ラヴェル, モーリス(1875-1937)
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ドイツ・リートの歴史に大きな足跡を残したディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ。1947年ライプツィヒで最初のリサイタルを行い、その翌年にベルリン・ドイツ・オペラのバリトン歌手としてデビュー。伴奏ピアニストとして大きな名声を築いたジェラルド・ムーアや、作曲家としても名高いアリベルト・ライマン、晩年には名手ハルトムート・ヘルらと共演し、次々とアルバムをリリース。いずれも高い評価を得ました。ORFEOレーベルにもライヴやセッションによる録音を数多く残しており、既発売の第1集(C992205)、第2集(C993204)に収録された作品からもフィッシャー=ディースカウの音楽的な視野の広さが垣間見えますが、この第3集では更に珍しい作品を聴くことができます。ドイツ・リートの名歌手が歌うラヴェルや、彼が得意としたヒンデミット、信頼関係にあったライマンのソロ・カンタータは特に聴きもの。フォルトナーとロイターのアルバムでは、フィッシャー=ディースカウの歌唱は一部のみですが、ステラ・ドゥフェクシスら他の名歌手たちの歌唱が含まれており、こちらも貴重です。ブックレットには今回初公開となるフィッシャー=ディースカウの自画像を掲載。こちらも一見の価値ある資料です。(2020/09/25 発売)
レーベル名 | :Orfeo |
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カタログ番号 | :C994205 |
【『展覧会の絵』収録!フェドロヴァが描く、闇と光の物語】アンナ・フェドロヴァによる、闇の力をテーマにしたアルバム。スクリャービン自身が”巨大な魔物がいる、ここには真の悪がある”と語ったソナタに始まり、ラヴェルが描く怪奇の世界、ファリャが描く亡霊との駆け引きの世界へと続きます。メインは2023年5月の来日公演でも披露された『展覧会の絵』となっており、彼女の故国ウクライナの首都キーウ(キエフ)にそびえる大きな門をイメージした曲で、光が闇に打ち勝つフィナーレを迎えるという構成。生まれた国と、ロシアを含む過去の偉大な芸術への彼女の思いが詰まった内容といえそうです。繊細なタッチから強靭な打鍵、ダイナミックなクライマックスまで、フェドロヴァの持つ表現力の幅広さが遺憾なく発揮されています。(2024/09/06 発売)
レーベル名 | :Channel Classics |
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カタログ番号 | :CCS47124 |
(2000/11/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :DVDI 0999 |
フランスのピアニスト、ギヨーム・コッポラによる、静寂を感じる音楽を集めた一枚。モンポウの『ひそやかな音楽』(Mu?sica Callada、直訳で静寂の音楽)とフランス音楽を軸に、幅広く収められています。(2021/10/22 発売)
レーベル名 | :Eloquentia |
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カタログ番号 | :EL2159 |
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンで度々来日してきたドミトリー・リス指揮ウラル・フィルによる、ラフマニノフの交響曲第3番。大成功を収めた第2番から30年近い時をあけて作曲され、寡作となっていたロシア出国後のラフマニノフにとって最も力の入った作品の一つであるこの交響曲は、リスとウラル・フィルにとってはナントのラ・フォル・ジュルネを含めて度々演奏してきた自家薬籠中の物。カップリングのラ・ヴァルスともども、切れのあるリズムで聴かせています。(2024/09/06 発売)
レーベル名 | :Fuga Libera |
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カタログ番号 | :FUG821 |
演奏会のプログラムが終わった後に奏されるアンコール。聴衆を更に熱狂させるか、それとも心に響く静かな曲を演奏するかは奏者の腕とセンスの見せ所ともいえるでしょう。このアルバムで様々な小品を演奏するのは、長年ウィーン交響楽団のソロ・フルート奏者を務めてきたロベルト・ヴォルフ。ここでは彼が長年にわたり、演奏会で披露してきたアンコールの曲目を、彼の娘、アグネスとともに演奏。遊び心と余韻を感じさせるプログラムです。(2024/09/13 発売)
レーベル名 | :Gramola Records |
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カタログ番号 | :Gramola99323 |
(2011/01/26 発売)
レーベル名 | :ICA Classics |
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カタログ番号 | :ICAD5014 |
ヴァレーズの「アメリカ」8手ピアノ版で初めて共演し、その後デュオでの活動を始めたというヴァネッサ・ワーグナーとウィレム・ラチュウミアによるアルバム第2弾。アメリカの作品を収めた前作から打って変わり、今回は2人の祖国でもあるフランスのラヴェル、ドビュッシー、サティという大作曲家たちの作品集となりました。作品によって変幻自在に移ろうタッチで、2人というのを忘れるほど息の合った演奏を聴かせます。「ジムノペディ」はドビュッシーによる管弦楽版を元に2人が編曲した版を収録。(2024/10/04 発売)
レーベル名 | :La Dolce Volta |
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カタログ番号 | :LDV120 |
1980年東京生まれのピアニスト、佐野隆哉が弾く舞曲集。東京芸術大学を経て、同大学院修士課程を修了、パリのスコラ・カントルム高等課程を最優秀で修了。その後、日本人男性として初めてパリ国立高等音楽院「第三課程研究科」(博士課程)からの入学を許可され、2008年修了したという才人による1枚。最初に置かれたインパクトたっぷりの「メフィスト・ワルツ」、迫力あるヒナステラの「アルゼンチン舞曲」、恐ろしいまでに研ぎ澄まされた「死の舞踏」。これらの曲間には、魅力的なプーランクや、サン=サース、ショパン、ラヴェルなど様々な趣向を持つ曲が組み合わされ、アルバム全体が構成されています。太い音から繊細な音まで、音色の豊かさと曲の造形の確かさには驚くばかりです。(2020/03/13 発売)
レーベル名 | :le petite disque |
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カタログ番号 | :LPDCD010 |
(2013/12/18 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :NBD0034 |