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New Releases - 2017年03月 発売タイトル

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    パパンドプロ:ピアノ協奏曲第3番/ヴァイオリン協奏曲(朱丹/トリンドル/リエカ歌劇場管/マトヴェイェフ)

    クロアチアの作曲家、パパンドプロ。cpoから既に発売されているピアノ協奏曲第2番(777829)の平易で明るい曲調でもわかる通り、彼の作品は「クロアチアの民族音楽をベースに、ジャズ風の味付けをした音楽」といった雰囲気を持っています。しかし、このアルバムに収録された「ピアノ協奏曲第3番」はかなり激しい曲調を持ち、第1楽章ではピアノとオーケストラの掛け合いが凄まじい、いかにも新古典派風の作品です。とは言え、不安を煽る第2楽章を経て、打楽器が大活躍する第3楽章はジャズ風とパパンドプロらしさも備わっています。この曲は一時失われていましたが、およそ10年前にクロアチアのピアニストによって復刻されました。また第二次世界大戦中に作曲されたヴァイオリン協奏曲は、後期ロマン派の様式を用いて書かれた豊かな響きを持った曲です。名手2人をソリストに迎え、パパンドプロの母国、リエカ歌劇場交響楽団の演奏で。(2017/03/17 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555100-2

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    ドレーゼケ:ピアノ五重奏曲 Op. 48, 77/情景 Op. 69 (ブロイニンガー/スタンリー/ヴォロング/ムーアクロフト/リニケル/グリュンコルン/ヴォレンヴェーバー)

    ドイツに生まれ8歳で作曲を始めたという早熟な少年ドレーゼケは、この時代の作曲家たちと同じく、ワーグナーを聴いてその魅力に取り付かれてしまいます。そしてワーグナー風の8曲のオペラを作曲しましたが、残念なことにほとんど演奏される機会はありません。現在では交響曲、宗教曲の作曲家として名を知られるドレーゼケですが、室内楽曲も、革新的な楽器の使用が特徴的で、聴き応えたっぷりの作品ばかりです。彼の作風はまさにロマン派の様式そのものに終始し、どの作品も聴きやすく美しい旋律を備えており、とりわけ1888年に作曲されたホルン五重奏曲は、各々の楽器の音色が溶け合う密度の高い曲です。また、1900年代に書かれた弦楽五重奏曲は、厳格な対位法を駆使した重厚な音楽です。ドイツを中心に活動する名手たちが一同に集結し、見事なアンサンブルを聴かせています。(2017/03/17 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555107-2

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    ヴォイルシュ:ピアノ三重奏曲/4つのリート/ゴルトマルク:ピアノ三重奏曲(ウルリヒ/ハイペリオン三重奏団)

    19世紀末に活躍したユダヤ人音楽家カール・ゴルトマルクの甥であり、米国で活躍したルービン・ゴルトマルク(アメリカ読みはゴールドマーク)。ウィーンでローベルト・フックスに学び、アメリカのナショナル音楽院では渡米中のドヴォルザークに師事したという人物で、21歳で卒業した際は、ドヴォルザークの薦めで母校で教鞭を執り、最終的にはジュリアード音楽学校の作曲家主任教授になるなど、教育者として名を馳せました。このピアノ三重奏曲は、初期の作品であり、ブラームスやシューマンといったドイツ・ロマン派の影響をそのまま反映しています。ゴルトマルクより12年先輩のヴォイルシュは、チェコ出身の作曲家で、ドレスデンとハンブルクで学び、オルガン奏者として活躍、7曲の交響曲をはじめ数多くの作品を残しました。初期の歌曲はもちろんのこと、この三重奏曲は前衛的な音を含みながらも、ロマン派特有の重厚な響きが持ち味です。(2017/03/17 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555122-2

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    ブラームス:声楽作品全集(バンゼ/フェルミリオン/ダンツ/プレガルディエン/ウルマン/シュミット/ドイチュ)

    長年に渡って録音、リリースされていたcpo「ブラームス歌曲全集」の完結編。この3枚組には1997年から継続して録音されてきた二重唱と四重唱が全曲収録されており、その中にはワルツ「愛の歌」も含まれています。歌手たちの顔ぶれは、ユリアーネ・バンゼ、アンドレアス・シュミットら、ドイツ歌曲の名手ばかりが揃っています。ブラームスの独唱リートとは違う、親密な雰囲気が味わえる素晴らしいセットです。(2017/03/17 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777537-2

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    ラジオのための音楽 3 - ハース/ヒンデミット/グロノスタイ/ヴァイル/グロス/ズーターマイスター(ドレスデン国立歌劇場合唱団&管弦楽団/タイス)

    ドイツのラジオ放送が開始されてから6年を経た1929年、世界は財政的な恐慌に陥りましたが、芸術や文化は新しい時代の幕開けを迎えていました。新しいメディアであるラジオの編集者たちは、魅力的な番組を制作するために日夜奔走、コンサートやニュースを次々と放送し、更なるリスナーを獲得していきました。とりわけ人気が高かったのは「音楽劇」であり、多くの作曲家たちが競って新しい劇を作ったのです。この劇は再生装置の能力も高め、各家庭でもコンサートホールの雰囲気が楽しめるように、数々の工夫が凝らされました。cpoは、当時の市民たちを楽しませた興味深い作品を実際に聴くことができるシリーズを立ち上げ「ラジオのための劇」をそのままの形で再現。この第3集では、チェコの作曲家パーヴェル・ハースのドラマをチェコ語とドイツ語の2ヴァージョンを収録するなど、面白い企画を楽しむことができます。(2017/03/17 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777839-2