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英国の西側、その名もブリストル海峡と呼ばれる大きな湾の奥にある港湾都市ブリストル。この聖メアリー・レッドクリフ教会にある名物オルガンによるアルバム。演奏するのはブリストルの北東に位置するグロスターの大聖堂で副音楽監督を務めるジョナサン・ホープ。彼はこれまで各地の教会で音楽監督を歴任し、Willowhayneレーベルからもすでに5枚のCDをリリースしており、いずれも大きな評価を得ています。今回のアルバムも多彩な内容で、自ら編曲を手掛けた管弦楽作品など、世界初録音多数。ダイナミックな演奏で楽しませてくれます。(2020/01/31 発売)
レーベル名 | :Willowhayne Records |
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カタログ番号 | :WHR059 |
1876年に建造され、修理と復元を重ねながら現在も素晴らしい音色を聴かせる、ソールズベリー大聖堂のファザー・ウィルス・オルガンを用いたアルバム。その奥行きのある音色は、フランクの作品を素晴らしい相性で聴かせます。フランクが亡くなる年に書かれたコラールも収録。演奏はソールズベリー大聖堂の副音楽監督ジョン・チャレンジャーで、既に同じ楽器でエルガーのアルバムをリリースしており(Regentレーベル)、大きな評判となっています。今回のアルバムは、ソールズベリー大聖堂自主レーベルからの第一弾リリースです。(2020/01/31 発売)
レーベル名 | :Willowhayne Records |
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カタログ番号 | :SCA001 |
1897年ウィーンの仕立て屋の家庭に生まれ、9人兄弟の一人として育ったブルガー。故郷で指揮者や指導者として活躍しながら作曲も行いましたが、反ユダヤ主義とナチスの台頭のため追放の身となってしまいました。ヨーロッパ各地を経てアメリカへ渡り、メトロポリタン歌劇場でコレペティトールとして、20世紀を代表する多くの歌手の指導を行いながらも、彼自身の夢であった自らの作品が演奏されるのを聴くことは、彼が90歳を過ぎてからやっと叶ったといいます。このアルバムは彼の歌曲を体系的に集めた初めてのもので、彼が大切に守り続けたロマンティシズムを湛えた作品を収めており、それらは失われた世界の遺産とも呼べる貴重なものです。古くは1915年の作品から聴くことが出来ますが、最後に収められた「さらば、ウィーン」は、ニューヨークで1988年に遠い故郷を想って書かれたもので、作曲者自身がピアノを弾きながら歌った録音も聴くことが出来ます。追放の人生を背負うことはたいへん重く、彼の芸術活動もしばしば困難を伴いました。そして子供のいなかった彼にとってその作品は、自分の大切な子供そのものでした。このアルバムが、彼の子供たちを世に送り出す良い契機になることでしょう。バリトンのロスはアメリカ、メゾのキャメロンはウェールズ出身で、それぞれの国で活躍しつつ後進の指導にもあたっています。(2020/01/31 発売)
レーベル名 | :Willowhayne Records |
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カタログ番号 | :SPM001 |
フィルハーモニア管とロイヤル・フィルの首席ホルン奏者を長年務め、2021年には再びフィルハーモニア管に復帰した名手ローレンス・デイヴィスのソロ・アルバム。ピアノを担当するのは実の母であるヘレン・デイヴィスで、2人での録音は今回が初めてとのこと。2020年のロックダウンで人と人との繋がり(connections)について考えた彼らは、ヘレンの父親がイギリス系ドイツ人であったことからこのアルバムの構想を広げました。ベートーヴェンの名曲に始まりヨーゼフ&リヒャルト・シュトラウス父子の作品、そしてヒンデミットを収録。最後に収められたクックはヒンデミットに学んでその作風を受け継いだイギリスの作曲家で、今回のテーマにまさにぴったりの選曲といえそうです。安定した技術と表現力が聴きものです。(2023/10/27 発売)
レーベル名 | :Willowhayne Records |
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カタログ番号 | :WHR084 |