ヴァシリー・ペトレンコ

1976年ロシア生まれ。サンクトペテルブルク音楽院で学び、マリス・ヤンソンス、エサ・ペッカ・サロネンらのマスタークラスを受講し、研鑽を積んだ。 1994年から97年までの3年間、サンクトペテルブルクにあるムソルグスキー記念歌劇場の常任指揮者を務め、1997年のショスタコーヴィチ合唱指揮コンクールで第1位を獲得。 2003年にはプロコフィエフ国際指揮者コンクールで第2位に輝いた。 2007年にはClassicFM/Gramophone誌が選ぶ最優秀若手アーティスト賞を受賞、クラシック界の将来を担う逸材として全世界に紹介された。 2006年9月よりロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を務めており、ナクソスからはショスタコーヴィチ交響曲全集のプロジェクトが進行中である。