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(2021/01/29 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :NBD0121V |
【満州を舞台に、日露の軍人とロシアの美しき未亡人が繰り広げる愛の駆け引き】日露戦争真っ只中、スパイとして活動する日本人将校イトウ。彼は中国人の使用人になりすまし満州のロシア軍司令部に潜入、そこでかつて愛を誓いあったサンクトペテルブルク社交界の華、未亡人リディアと再会します。イトウはリディアを通じて、彼女に想いを寄せるロシア軍の司令官カチャーロフから軍事機密の合言葉を聞き出しますが、それは偽情報。イトウは捕えられ、リディアの裏切りをなじりつつも脱走に成功し日本に帰国します。やがて戦争が終わり、イトウは日本の講和団の一員として再び満州を訪れ、カチャーロフとリディアに再会しますが...チェコ生まれ、ドイツ、アメリカで活躍したヤロミール・ヴァインベルガーによるオペレッタ《春の嵐》は、ヒトラー政権掌握の年1933年、ベルリンで初演されたのもつかの間、ナチスによって上演継続を禁止され、そのスコアもほぼ失われました。今回ベルリン・コーミッシェ・オーパーによる上演のためにノーベルト・ビアマンがピアノ譜や残存するパート譜から作品を再構成、編曲。2017年のバイロイト音楽祭でカタリーナ・ワーグナーの招聘により《ニュルンベルクのマイスタージンガー》を演出し、現在世界中で最も引く手あまたの演出家の一人バリー・コスキーが演出を担当した87年ぶりのこの作品の蘇演の舞台は大きな話題となりました。日本人将校イトウに若々しい声が魅力のタンゼル・アクゼイベック、ヒロインの美しきリディアを妖艶に歌い演ずるヴェラ=ロッテ・ベッカー、ロシアの将軍カチャーロフを演ずる名優シュテファン・クルトら主役から脇役に至るまで粒ぞろいの歌手と役者を揃え、ジョーダン・デ・スーザの明快かつ情感豊かなタクトが、J.シュトラウスやレハールに代表される中欧の喜歌劇の伝統に、20世紀初頭のアメリカのダンス音楽を融合させたヴァインベルガーのジャズ・オペレッタを見事に蘇らせています。 (2020/11/27 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :NBD0122V |
17世紀の作曲家チェスティ。ローマでカリッシミに師事しフィレンツェでオペラ作曲家として大活躍した後、インスブルックの宮廷楽長を経て1666年にはウィーン宮廷副楽長に就任、その地で生涯を終えました。この歌劇《ラ・ドーリ、または高貴な奴隷》は、ユーフラテス川沿いのバビロンを舞台にした物語。ニカイア王女ドーリは幼い時にペルシア王子オロンテと婚約しますが、後に海賊によってエジプトへ連れ去られ、エジプト王女として育てられます。成長したドーリとオロンテはエジプトで再会するも、オロンテは父王が危篤になりペルシアへ呼び戻され、オロンテを追って男装してペルシアに渡ったドーリは盗賊につかまり、奴隷として売られます。数奇な運命のいたずらにコミカルなエピソードを挟みつつ、物語は最後にドーリとオロンテの再会で結ばれます。この歌劇は1657年にチェスティが奉職していたインスブルックの宮廷で初演された後、イタリアではメディチ家の結婚式の祝祭のために上演されたほか、各地で次々と上演され高い人気を誇りました。この映像は2019年、チェスティの没後350年を記念して、作曲家所縁の地インスブルックでの上演記録です。高度な技巧を駆使したソリストたちの軽やかな歌を始め、17世紀作品の演奏で定評のあるダントーネと、アカデミア・ビザンチナのアンサンブルが、時の流れの中で遠景に退いていた名作を現代に生き生きとよみがえらせています。(2020/11/27 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :NBD0123V |
暁の女神オロールと羊飼いのティトンは相思相愛の仲。人間であるティトンは、いつの日か女神オロールが他の神に心移りしてしまうのではないかと思い悩んでいます。同じくオロールを愛する風の神エオールは、牧畜の女神パレスに邪魔なティトンを殺すよう依頼。一方パレスはひそかにティトンを愛しているので、彼を殺さず誘拐することをエオールに約束します。ティトンを失い悲しみに沈むオロールは言い寄るエオールを拒絶し、永遠にティトンの死を悼んで暮らすと誓いを立てますが…。フランス・バロック期の作曲家モンドンヴィル。ヴァイオリニストとしてフランスの宮廷で活躍しつつ、合唱曲や歌劇の作曲家として当時最も高名だったラモーを凌ぐほどの人気を集めました。とりわけ1753年に初演された《ティトンとオロール》は好評を博し、ラモーが引退した後、イタリア・オペラとフランス・オペラの優劣を巡る「ブフォン論争」が再燃した際フランス・オペラの擁護派が、この作品を自陣営の優位性を証す切り札として喧伝したことで知られています。2021年1月、パリ・オペラ=コミック座で無観客で上演された本作の映像では、操り人形(粘土の人型や羊の群れ)のコミカルな動き、華やかな衣装、美しい舞台美術による幻想的な情景に目を奪われます。この舞台を背景にレザール・フロリサンを率いるウィリアム・クリスティの自由闊達なタクトに導かれ、優れた歌手とダンサーが見事な歌唱と演技を繰り広げていきます。ティトン役を歌うのはベルギー出身のレイナウト・ファン・メヘレン。テノールの中でもとりわけ声域の高いオート・コントルの名歌手として知られ、その若々しく艶やかな美声はオロール役のソプラノ、グウェンドリン・ブロンデールの鮮やかな歌唱と相まって聴く者を魅了します。(2021/12/24 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :NBD0131V |
ネプチューンの息子でフリギアの王セレニュスと婚約している河の神サンガールの娘、サンガリード。彼女は秘かに親戚の美少年アティスに思いを寄せ、アティスもサンガリードに恋しています。一方アティスを愛する大地の女神シベルが降臨し、その愛を彼に告げます。サンガリードとアティスは、それぞれの婚約者と女神への不義不忠に苦しみながら二人の愛を確かめ合います。しかし、それを見て激怒した女神シベルの与えた罰により、サンガリードはアティスの手で命を落としてしまいます。後悔したアティスは…リュリによる歌劇の4作目となる抒情悲劇《アティス》。1676年にサン=ジェルマン=アン=レー城でルイ14世のために初演されたこの歌劇は、フィリップ・キノーの緻密な台本と、リュリの優雅な曲のおかげで初演当時から高く評価されましたが、いつしか歴史の流れに埋もれてしまい長い間演奏機会がありませんでした。この作品に再び注目が集まったのは、リュリ没後300年となる1987年のこと。この映像でも素晴らしい指揮をみせるウィリアム・クリスティが蘇演し、歴史的大成功を収めたことがきっかけとなり、各地で上演が行われるようになったのです。この映像は2011年のパリ・オペラ=コミック座での上演記録ですが、新奇さや奇抜さを狙うことなく、あくまでも初演当時の様式や衣装、装置を再現した豪華で正統的な演出に目を奪われます。エマニュエル・ド・ネグリ、ベルナール・リヒター、ステファニー・ドゥストラックなど古楽界の注目歌手を配し、クリスティが流麗でメリハリの利いたタクトで全体をまとめ上げています。本リリースは2011年にFRA Musicaから発売されたディスクに、日本語字幕を加えた新装盤です。初出時に付属していた特典映像は含まれていません。(2021/09/24 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :NBD0132V |
裕福な地主ガンベロットと、その娘エルネスティーナ。彼女は貧しい青年エルマンノと恋に落ちますが、ガンベロットは彼女を大金持ちのブラリッキーノの妻にしようとたくらんでいます。そうはさせまいとエルマンノはブラッキーノに「実はエルネスティーナは女ではなく、軍隊から脱走した去勢された男だ」と嘘を吹き込み、それがきっかけで彼女は逮捕されてしまいます。目の前でエルネスティーナが逮捕されても平然としているブラリッキーノを見て激怒する父ガンベロット、騒ぎをよそにエルネスティーナの救出に向かうエルマンノ、さてこの騒動の行方は?・・・ロッシーニが19歳で作曲し、彼のオペラ・ブッファの第2作となった《ひどい誤解》は、1811年のボローニャでの初演の好評にもかかわらず当局によって上演が禁じられ、1825年に一回だけの再演があったものの、その後20世紀後半まで上演されることのない幻の作品でした。この作品では作曲家の若々しい音楽が聞きもので、とりわけ歌唱アンサンブルは後年のロッシーニを彷彿させる見事なもの。ここに収録されたヴィルバート・ロッシーニ音楽祭2018での上演では、ドイツ・ロッシーニ協会による校訂版スコアを用い、シンプルな舞台に優れた若手歌手陣の演技歌唱が繰り広げられています。ホセ・ミゲル・ペレス=シエーラ指揮のヴイルトゥオージ・ブルネンシスの活気ある演奏も聴きどころです。(2021/10/29 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :NBD0133V |
パリ郊外の農家の娘シブレットは、パリの市場に毎朝出かけて野菜を売っています。彼女は21歳になったら結婚するつもりで、結婚相手を探していたところ、なんと8人の男性と婚約してしまいました。しかしその誰にも本当の愛情を感じることができません。ある日、市場の占い師に手相を見てもらうと「あなたは奇妙な手紙を手渡された時に幸せになれるよ」と不可解な答えが出るばかり。その上、持ってきた野菜を売り損ねてしまい、しょげているところに、前の晩に高級娼婦のゼノビーから振られたばかりの裕福な子爵、アントナンを連れた市場の支配人デュパルケがやって来ます。2人はシブレットのために野菜を買い取ってやりますが... シブレットはいかにして素敵な恋人を見つけるのでしょうか?作家プルーストの無二の親友で、歌曲作曲家としても知られるレイナルド・アーンによる喜歌劇《シブレット》は、1923年4月7日、パリのヴァリエテ座で初演され大好評を博しました。市場の野菜売り娘のシブレットが、占い師の3つの予言に導かれて幸せをつかむ物語が、パリの市場、近郊の農村、劇場、そして社交界を背景に軽妙なタッチで描かれています。本上演では、喜劇役者としても活躍するミシェル・フォーのコミカルで洗練された演出により、この作品に溢れるベル・エポックの時代を懐かしむ情感が雰囲気豊かに描かれています。歌手陣の軽妙な歌唱演技、特に題名役のジュリー・フックスの美しい歌声は役どころにピッタリです。クリストフ・グラブロンが指揮するアクサントゥスのしなやかで軽快な演奏も作品に華を添えています。(2021/10/29 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :NBD0134V |
ベートーヴェン・イヤー(生誕250周年)の2020年10月SWRシュヴェツィンゲン音楽祭にて、ベルリン古楽アカデミーによるベートーヴェンと彼の同時代作曲家に光を当てた連続演奏会が、4夜に渡り開催されました。当盤は第1集として第1夜と第2夜のコンサートを収録しています。第1夜の演目は、C.P.E.バッハの2つの交響曲とベートーヴェンの交響曲第1番、第2番。指揮者のいない小編成のオーケストラによる機敏でフレッシュな演奏は2人の作曲家の持ち味を巧みに描き分けています。第2夜はヴラニツキーの交響曲とベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」。「英雄」の前には同曲の第1楽章の冒頭のモチーフがそっくりなモーツァルトの歌劇《バスティアンとバスティエンヌ》の「序曲」が演奏されました。モラヴィア出身のヴラニツキーはモーツァルトと親交があり、当時指揮者としても名高く、ベートーヴェンが自身の第2交響曲の初演を依頼したことでも知られています。作品はハイドンの影響を受けつつも、巧みな管弦楽法による軽快かつ芳醇なスタイルで、モーツァルトの作品を彷彿させます。ピリオド楽器を縦横無尽に操るベルリン古楽アカデミーの奏者たちによる、ベートーヴェンと彼の同時代の作曲家の楽曲をご堪能ください。(2021/11/19 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :NBD0135V |
ベートーヴェン・イヤー(生誕250周年)の2020年10月SWRシュヴェツィンゲン音楽祭にて、ベルリン古楽アカデミーによるベートーヴェンと彼の同時代作曲家に光を当てた連続演奏会が、4夜に渡り開催されました。当盤は第1集として第1夜と第2夜のコンサートを収録しています。第1夜の演目は、C.P.E.バッハの2つの交響曲とベートーヴェンの交響曲第1番、第2番。指揮者のいない小編成のオーケストラによる機敏でフレッシュな演奏は2人の作曲家の持ち味を巧みに描き分けています。第2夜はヴラニツキーの交響曲とベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」。「英雄」の前には同曲の第1楽章の冒頭のモチーフがそっくりなモーツァルトの歌劇《バスティアンとバスティエンヌ》の「序曲」が演奏されました。モラヴィア出身のヴラニツキーはモーツァルトと親交があり、当時指揮者としても名高く、ベートーヴェンが自身の第4交響曲の初演を依頼したことでも知られています。作品はハイドンの影響を受けつつも、巧みな管弦楽法による軽快かつ芳醇なスタイルで、モーツァルトの作品を彷彿させます。ピリオド楽器を縦横無尽に操るベルリン古楽アカデミーの奏者たちによる、ベートーヴェンと彼の同時代の作曲家の楽曲をご堪能ください。(2021/11/19 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :NBD0136V |
突然の嵐を避け、ドン・パルメニオーネは召使マルティーノとともに宿屋で食事をしています。そこにやってきたのが下男を連れたアルベルト伯爵。結婚するためにナポリへ行く、とドン・パルメニオーネに告げた伯爵は雨があがると大急ぎで出発しますが、慌てていたため鞄を取り違えます。パルメニオーネが残されたアルベルト伯爵の鞄を開けると、そこにはアルベルト伯爵の婚約者の美しい肖像画。パルメニオーネはアルベルト伯爵になりすまし、彼女と結婚しようと思い立ちます… さて、どんな騒動が巻き起こるのでしょう?2017年7月、ヴィルトバートのロッシーニ音楽祭で行われた歌劇《なりゆき泥棒》映像の登場です。音楽祭の芸術監督ヨッヘン・シェーンレーバーは物語の舞台を現代に移し、偶然の鞄の取り違えを意図的なすり替えに読み替えることで、より風刺性を増した喜劇へと仕立てています。1812年、20歳のロッシーニによる8作目のオペラとしてヴェネツィアで上演されたこの作品は、瑞々しい情感と喜劇的センスが際立つ秀作。6人の登場人物が表情豊かにのびのびと演技歌唱を繰り広げ、とりわけ幾度かの来日でおなじみのロレンツォ・レガッツォ(パルメニオーネ役)の素晴らしい歌唱が光ります。2012年からヴィルトバートの音楽監督を務めるアントニーノ・フォリアーニが率いるヴィルトゥオージ・ブルネンシスが紡ぎ出す軽妙洒脱な音楽も聴きものです。(2021/12/24 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :NBD0137V |