、同大学の外国人特別研究員として笙や箏と西洋音楽を融合させた新作を作曲。また、1994年にチェリビダッケのセミナーにも参加し多大な影響を受けています。このアルバムには、東京藝術大学のスタジオで録音された2作品も収録。西洋音楽の様式と、日本や中国の美意識が繊細かつ絶妙なバランスで作品に反映されており、そこに現代的な西洋のミニマリズムやエレクトロニクス、アンビエント、ジャズなどの要素も加わり、独特な作風となっています。演奏はロンドンで自らが結成したユニークなアンサンブル、ショーノリティーズ。アタナシアディスもピアノを演奏しており、多数の日本人奏者も参加しています。(2020/01/17 発売)

    レーベル名:Metier
    カタログ番号:MSV28596

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    アルチョーモフ/グバイドゥーリナ/ススリン:ロシアの室内楽作品集(アンダーソン/アストラエア)

    現代ロシアを代表する3人の作曲家、アルチョーモフ、グバイドゥーリナ、ススリンが、自分たちの作品や、南コーカサス地域(アゼルバイジャン、アルメニア、ジョージア)と中央アジアの楽器を用いて即興演奏を行うために1975年に結成した「アストレア・アンサンブル」。最初の2曲は、1977年と80年にロシアで録音されたもの。3人の作曲家がドゥドゥク(ダブルリードの木管楽器)、サラムリ(リコーダーに似たジョージアの笛)、タール(長いネックのリュート属の楽器)、マンドリンや様々な種類のドラムやベルを演奏、ユニークな響きを楽しめます。3曲目は、卓越した技術をもつアメリカのトロンボーン奏者、マイルズ・アンダーソンとアルチョーモフのコラボによるカリフォルニアのスタジオでの録音。登場するドイツ語の愛の詩のテキストは、最後のロシア皇帝、ニコライ2世の日記からとられたもので、少しだけエレクトロニックな処理が施されています。この貴重な録音はこれまでロシアのみで発売されてきましたが、今回初めて世界発売となります。 (2020/02/14 発売)

    レーベル名:Metier
    カタログ番号:MSV28595

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    アレン:木管楽器のための作品集(ウェイ/メイヤー/ウォルポール/ウィッカム)

    イギリスで生まれ、オックスフォードで学んだ後、オーストラリアに移住した作曲家ジェフリー・アレン。音楽出版社を設立し、オーストラリアの新しい音楽の普及に尽力した彼は、現在でもいくつかのプロジェクトを抱えるだけでなく、作曲家としても幅広く活躍しています。このアルバムには彼の室内楽作品を収録。1964年に書かれた、新古典派風の快活な雰囲気を湛えたファゴット・ソナタから、2007年作曲のメロディアスで神秘的な「幻想的三重奏曲」まで様々な作風による作品をお聴きいただけます。オーストラリアを代表する奏者たちの演奏で。(2020/09/18 発売)

    レーベル名:Metier
    カタログ番号:MSV28607

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    ウィークス:シングズ・オブ・オキュペーション/ルーピング・バスカー・ミュージック/3つのトリオ/ディガー/コモン・グラウンド(バーチャム=スティーヴンス/スパーリング/プット/ピオーロ)

    1978年、イギリスのブラックバーンで生まれ、マイケル・フィニッシーとともにケンブリッジで音楽を学び、サウスハンプトン大学で作曲の博士号を取得したウィークの作品集。2005年以来、彼は高い密度のポリフォニックを追求するため、小さな編成の作品を書くことに注力しています。それらは声楽アンサンブルであったり、このアルバムに収録されている器楽のためのアンサンブルであったりと様々ですが、どれも音楽の構造のプロセスを見つめ、時にはミニマル風に徹底的に素材を反復するなど、かなり実験的な作品であり、ひらめきと進化に満ちた音楽が展開されています。 Youtube試聴→https://youtu.be/orrRvfyrsPs/(2017/02/17 発売)

    レーベル名:Metier
    カタログ番号:MSV28559