ヤナーチェク, レオシュ(1854-1928)
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1997年から開催されている「ドーヴィル・イースター音楽祭」はルノー・カピュソンやニコラ・アンゲリッシュら、若い才能を紹介することを目的に始められました。2002年からは8月の「夏の音楽祭」も始まり、バロック作品の研究結果を交えながら、数多くの世界初演が行われています。2014年に開催されたコンサートを録音したこのアルバムで取り上げられているのはヤナーチェクの作品。2008年、リヨン国立音楽院の学生たちによって結成された「エルメス四重奏団」を中心に、若手管楽器奏者たちが集い、洗練された演奏を披露しています。(2018/10/31 発売)
レーベル名 | :B Records |
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カタログ番号 | :LBM001 |
決して音楽史の主流にはならないけれど、その作品のオリジナリティーの高さゆえ、惚れる人は強烈に惚れこんじゃうタイプの作曲家がヤナーチェク。かなりのヤナーチェク好きでも知らないような珍曲を集めました。注目はドナウ川にまつわる4つのエピソードによる未完の連作交響詩「ドナウ川」で、冒頭から何とも言えずポエティカル、他の誰でもないヤナーチェク・ワールドが広がるではありませんか。破棄されたオペラの楽想を転用し、作曲後37年経って死後に初演された12~15「組曲」もチェックしておきたい佳曲。モラヴィア民謡蒐集の成果7~11の土臭さも見逃せません。マルコポーロ盤の再発盤です。*8.220362の再発売品(2002/03/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555245 |
ヤナーチェクが1918年に作曲した表題音楽「タラス・ブーリバ」は、ニコライ・ゴーゴリの小説を下敷きに、ヤナーチェク自身の愛国心を万遍なく盛り込んだ野心作です。3つの部分は、全て登場人物の死を描くという、なんとも不穏なものですが、曲の内容もそれを上回る暴力的かつ煽情的なもの。恋人たちの感情を描いたという冒頭こそロマンティックな面持ちを見せますが、それも一時的で、少しずつ悲劇へ向かって歩みを進める曲調がたまらなくスリリングです。ラシュスコ舞曲は、ヤナーチェクが民謡収集を積極的に行うようになった時期である1890年頃に作られたもので、こちらは生き生きとした音楽が、極めてわかりやすい和声で歌われます。官能的なハーモニーはありませんが、これはこれでヤナーチェクらしい音楽と言えるでしょう。モラヴィア舞曲も同じテイストで、どちらかというとドヴォルザークに近いものかもしれません。アントニ・ヴィトとワルシャワ・フィルは、前作のグラゴル・ミサ(8.572639)を上回る熱気でこれらの曲を演奏しています。(2012/05/16 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572695 |
貴方が男声合唱ファンなら説明は不要です、これだけ多数の作品をまとめてナクソス価格で楽しめるなんて幸せですね。合唱はよく知らないけれど当盤を手にとったという貴方は、既にヤナーチェクの個性的な器楽曲やオペラにすっかり魅せられていますね?彼が合唱指揮者として活躍し、当然に合唱曲も多数残したことは意外なほど軽視されています。鬼才の本質はどうなのか、無伴奏合唱曲を聴けば理解が深まります。多くの合唱曲の初演に携わった伝統ある合唱団による決定的な演奏でどうぞ。西洋的な洗練味は乏しくても、味わいはやっぱり最高です。(2001/05/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553623 |
(2013/04/24 発売)
レーベル名 | :Quintone |
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カタログ番号 | :Q12003 |
【コパチンスカヤ&サイ、スーパー・デュオ再び!】今や鬼才の名を欲しいままにしているヴァイオリニスト、パトリツィア・コパチンスカヤ。2008年にリリースされた彼女のデビュー・アルバムでパートナーを務めたのが、こちらも当時から鬼才の呼び声高いコンポーザー・ピアニスト、ファジル・サイでした。その後も共演を重ね、名コンビとしての評判を揺るぎないものにしているこの二人が、およそ15年ぶりに録音に臨んだのがこちらのアルバム。お互いに「火山のように不屈の精神力とエネルギーを持つピアニスト」、「公演の度に異なったキャラクターと新しいストーリーを自然に繰り出してくる変幻自在なヴァイオリニスト」と評する二人がここで聴かせるのは、バルトーク、ブラームス、ヤナーチェクによる全く異なった性格を持つソナタ3曲。2つの個性が時に寄り添い、時にせめぎ合いながら紡ぐ音楽は、他では味わえない陶酔感と火花が飛ぶような激しさを併せ持つ唯一無二のもの。特にコパチンスカヤが「始まりから終わりまで実に素晴らしい」と評するバルトークがハイライトで、終楽章の緊張感溢れる掛け合いは格別です。(2023/01/13 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA885 |
ファースト・アルバム『ORIGINS オリジンズ』で高い評価を得た若き才能、富田心。今作では再びピアニストのサイモン・キャラハンとともに、19世紀後半から20世紀のレパートリーを探求します。2023年の来日公演でも演奏したヤナーチェクのソナタをはじめ、プロコフィエフのソナタや、幼い頃から彼女の憧れの曲で、前作では「吟遊詩人」1曲のみが録音されたエネスクの「幼き頃の印象」全曲に加え、アルバムの最初と最後には彼女の妹で、すでに数々のコンクールで入賞を果たしている富田夢も参加したリゲティの「バラードと舞曲」と「ダニー・ボーイ」も収録されています。しなやかな感性と高い音楽性に裏打ちされた見事な演奏をお楽しみください。【富田 心(とみた こころ/Coco Tomita)】2002年、岡山に生まれ生後6か月で渡英。4歳からヴァイオリンを始め、10歳の時にユーディ・メニューイン音楽学校に英国政府留学生として入学、ピエール・アモイヤルらに師事。2020年にはBBCヤング・ミュージシャン・オブ・ザ・イヤーの弦楽器部門で日本人初の優勝を飾る。英国を拠点としてヨーロッパを中心にソリスト、室内楽奏者として活躍、2021年からベルリンのハンス・アイスラー音楽大学で研鑽を積んでいる。2022年には東京都交響楽団と初共演、東京でのデビュー・リサイタルも果たした。(2024/09/13 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
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カタログ番号 | :ORC100331 |
1925年、すでに60歳を超えたヤナーチェクが、秘かに思い続けていた最愛の女性(人妻)と公園で過ごしていた時に偶然耳にした軍楽隊のファンファーレ。晩年になって一層輝きを増していた彼の創造力は、この時の甘やかな興奮を、大編成の管楽器と熱っぽい音楽で素晴らしい作品「シンフォニエッタ」へと昇華させたのです。この第1部はそのまま1926年のソコル体育協会の祝典のために使われ、ヴァーツラフ・ターリッヒ指揮のチェコフィルハーモニーの演奏で初演。チェコ内外で圧倒的な興奮を持って迎え入れられました。ラシュ舞曲集は30代のヤナーチェクがモラヴィア民謡に出会って生まれた作品。これらのメロディは彼の創造の源泉となり、一生離れることはありませんでした。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.550411 |
(2017/10/20 発売)
レーベル名 | :LPO |
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カタログ番号 | :LPO-1010 |
東ヨーロッパの激動期を生きた3人の作曲家のヴァイオリン作品を集めた1枚です。第2次大戦後のポーランド作曲界の主要人物トスワフスキ、彼に影響を与えた近代ポーランド音楽の祖の一人、シマノフスキ、そしてモラヴィア国民楽派ヤナーチェク。彼らの作品を丹念に紐解いていけば、西洋音楽のメロディ、和声、リズムがおよそ150年の間にどのように変遷を遂げたのかをつぶさに知ることができるでしょう。ボストン生まれの若きヴァイオリニスト、ダスカラキスの明晰な演奏で。(2009/04/22 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.570987 |