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 CD & DVD/BD



ミュンヘン放送管弦楽団

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    R. シュトラウス:歌劇「火の危機」(アイヒェ/ヴォルト/シュナイダー/バイエルン放送合唱団/ミュンヘン放送管/シルマー)

    リヒャルト・シュトラウス(1864-1949)生誕150年の記念年にあたる2014年は、各地で彼の歌劇が盛んに演奏されました。その中には、この「火の危機」のような珍しい作品も含まれています。この彼の2番目の歌劇「火の危機」は1901年の作品で、全編ミュンヘンの方言で歌われる「メルヘン・オペラ」です。全曲が演奏されることはほとんどなく、「愛の場面」のみが知られていますが、なかなか美しいメロディが溢れる興味深い歌劇です。とはいえ、もともと皮肉屋であるシュトラウスのこと、この作品にも色々な風刺が仕掛けられています。魔法使いクンラートは、町の人々にからかわれたことで、仕返しをするためにミュンヘン中の火と灯りを消してしまうという粗筋ですが、火が消える時に聞こえてくる音楽は、ワーグナーやシュトラウス自身のメロディ。そう、偉大なるワーグナーを阻害した町であり、シュトラウスもミュンヘンでは冷たくされていたのでした。作品の中でこっそり仕返しをしたシュトラウスの気合いをぜひ楽しんでみてください。(2015/02/25 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777920-2

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    シュトルツ/レハール/ウェーバー/ロルツィング/ヘンデル/モーツァルト/ロッシーニ:歌曲集(ポップ)

    (2011/10/12 発売)

    レーベル名:BR-Klassik
    カタログ番号:900306

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    シルヴェストロフ:ラリッサに捧げるレクイエム(バイエルン放送合唱団/ミュンヘン放送管/ムストネン)

    【シルヴェストロフ生誕85周年。キーウの姉妹都市ミュンヘンの合唱団による演奏をCD化】ウクライナのキーウ(キエフ)に生まれたシルヴェストロフ。「キエフ・アヴァンギャルド」の一員として前衛的な作品を発表し、ソ連時代には演奏を禁じられたこともありますが、1970年代には調性感のある、穏やかな曲想の音楽に転じ、近年はじわじわと人気を広げて来ました。シルヴェストロフはかつて自身が取り組んだ前衛音楽を音楽史の終着点とし、近年の自身の作品を「音楽史が尽きた後に鳴り響く音楽」と位置付けています。この「レクイエム」は、1996年に音楽学者で文学者でもあった妻ラリッサ・ボンダレンコに先立たれたシルヴェストロフが3年をかけて完成させた作品。全7章からなり、ラテン語のレクイエムの断片を歌詞としつつ、中央の楽章ではウクライナの国民的詩人タラス・シェフチェンコの詩「夢」が引用されています。最愛の人を悼んで書かれたこのレクイエムの特徴は、多くの作曲家が激烈な音楽を付けてドラマティックに描いた神による裁きの場面が無いこと。時に甘美な回想をまじえつつ、60分余りをかけてゆるやかに起伏する悲しみと哀悼の音楽は、亡き人の魂の平安を願いつつ、残された人の心を慰めるかのようです。2022年2月にロシアがウクライナに侵攻すると、キーウにいたシルヴェストロフは知人らの働きかけによって避難し、3月上旬にドイツに移りました。この録音は、キーウの姉妹都市ミュンヘンから、シルヴェストロフ85歳の記念としてリリースされるものです。指揮のアンドレス・ムストネンはエストニアのタリンに生まれ、中世音楽や中近東の音楽、バロック、古典派から現代音楽まで演奏。特にトゥール、ペルト、グバイドゥーリナ、ペンデレツキの作品に熱心に取り組んでいます。ここでは合唱団とオーケストラから繊細で緻密な響きを引き出し、作品を織り上げています。(2022/09/30 発売)

    レーベル名:BR-Klassik
    カタログ番号:900344

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    スッペ:序曲集(ミュンヘン放送管/レプシッチ)

    ウルフ・シルマーの後任として、ミュンヘン放送管弦楽団の首席指揮者に就任したイヴァン・レプシッチ。
    今作では「軽騎兵」序曲や「詩人と農夫」で知られる作曲家スッペの序曲集に取り組み、新たな魅力を引き出しました。
    ベルギー系の貴族の家に生まれたスッペは、最初フルートを学んでいましたが、当時流行していたオッフェンバックのオペレッタを聴き、その楽しさに開眼、自らもオペレッタの作曲を手掛けるようになりました。彼の作品は豪快にオーケストラを鳴らすものが多く、メリハリのある曲調と、「ボッカッチョ」のアリアなどの親しみやすいメロディが愛されていますが、よく聞かれるのはほんの一部の曲のみで、歌劇全曲を耳にすることはほとんどありません。しかしここに収録された様々な序曲を聴くだけでも、彼の作品の持つ魅力がお分かりいただけることでしょう。曲全体に大きな起伏を作るレプシッチの演奏は、作品の良さを際立たせています。

    (2018/11/28 発売)

    レーベル名:BR-Klassik
    カタログ番号:900326

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    スプリング・パレード

    (2009/04/01 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C49364

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    セルヴェ:スパでの思い出 Op. 2/幻想曲と変奏曲 Op. 4/チェロ協奏曲 ロ短調 Op. 5 (ウェン=シン・ヤン)

    ベルギーのチェリスト、セルヴェ(1807-1866)は「チェロのパガニーニ」と呼ばれる名手でした。バロック時代になかったエンドピンを始めて取りつけたのも彼だと言われてます。同時代の作曲家、ベルリオーズやロッシーニからも信頼されていた彼は、輝かしい技巧を駆使した作品を次々と創り上げました。その演奏効果については、若きパブロ・カザルスが、「スパでの思い出Op.2」の素晴らしすぎる演奏で、自らを「セルヴェの後継者」と呼ぶ高慢なチェロの教授を言葉も出ないほどにやりこめたという逸話もあるほどです。ここで聴き手の心を鷲掴みにするのは、現代の若き名手ウェイ=シン・ヤン。息がとまるほどの名技をご堪能ください。(2011/08/10 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777542-2

  • ソンドハイム:ミュージカル「スウィーニー・トッド」(バイエルン放送合唱団/ミュンヘン放送管/シルマー)

    (2013/01/23 発売)

    レーベル名:BR-Klassik
    カタログ番号:900316

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    チレア/プッチーニ/ビゼー/マスネ/ヴェルディ:ソプラノのためのオペラ・アリア集(フレーニ)

    20世紀最高のミミの一人、ミレッラ・フレーニ(1935-)の素晴らしい歌を聴く一枚です。幼い頃から歌手としての才能を現わした彼女は、19歳でミカエラ役でデビューするも、一時は子育てのために歌手活動を断念します。しかし、1958年にコンクールで優勝し、歌手活動に復帰、着々と名声を高めて行きます。彼女の名が飛躍的に知れ渡ったのは、何と言っても1963年のカラヤンとの「ボエーム」ミミ役で、これをきっかけにカラヤンと共演を重ね、1965年にはメトロポリタン歌劇場でもミミ役でデビューを飾りました。このアルバムは世界的な名声を得た彼女の自信に満ち溢れた歌唱を収録したものです。なお、指揮を執るギャウロフは、彼女の2度目の夫となったニコライ・ギャウロフの息子です。録音 1971,1983,1987年ミュンヘン放送管弦楽団「日曜コンサート」より(2011/06/08 発売)

    レーベル名:BR-Klassik
    カタログ番号:900303

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    ツィーラー:グレート・オペレッタ・フェスティバル(ホルム/セラフィン/ザイフェルト/デルモータ/コルマン/ミニヒ/テルカル/プリコパ)

    オーストリアの作曲家、指揮者カール・ミヒャエル・ツィーラー(1843-1922)は1863年にダンス・オーケストラの指揮者として活動を開始、1893年まで歩兵連隊の楽隊指揮者を務め、1908年オーストリア宮廷舞踏音楽監督の称号を受けました。彼は70曲の行進曲、120曲を超えるワルツ、約240曲の舞踏曲と24曲の喜歌劇を書いています。最盛期には素晴らしい人気を誇っていたのですが。大戦が始まった頃から創作意欲をなくしてしまい、その上戦時のインフレによって資産を失い、最期は貧困のうちに生涯を閉じてしまった人です。この4枚組はツィーラーの14曲の宝石のような喜歌劇作品からのハイライト集で、本当に心から楽しい音楽を聞いていると、ツィーラーの本格的復興を心待ちにしたくなるのではないでしょうか。(2013/04/24 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C7147

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    ツェムリンスキー:歌劇「フィレンツェの悲劇」(モルトマン/ウィルソン/ブルンス/ミュンヘン放送管/ハーン)

    妻ビアンカの浮気を疑う商人シモーネ、ビアンカと密通するグイード。ビアンカの気持ちは瞬時グイードに傾きますが、嫉妬したシモーネがグイードを手にかけると、ビアンカは改めて強いシモーネを見直し、ちゃっかり二人は元の鞘に収まるという物語。オスカー・ワイルドの戯曲を原作とする短いこの歌劇は3人の登場人物のみで進行し、ツェムリンスキーは緊張感に満ちた音楽を付けています。強さと狡猾さを併せ持つシモーネ役を英国出身のバリトン歌手クリストファー・モルトマンが演じ、若きアメリカ人ソプラノ、レイチェル・ウィルソンが輝かしい声でビアンカを歌います。この夫婦に翻弄されるグイード役には古楽レパートリーにも堪能なベンヤミン・ブルンス。指揮のパトリック・ハーンは1995年生まれの若手ながら2021年からヴッパータール響と同歌劇場の音楽総監督に就任し、ドイツで最年少の音楽総監督として話題になった逸材。2023年12月には新国立劇場の《こうもり》を指揮して喝采を浴びました。ミュンヘン放送管の首席客演指揮者でもあり、BR-KLASSIKではウルマンの《アトランティスの皇帝》の録音が出ています。(2024/04/19 発売)

    レーベル名:BR-Klassik
    カタログ番号:900347