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ミルケン・アーカイヴ

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    初日のスリホット - 正統的伝統的な祭儀による真夜中の礼拝

    ユダヤ音楽の膨大な記録となるミルケン・アーカイヴ(もちろん解説の充実もポイント)ならではの貴重な録音の登場です。ユダヤ教の祈りで、「贖罪の日」に向けた悔い改めの祈りである「スリホット」、その礼拝の全体像をロンドンの伝統あるシナゴーグで録音しました。演奏はカントール(礼拝における独唱者)と男声合唱(ボーイやカウンターテナーの声も使用)で行われています。ユダヤ人音楽家の作品だけでなく、カントールによる即興を聴くことができます。時に情熱的また恍惚的に、時に神秘的に、朗々と歌い上げるカントールの妙技に我々は心を打たれ、また癒されるのです。合唱ファンにも注目していただきたいアルバムです。(2005/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559428-29

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    ユダヤのオペラ 1

    ここにミルケン・アーカイヴが記録するオペラは、ユダヤの伝説や神話などに題材を得て、いずれも20世紀後半に書かれたもので、現代ユダヤ音楽における声楽曲の充実ぶりを改めて証明します。「ゴーレム」は呪文により生命を与えられた人造人間のことで、ユダヤの伝説をエルスタインならではの色彩的で千変万化の音楽をもって、今日に甦らせます。「チェルム」は結婚したてのカップルが理想のプレゼントをさがすおかしな様子を描写するもので、世間話のような語り口の音楽が魅力。「ディバック」の音楽はダイナミックで、近代管弦楽曲リスナーに訴える力に満ち溢れています。(2005/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559424

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    ワイスゴール:ロシュ・ハシャナのための儀式全曲/遠方の鳩の聖歌

    モラヴィア(現チェコ)生まれのワイスゴールは幼時からユダヤ教会堂の聖歌隊に参加、出発点から声楽曲に親しみました。少年時に家族とアメリカに移住した後は、合唱指揮者として経験を積み、作曲家としても活躍。ユダヤ人としてのアイデンティティーを示す作品を多く残し、オペラや規模の大きな歌曲の分野では、アメリカの最も重要な作曲家の一人と位置づけられています。声楽曲ではありませんが「ロシュ・ハシャナのための儀式」はウィーン楽派の音楽を吸収した成果も示し、輝かしいシンフォニックな傑作と言えるでしょう。得意の歌曲における音楽の密度の濃さはさすがで、管弦楽付き歌曲「東方の庭園」は作曲者が自分の最も美しい曲と述べたものです。(2005/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559425

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    アムラム:魂の歌/安息日の晩課/最後の要因(ベルリン放送響/ウィルキンス)

    デヴィッド・アムラムの名は、クラシック界では、むしろ知名度が高くないのかもしれません。彼は多彩な楽器を操るマルチ奏者で、クラシックはもちろんジャズ、ワールドミュージック、そして映画音楽と、ジャンルを問わず音楽を書き、「アメリカ音楽のルネッサンス」と呼ばれています。そんな才人の交響曲「魂の歌」の第2楽章にご注目ください。「無言歌」という副題通り美しい旋律が奏でられるのですが、東欧の宗教音楽風の筈が、日本人には何故か、極めて和風に聞こえてしまうのです。ユダヤ教の祈祷のための音楽と、テレビ番組のために書かれた重い内容の歌劇からの抜粋は、声楽曲得意のアムラムならお手のものです。(2005/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559420

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    新世界のユダヤの声

    時と空間を超え、祈りの音楽は常に、人の心に染み渡る美しいものです。当盤に収録されたのは、ユダヤの会堂であるシナゴーグで歌われる典礼。西欧のセファルディの音楽がアメリカに伝わり、植民地時代から現代に至るまで伝えられてきたものです。チャントは、お馴染みのグレゴリオ聖歌に似て、男声のユニゾン(時にオクターヴ上で児童が参加)で歌われます。合間に聖書の言葉を読み上げるカントールの声質は、いささか風変わりかもしれませんが、雰囲気を損なうものでは全くなく、むしろ独特のエギゾチックな味わいがあります。チャントやワールド・ミュージックを愛好する方にお薦めしたい、貴重な録音です。(2005/06/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559411

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    ユダヤ人の作曲家による舞台の歌曲集 1 (スピーロ/ウィーン室内管/ヤッフェ)

    ユダヤ音楽をフィーチャーするミルケン・アーカイヴのシリーズの中でも特に、肩肘張らずに気楽に楽しめるアルバムです。オペレッタやミュージカル大好きという方なら、この楽しさは一度聴くや否や感じていただけるでしょう。ヨーロッパのオペレッタ、ティン・パン・アレイ・ミュージカル、東欧のノスタルジックな音楽などがミックスされ、1920年代から40年代にかけてもっとも盛んだった、イディッシュ語による舞台音楽を集めました。このジャンルの中心的作曲家がニューヨーク出身のエルスタイン。歴史的に正しいオーケストレーションが、その栄光の日々を再現します。(2005/06/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559405

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    ミヨー:神聖祭儀 Op. 279 (チェコ・フィル/シュワルツ)

    フランス人作曲家ミヨーと言えば、陽気で楽しい音楽を書く人というイメージが、何となくできあがっているのではないでしょうか。当盤は、知られざるミヨー像を提示してくれます。「金曜日の夕べのための追加の祈り」と組み合わせることで、初めて作曲家が意図する完全な形で「神聖祭儀」が録音されました。こんなにも美しく、敬虔で、慈愛に満ちた宗教的声楽曲がミヨーにあったとは、嬉しい驚きであり、多くの方々に知っていただきたいのです!巨匠指揮者たちとの数多くの共演で有名なプラハの合唱団と、伝統のチェコ・フィルという豪華布陣でお届けします。(2005/05/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559409

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    ブルーベック:ゲイト・オブ・ジャスティス(ボルティモア・コラール・アーツ・ソサエティ/デイヴ・ブルーベック・トリオ/グロイド)

    ジャズ・ミュージシャンとして巨匠の地位を築いたデイヴ・ブルーベックによる、宗教的声楽曲の大作をお届けします。ユダヤ教のテキストに基づきながらも、音楽的にはビートルズ、ショパン、メキシコやロシアなどの民謡、ジャズやロックの即興などの要素を渾然一体とさせることにより、普遍的なメッセージ性を持たせることに成功した力作です。「IIIa. 門を開けよ」後半の激しい高揚、作曲者による見事なピアノ独奏のモノローグ「(「主が家を建てなければ」による即興)」に続く「V. 主よ、主よ」の悲痛な無伴奏混声合唱、「VII. 主に向かいて叫ぼう」のジャズ・トリオなど聴きどころ満載。音楽的クライマックスの「X. 主は善良である」を受けて、全曲を楽観的に締め括ります。20世紀という時代が生んだ名曲を、是非お試しあれ!(2005/05/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559414

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    バーンスタイン:ユダヤの遺産(ロチェスター・シンガーズ/アドラー)

    巨匠指揮者バーンスタインが、作曲家としてユダヤ教に関係する名曲(「交響曲第3番」や「チチェスター詩篇」など)を書いたことは、もちろん既に有名です。しかしこの分野、実はバーンスタインは、中には公開の場で演奏されたことすらない、多様な音楽を残してくれていたのです。当盤は世界初録音多数で、既に録音がある曲でも当盤のバージョンでは初の音源となるものもあります。お薦めは声楽曲で、合唱曲も独唱曲も、不思議な魅力に満ちています。ピアノ独奏曲「4人のイスラエル人」も音の数が少なくて一見スカスカなのに、なぜか訴える力がある。やはりバーンスタインの音楽の生命力は出色と言えるでしょう。(2005/04/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559407

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    アクロン:ヴァイオリン協奏曲第1番/ゴーレム/ベルシャザルへの劇場音楽より2つのタブロー(オリヴェイラ/ベルリン響/シルヴァースタイン)

    ご注目ください!真の隠れた名作の登場です。小曲「ヘブライの旋律」等、ごく僅かな作品しか知られていないアクロンですが、こんなに素晴らしい協奏曲があったとは本当に驚きです。彼の作品の多くには、ユダヤ音楽の要素が取り入れられていますが、この曲も例外ではなく、濃厚な民族色に彩られています。そこに、後期ロマン派的な劇的な感情表現と、20世紀の音楽らしい近代的な響き、さらにはヴァイオリンの裏表を知り尽くした、真に巨匠的な書法の3点セットが加わり、まさに無敵の面白さを誇っているといってよいでしょう。ちなみに、この作品は作曲者の同僚であった、ハイフェッツに捧げられています。(2005/04/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559408