ハイドン, フランツ・ヨーゼフ(1732-1809)
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ハイドンのOp.17の6曲は、当初「ディヴェルティメント」と記された割には真面目でアカデミックな音楽になっていますが、当盤の3曲も随所にこの作曲家ならではの創意工夫が光ります。古典的な4楽章形式からすると第2、第3楽章の順序が逆だし、第30番の楽章構成は明らかに4→3→2→1と逆行。また例えば第30番のフィナーレのように、気持ち良く聴いていると突然大胆に転調するのも愉快。ハイドンの全77曲の弦楽四重奏曲、リリース順ではこれでついに完結編となりました。全24枚、この高水準を守り通した演奏者に大喝采!(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.550854 |
「プロシャ王四重奏曲」と呼ばれる作品50の6曲から、前半の3曲を収録しました。3曲とも曲集の名の由来のとおり、自らチェロを愛好したプロシャ王、フリードリッヒ・ウィルヘルム2世に捧げられているだけに、どれも充実した内容を誇っています。今回は"ニックネーム"の付けられた曲は含まれていませんが、ハイドンの純音楽的な美点を味わうには、むしろ好都合とさえいえるかもしれません。例えば各曲の緩徐楽章で聴かれる変奏技法の冴えは必聴もので、第1曲のそれでフッと差し挟まれる短調変奏など、忘れがたい美しさを持っています。もちろんコダーイ・クワルテットの演奏も絶好調です。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553983 |
チェロ愛好家であったプロシャ王、フリードリッヒ・ウィルヘルム2世に捧げられた「プロシャ王四重奏曲」後半の3曲ですが、一つとして平凡な作品はありません。嬰ヘ短調という、当時としてはかなり新奇な調性を用いるばかりか、終楽章にフーガを据えた力作の第47番、透き通るような明るさと、各パートの名人芸的な華やかなパッセージが耳をひく第48番、「蛙」のニックネームの由来となっている、「ケロケロケロケロ」と聞こえるバリオラージュ奏法(弦を指で押さえた弦と押さえない弦とを交互に弾く奏法)が楽しい第49番と、それぞれの個性をお楽しみ下さい。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553984 |