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NAXOSの好評シリーズ、イギリスの歌曲集第23集は、ジョナサン・ダヴ(1959-)の歌曲です。彼は現代の英国において、最も機知に富む多彩な音楽を創り出す作曲家の一人として評価されており、中でも歌曲、合唱曲については最高の賛辞が贈られています。このアルバムには4つの歌曲集が収録されていて、最初の「冬から」はロバート・ティアの詩によるもので、曲の雰囲気はどこかブリテンの一連の歌曲を思わせる、繊細な静けさを湛えています。「わが影を棄てて」はガルシア・ロルカの英語訳のテキストが用いられており、乾いたリアリズムが横溢する音楽です。「アリエル」はすばらしく神秘的な歌曲で、伴奏なしのソプラノのみで歌われます。歌手は黄砂を運ぶ風の音までをも歌わなくてはなりません。エキゾチックなヴォカリーズである第3曲目は、この世のものとは思えないほどの不思議な印象を残すでしょう。5つのセクションからなる「今宵眠る全ての人へ」はロマンティックな感情と、宗教性、心、場所、四行詩がモティーフ。歌曲はプーランクを思わせる聖と俗が入り混じった物語が描かれ、聴き疲れた人は深い眠りに誘われるのです。(2014/09/24 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573080 |
ドイツ系ユダヤのヴァイオリニスト、作曲家フェルディナント・ダヴィッド(1810-1873)。幼い頃から神童として知られ、13歳の時にはルイ・シュポーアとモーリッツ・ハウプトマンに師事、16歳でベルリン王立劇場のヴァイオリン奏者に就任しています。その後は優れたヴァイオリニストとして活躍し、ロシア方面にも演奏旅行に出かけ、25歳のときにはライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のコンサートマスターに就任、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲の初演も彼が担うことで、メンデルスゾーンにヴァイオリンの技術やその他の助言を与えたことでも知られています。このアルバムにはそんな彼の自作を収録。ここでダヴィッドが練習曲のベースに用いたのは、彼の親しい友人であったイグナツ・モシェレス(1794-1870)の「ピアノのための24の練習曲」をヴァイオリン練習曲に置き換えるというある意味、困難な試みです。両手で鍵盤を自由に操るピアノのパッセージが、どのような形でヴァイオリンに移し変えられているか、それをつぶさに聞き比べるのも一考でしょう。「6つのカプリース」でのヴァイオリンのパッセージは、編曲という制限から逃れ、更に自由に飛翔しているかのようです。ドイツのヴァイオリニスト、クッペルは13歳でデビューし、ハンブルク、ミュンヘンのオーケストラでソリストを務め、1997年から2013年まではバイエルン放送交響楽団のアシスタント・コンサートマスターも務めていました。確かな技術と表現力で、この難曲をぐいぐい演奏しています。(2014/07/23 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573048 |
20世紀末のグレゴリオ聖歌大ブームの風潮に乗ってブレイクした一人で、中世の作曲家タヴァナーの末裔を自称するタヴナー(混同に注意)。東方正教会の典礼に根ざした神秘的な教会音楽が多い彼を知るために最適の選曲をしたアルバムです。ダイアナ英皇太子妃の葬儀で歌われて最も有名なタヴナー作品となった2、クリスマスの定番中の定番3、東方正教会の葬儀からテキストをとり、リフレインの美しさが忘れられない7、無伴奏合唱曲の魅力全開の8、9、チェロの悠久の調べと合唱が織りなす神秘の世界13。歌詞は教会スラヴ語の13以外は英語です。(2001/03/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555256 |
現代英国の作曲家タヴナーの音楽は、新作が必ず話題となり、常に今を生きる私たちの心に浸透し続けています。この「エルサレムのための悲歌」は、キリスト教、ユダヤ教、イスラム教のテキストを一緒に用い、かつては宗教が一箇所に共存していた場所における平和が失われたことに対する心の叫びであり、そして、神を求める者たち全てを集わせる愛の力を訴える作品です。混声合唱団と室内管弦楽団のために書かれ、曲は全体にタヴナー作品としては比較的わかりやすく平易で、静かに耳を傾けるに相応しいものです。そして演奏は、名合唱指揮者サマリーが、英国の腕利きの合唱歌手たちを率いた名演。また一つ、タヴナーが金字塔を打ちたてました。(2006/05/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557826 |
現代イギリスの作曲家タヴナー(中世のタヴァナーとの混同にご注意!)をご存知ですか?音楽の癒しの力が注目される中、ビートルズのアップルレコードからスタートした彼の音楽は、今や癒しの最前線と言っても過言では無い存在になりました。「奇蹟のヴェール」は英国で正に大ブレイク、冒頭のチェロをお聴きになれば、誰でも一発で好きになるでしょう。東洋的雰囲気をも感じさせるのが日本人向き。「イン・アリウム」は実験的現代音楽で、万人に推薦とはいきませんが、冒頭を聴いて少しでも美を感じた貴方は是非完走を。ソプラノ歌手が超高音を保持する名人芸にもご注目。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554388 |
ずっと昔から、聖母マリアの美しさと気高さは多くの芸術家たちによって表現されて来ました。現代イギリスの作曲家タヴナーも彼独自の神秘的な音楽語法によって様々な角度から聖母マリアを賞賛します。世界初録音の「聖母マリアより」は10の部分からなる合唱曲集。聖歌とはまた違う不安気な音の動きが特徴的な「言葉は肉となり」(トラック1)が終わると、突然輝かしい音のシャワーが降り注ぐかのような「ノエル」へと移って行きます。全編不安と喜びが交錯するかのような、不思議な感覚を味わえることでしょう。(2009/01/14 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572168 |
バッハ以前の作曲家で一人だけ選ぶならイギリスのダウランド、そんな声も聞こえる程、彼は特別な存在で、歴史に残るソングメーカーでした。何といっても「あふれよ、我が涙」の旋律は作曲当時ヨーロッパ中で流行ったメガヒット、そのメランコリックな叙情は現代人をもノックアウト、思わず全身の動きが止まります。「グリーンスリーヴズ」など当時流行していた旋律のリュート独奏も交えたダウランド歌曲集、カウンターテナーがリュートの伴奏だけで歌う、この簡素な音空間に広がる縦横無尽の情感をお楽しみください。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553381 |
エリザベス朝からチャールズ1世にかけてのイギリスを代表するリュート奏者であったダウランド。彼の作品はほとんどがリュートのソロのためか、リュートと歌という小規模な形態で書かれたものです。内容も、どちらかというと世俗的なもので、親しい人や偉い人のために書いたリュート曲、もしくは恋人たちの愛の姿を歌ったものばかりで、いわば当時の流行歌のようなものでした。それだけに却ってその音楽は普遍性を持ち、今聴いても新しいばかりか、現代のアーティストにたくさんのインスピレーションを与えるという不思議な存在にもなっています。(2009/08/26 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.556840 |
何の先入観も無しに触れてみてください。古雅で清潔な、時には恍惚感すら感じさせる歌謡性、言いようもない哀愁、あふれるファンタジー。現代の耳にも古めかしくない心の音楽があります。ダウランドの歌曲「流れよ、わが涙」(このCDには無し)は、当時誰もが口ずさんだほど流行、他の作曲家たちがこぞって編曲する中、本人もついに自らリュート合奏用に編曲し、様々な舞曲と合わせ出版したのが「ラクリメ」。その中から舞曲集の抜粋と、キングの透明な声が心に語り掛ける歌曲などの凝ったカップリング盤。音楽史に興味が無い人にもお薦めします。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553326 |