Home > CD & DVD > New Releases

 CD & DVD/BD



New Releases - 2014年11月 発売タイトル

Search results:69 件 見つかりました。

  • 詳細

    ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」(管弦楽版&4手ピアノ版)(バーゼル響/ラッセル・デイヴィス/滑川真希)

    偉大なるストラヴィンスキー(1882-1971)の「春の祭典」。1913年にバレエ・リュスで初演され激しい賛否両論を巻き起こしたことでも知られます。この演奏はまずディヴィスの指揮するオーケストラで、この破壊的な曲を聴いていただき、その後に同じくデイヴィスと日本の現代音楽のスペシャリスト、滑川さんによる4手版をお楽しみいただくという趣向です。どんな形態で演奏されようとも、この曲の凄さは際立っています。(2014/11/26 発売)

    レーベル名:Basel Symphony Orchestra
    カタログ番号:SOB06

  • 詳細

    シューマン:ゲーテの「ファウスト」からの情景(ゲルハーエル/カルク/マイルズ/バイエルン放送合唱団&交響楽団/ハーディング)

    ヨーロッパでは人気が高い演目なのですが、日本ではあまり話題にならないこのシューマン(1810-1856)の「ファウストの情景」。音楽と同じくらい文学を愛したシューマンが、ゲーテの「ファウスト」を音楽で表そうとした結果、オペラではなくオラトリオとして創り上げたものです。完成までに9年の歳月を費やし、綿密に計算されたこの音楽はゲーテの深遠な思想と、究極の女性像など様々なものを丁寧に組み込んだ見事なものとなっています。ただし、オペラのアリアのような派手な曲もなく、ひたすら深い美しさのみがあるため、なかなか取っ付き難い作品であることも確かです。ハーディングはもともとシューマンを得意としていて、この曲にも深い理解を示しています。2013年12月には、ベルリン・フィルでもこの曲を指揮(アーノンクールの代役として)、こちらの演奏でも高く評価されたことが記憶に新しいものです。多くの独唱者と大編成のオーケストラを縦横無尽に操り、壮大な音楽を紡ぎだすハーディングの手腕と、バイエルン放送合唱団の巧みな合唱をぜひご堪能ください。(2014/11/26 発売)

    レーベル名:BR-Klassik
    カタログ番号:900122

  • 詳細

    ヴェルディ:レクイエム(ストヤノヴァ/プルデンスカヤ/ピルギュ/アナスタソフ/バイエルン放送響/ヤンソンス)

    ヴェルディ(1813-1901)のレクイエムは、もともと「マンゾーニの命日を記念するためのレクイエム」で、これは1873年に彼が青年時代から敬愛していた文豪アレッサンドロ・マンゾーニの死を悼んで構想したものです。しかし、この曲の萌芽といえるものは、1868年のジョアキーノ・ロッシーニの死去の際にヴェルディが「13人の作曲家たちによるレクイエム」の作曲を計画し(結局その発案は様々な事情で放棄されることになります)、その時に彼の担当であったリベラメであり、これは、このマンゾーニのためのレクイエムで見事リサイクルされ、若干の形を変えた上で、同じリベラメに採用されたのでした。とはいうものの、この曲で一番人気の高いのは何といっても、雪崩落ちるような迫力を持つ「ディエス・イレ(怒りの日)」であり、このメロディのおかげで、モーツァルト、フォーレ作品とともに"三大レクイエム"と称され、現在でも上演の機会が多くあるのです。数あるレクイエムの中でも、極めて劇的でドラマティックな要素を持つこの作品、オーケストラ、合唱、ソリストの全てに高い能力と緊張感が求められる曲でもあります。2013年10月「ヴェルデイのレクイエム」。同じソリストたちによるウィーン公演の映像も発売されていますが、こちらはガスタイクでの演奏となります。(2014/11/26 発売)

    レーベル名:BR-Klassik
    カタログ番号:900126

  • 詳細

    R. シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」/「英雄の生涯」(バイエルン放送響/ヤンソンス)

    シュトラウス・イヤーに贈る2つのシュトラウス。シュトラウス(1864-1949)24歳の作である「ドン・ファン」はニコラウス・レーナウの詩に基づいた表現的な音楽。全てがわかりやすく、彼の交響詩の中でも人気の高い作品です。「英雄の生涯」に関しては、もう何の説明も必要ないものですが、一つだけブックレットに面白い記述がありました。確かにこの作品の最後は「隠遁と完成」であって「葬送行進曲」ではありません。シュトラウス自身の作品からの引用もたっぷりあり、自らを「英雄」に例えるとは何たる不遜な行為だ。と憤慨する向きもありますが、この壮大な自叙伝・・・それもまだまだ進化を続けるであろう英雄の姿は全ての聴き手を圧倒するものでもあります。ヤンソンスの「英雄の生涯」といえば、コンセルトヘボウとの初来日の際にもこの曲がプログラムに組まれていたほどに、彼の得意曲であり愛着のある作品であることは間違いありません。逆に言えば、なぜこれまでバイエルン放送響との録音が発売されなかったのかが不思議なほど。この演奏、実際は2011年のものであり、これまでCD化されなかったのは、やはり2014年の「シュトラウス・イヤー」を待ってのことだったに違いありません。全てがきちんとコントロールされた音楽と、厚みのある響き、そして納得の解釈。漲るパワーは、曲が終わりに近づいても途切れることはなく、ますます輝かしさと力強さを得て終結へと向かいます。崇高かつ神秘的な最後の和音が消えていくときに、人々は何を思うのでしょうか?(2014/11/26 発売)

    レーベル名:BR-Klassik
    カタログ番号:900127

  • 詳細

    ブラウンフェルス:歌劇「受胎告知」(ホル/シュワルツ/バンゼ/バイエルン放送合唱団/ミュンヘン放送管/シルマー)

    1990年代の後半、当時の退廃音楽復興のブームにのって、ようやく歌劇「鳥たち」のCDが発売になり、その存在を知ることができたという作曲家ブラウンフェルス(1882-1954)。最近は歌劇だけではなく、いくつかの作品を耳にできる機会も増え、少しずつ認知度が上がってきたとは言え、このような珍しい作品が上演されるのは本当に嬉しいことといえるでしょう。このブラウンフェルス、父は文学者、翻訳者であり、母の祖父(もしくは大おじ)は、かのルイ・シュポーアであったという由緒ある家系に生まれた人。純粋なユダヤ人ではなく、その家系にユダヤ人がいるというだけでナチスから迫害されましたが、終戦後にはまた音楽界に戻り、戦後の音楽復興に貢献しました。熱烈なカトリック信者であった彼の作品には、宗教的なものも多く、この「受胎告知」も中世時代の不安な空気を、後期ロマン派の響きで描き出した稀有な作品となっています。演奏にあたっては、ユリアーネ・バンゼやハンナ・シュヴァルツをはじめとしたドイツを代表する名歌手たちを揃え、ウルフ・シルマーが渾身の指揮でこの壮大な世界を構築しています。(2014/11/26 発売)

    レーベル名:BR-Klassik
    カタログ番号:900311

  • バロック・クリスマス

    (2014/11/26 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C5217

  • 詳細

    J.S. バッハ:トッカータ集 BWV 910-912/幻想曲とフーガ BWV 904 (ビューラー=ケストラー)

    (2014/11/26 発売)

    レーベル名:Charade
    カタログ番号:CHA3042

  • 詳細

    カルステニウス:交響曲第1番/シンフォニエッタ第2番/ムジカ・シンフォニカ(ヘルシンボリ響/ベールマン)

    カルステニウス(1881-1967)はスウェーデンの作曲家。もともとは自然科学を学び、1904年から1907年まで、ドイツの音楽教師、作曲家シュテファン・クレールの元で音楽を学びます。その後は音楽評論家を務めながら、ストックホルム放送局の音楽資料係を担当し、同時にスウェーデン作曲家協会、著作権協会の執行役員を務めるなど、スウエーデンの音楽の発展に力を尽くしました。放送劇のための付属音楽を始め、交響曲やピアノ協奏曲など、数多くの作品を残しました。彼が崇拝したのは、頽廃音楽作曲家として知られるフランツ・シュレーカーでしたが、その作風はもう少し古典的であり、メロディを重視した魅力的なものです。彼の最初の交響曲「第1番」は1920年代に作曲されたものです。ラングストレームは「カルステニウスはチャーミングな作曲家ではないが、この作品には拍手を送る」と意味深いコメントを寄せています。(2014/11/26 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777361-2

  • 詳細

    ヴァンハル:弦楽四重奏曲集 Op. 1, No. 4, Op. 33, No. 2/弦楽四重奏曲 ト長調/6つの四重奏曲 - 第2番変ホ長調(ロータス弦楽四重奏団)

    ボヘミアの農家に生まれ、地方の音楽家から早期教育を受け、村のオルガニスト、教会楽長として活躍を始めたヴァンハル(1739-1813)。彼のヴァイオリン演奏をきいたシャフゴーチュ伯爵夫人によって、彼はウィーンで学べるようになり、その後も支援を受けたおかげで、ヴァンハルの才能は見事に開花したのでした。ウィーンで音楽教師として生活しながら、1000曲を超える作品を生み出し、その作品は大いなる賞賛を受けたと言われ、彼の新作はヨーロッパだけでなく、遠く離れたアメリカ合衆国でも演奏されるほどの人気を博したため、彼は常に作品を生み出さなくてはならず、結局はその重圧に耐えかねたのか、ウィーンを離れることになってしまったと言われています。ハイドンやモーツァルトの作品に匹敵するほどの霊感に満ちた彼の作品を、1992年に設立された「ロータス弦楽四重奏団」が演奏します。1993年 大阪国際室内楽コンクール弦楽四重奏部門で第3位入賞、ヨーロッパで幅広く活躍しているこのアンサンブルは、ドイツの伝統的精神を受け継ぐ稀有な存在として評価されています。(2014/11/26 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777475-2

  • 詳細

    ブルックナー:交響曲第5番(タピオラ・シンフォニエッタ/ヴェンツァーゴ)

    最新作がリリースされるたびに、大きな注目と賞賛を集めたヴェンツァーゴのブルックナー(1824-1896)・シリーズもこの「第5番」で完結となります。第5番は恐らく作曲家自身の改訂は施されていない作品としてみなされており、厳格な対位法が施された確固たる作品として知られています。曲の規模と内容に最も相応しいオーケストラを選択し、丁寧な解釈を加えたこれらのブルックナー・ツィクルスは、ヴェンツァーゴ自身も驚くほどに多彩な表現が生み出され、2年間という短い期間でありながらも、充実した演奏ができたというものです。愛おしむような演奏がここにあります。(2014/11/26 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777616-2