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フィルム・ミュージック・クラシックス

Search results:40 件 見つかりました。

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    ペリー:偉大なる無声映画時代の音楽集 1 (アイルランド国立響/フィリップス)

    アメリカの作曲家、ピアニスト、ウィリアム・ペリー(1930-)。彼はニューヨーク市の近代美術館映画部の音楽監督を12年間務め、サイレント映画のためのピアノ伴奏を作り、また100作以上の映画音楽を作曲しました。また彼が音楽をつけたテレビ・シリーズ「サイレント・イヤーズ」は、オーソン・ウェルズとリリアン・ギッシュ(サイレント時代の名女優)の活躍もあって、世界中の至るところに古典的なサイレント映画の美しさを広め、エミー賞を受賞することとなったのです。彼の「ジェミニ・コンチェルト」は、大先輩であるコルンゴルトがあの有名なヴァイオリン協奏曲を作曲した時と同じように、自らの7つの映画音楽からテーマを拾い上げ、起伏のある音楽を作り上げています。(2011/10/19 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572567

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    アルフテル:カルメン(フィルム・スコア)(フランクフルト放送響/フィッツ=ジェラルド)

    1926年にジャック・フェーデ監督によって制作された無声映画「カルメン」は、当時の人気NO.1女優ラクウェル・メリエをカルメン役、無名の青年ルイ・レルクがドン・ホセを演じ、他にも素晴らしいキャストと、全てアンダルシア地方で行われたロケが話題となった作品です。この映画のためにアルフテル(1905-1989)が書いた音楽は、ビゼーのものよりも暗く情熱的で、暴力的。人間の業をより深く描き切ったものとして注目されることでしょう。(2011/05/18 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572260

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    ブリス:組曲「コロンブスの探検」/27人の漂流者/2つの世界の男(スロヴァキア放送響/アドリアーノ)

    アーサー・ブリスは第1次世界大戦後のイギリスで活躍した「恐るべき子どもたち」の一人。初期の作風はかなり先鋭的でしたが、中期以降は保守的な作風に転向。バレエ音楽や劇音楽、そして映画音楽の分野で目の覚めるような作品を数多く書いています。彼は1935年から映画音楽の作曲をはじめ、最初に手掛けた「来たるべき世界」の音楽で大成功をおさめ、当時の聴衆に「映画音楽の重要性」というものをはっきり認識させたと言います。このアルバムに収録された「コロンブスの冒険」と「2つの世界の男たち」は1940年代の作品、「27人の漂流者」は1950年代の作品で、エキゾチックなメロディと刺激的なリズムに彩られた快活な曲が並びます。「コロンブスの冒険」はあまりにも映画の脚本が不条理なせいか、現在ではフィルム自体を見ることはできません。しかし、ここに付けられたブリスの音楽があまりにも見事だったことから、1990年に指揮者アドリアーノが自筆スコアも研究しつつ、新たな組曲として再構築したものです。「2つの世界の男たち」はヨーロッパで音楽を学んだアフリカ人作曲家・ピアニスト、キセンガの物語。「バラザ」は映画の冒頭、キセンガが弾く自作の協奏曲として作曲されたもの。ブリスはこれらの曲にアフリカ的な要素を組み込むため、本物の東アフリカの音楽をいくつか聴き、異国的な雰囲気を取り入れるのに成功しました。(2010/01/27 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572226

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    映画音楽傑作集 2 (ロイヤル・リヴァプール・フィル/C. デイヴィス)

    これは文句なしに楽しめる1 枚です。どの曲もほんの2 秒聴いただけで映画の名場面が目の前に浮かびます。どきどきするような「バットマン」や「スーパーマン」のテーマ、弦のすすり泣きで、ついつい涙ぐんでしまいそうな「ある愛の詩」や「ゴッドファーザー」。どこから聴いても驚きと感動が押し寄せてきます。「ジュラシック・パーク」もあの有名なメロディが出てくると背中がぞくぞくすること請け合いです。カール・デイヴィスの編曲は原曲の持ち味を一切壊すことなく、その上にゴージャス感を付けくわえています。第1 集(8.570505)も好評発売中。(2009/07/29 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572111

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    オネゲル:ヒマラヤの悪魔/罪と罰/リゲイン/観念(チャムケーテン/スロヴァキア放送響/合唱団/アドリアーノ)

    20世紀の最も偉大な作曲家の一人、オネゲルは数多くの作品を残しました。中でも映画音楽には強い愛着を示し無声からトーキーまで40を超える作品に曲を付けたのです。フランス6人組の作曲家として名を上げましたが、実はワーグナーにも傾倒するなど、かなり重厚な作風で知られています。この録音は1930年代の彼のすばらしい仕事を集めたもので当時流行したオンドマルトノを用いたりと、刺激的で色彩的な音楽が楽しめます。(2008/12/10 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570979

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    ペリー:地中海遊覧記/マーク・トウェインの映画音楽集 1980-1985 (ペリー)

    「地中海遊覧記」はアメリカで大人気の作家、マーク・トウェインの書いた初の旅行記です。19世紀、豪華蒸気船に乗ってカリフォルニア、パリ、ジェノバ、ベニス、ピサ、ローマ、ナポリ、ポンペイ、アテネ、クリミア半島とカイロを就航した優雅な話や、あの巨大テーマパークを彷彿させるミシシッピ川を運航する船の話などまさに良き時代の生活が目に浮かぶ音楽集です。ハーモニカソロが泣かせてくれます。(2008/06/11 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570200

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    ハーマン:キリマンジャロの雪/5本の指(ストロンバーグ)

    グレゴリー・ペック主演の名画と、ジェームズ・メイソン主演のスパイ映画の音楽を、サントラのスコアとフィルムから再現。直後にヒッチコック作品で有名になるハーマンですが、すでに独特のロマンティシズムが開花しています。「キリマンジャロの雪」はヘミングウェイの短編小説が原作で、映画としては若干冗長な面もありますが、付けられた音楽はとことんダイナミック。全編何かを予感させるわくわく感に満ちたものです。(2008/06/11 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570186

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    ショスタコーヴィチ:映画音楽「女ひとり」(フィッツ=ジェラルド)

    その生涯に数多くの映画音楽を作曲したショスタコーヴィチ。この「女ひとり」は第2作目にあたる1930年の作品です。メロディは「これでもか」と言うくらいに分かり易くシンプルでアイロニーに満ちています。とは言え、巨大なオーケストラと多くの歌手、合唱、当時登場したばかりのテルミンまで使用するという大がかりな編成は当時の聴衆の度肝を抜いたことは間違いありません。今回の演奏にあたって、イリーナ夫人の公式承認を受けたフィッツ=ジェラルドの復元スコアを用い、その際には失われた序曲も加えています。(2008/04/09 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570316

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    ハーマン/ニューマン:映画音楽「エジプト人」(モスクワ響/ストロンバーグ)

    名監督マイケル・カーティスが1954年に撮影した「エジプト人」は、映画自体の評価はあまり高くないものの、サントラ界の2大巨頭、バーナード・ハーマンとアルフレッド・ニューマンが音楽を共作したということで広く知られる事となりました。全曲、決められたモティーフに基づいて書かれていますが、各々の特徴を感じつつ、どちらが書いた曲かを裏面を見ずに聴いてみるのはいかがでしょう?原盤 MARCO POLO 8.225078(2008/03/05 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557702

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    ソルター/スキナー:怪物音楽(モスクワ響/ストロンバーグ)

    ユニヴァーサル製作の怪奇映画3本立て。何だかタイトルを見ただけでぞくぞくしてしまうこれらの映画。『フランケンシュタインの息子』から9トラック、『透明人間の復讐(日本未公開)』から8トラック、『狼男(日本未公開)』から8トラックを収録。どれもが雰囲気たっぷり、ノスタルジックな怖さです。おなじみのテーマから始まるところも心憎い。原盤 MARCO POLO (2008/03/05 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557705