Home > CD & DVD > Comporsers

 CD & DVD/BD



マーラー, グスタフ(1860-1911)

Search results:204 件 見つかりました。

  • 詳細

    マーラー:交響曲第9番(エッセン・フィル/ネトピル)

    1975年、チェコに生まれ、ストックホルム王立音楽院でヨルマ・パヌラに指揮法を学んだトマーシュ・ネトピル。“チェコの次代を担う若手”として聴衆の期待を一身に集めている注目の指揮者です。2002年、フランクフルトで開催された“第1回ゲオルク・ショルティ指揮者コンクール”で優勝、プラハ国立劇場の音楽監督を経て2013/2014年からはエッセン・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督を務めています。ヤナーチェクやドヴォルザークなどのチェコ作品を得意とするだけでなく、ドイツ、オーストリア作品などの基本的なレパートリーも手中に収めているネトピル、2018/2019のシーズンも歌劇をはじめとした数多くの作品の演奏が予定されています。ネトピルは、チェコと深い関係にあるマーラーの音楽に強く共感しているといい、この第9番の演奏では、晩年のマーラーが至った境地を鮮やかに描き出すことに成功、濃密な感情表現を伴った美しい音楽が生まれています。(2018/10/31 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC1890

  • 詳細

    マーラー:交響曲第9番、第10番(ケルン・ギュルツェニヒ管/シュテンツ)

    シュテンツとケルン・ギュルツェニヒ管によるマーラー(1860-1911)・ツィクルスもこの1枚で完了となります。最後に登場するのは感動的な第9番と、第10番のアダージョ。第9番で素晴らしいドラマの構築を堪能したあと、1枚のディスクに収録されたアダージョ楽章を聴くときには、大いなる満足感とともに一抹の寂しさを覚えずにはいられません。「大地の歌」と「第10番全曲」(補筆は誰でもよい)もこの組み合わせで聞きたかった…と。すでにこのオーケストラの音楽監督の地位を離れたシュテンツ。次回は私たちの前に、どのような音楽を披露してくれるのでしょう?その期待も込めて、何回も繰り返して聞きたくなるアルバムです。(2014/07/23 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC654

  • 詳細

    マーラー:交響曲第9番(バイエルン放送響/ハイティンク)

    ハイティンクによるマーラー演奏の素晴らしさについては、今更何もいうことはないでしょう。70 年代に完成させたコンセルトへボウ管とのマーラー全集は、1972 年のフランス・ディスク大賞とオランダ・エジソン賞を受賞しており、ヨーロッパでは高い評価を受けていました。しかし、当時の日本では、どうしてもマーラーの巨大さや壮麗さに目を奪われる傾向があり、バーンスタインやショルティの激しい演奏に比べると、クーベリックやハイティンクの演奏は、控えめに映ってしまったのか、どうしても目立たない印象となっていたことは否めません。しかし80 年代以降、ハイティンクの滋味溢れる演奏が評価され始めたことは言うまでもありません。彼の音楽は常に滑らかであり、充実した響きをもち、何よりも深い音楽的共感に溢れています。その評価はじわじわと高まり、21 世紀に入ってからのハイティンクは「何を聴いても外れなし」とまで言われるほど。まさに円熟を極めたといっても過言ではないかもしれません。この12 月の演奏は、本来ヤンソンスが指揮することになっていたのですが、体調不良で急遽ハイティンクが指揮台に立ったものです。悠然と始まる第1 楽章から、何の衒いもなくまっすぐな音楽が溢れています。小手先の解釈ではなく、唯々必然性のある音だけが並ぶもの。必要以上にテンポを揺らすこともなく極めて正統派のマーラーと言えるでしょう。この曲に過度な説明も解釈も必要ありません。素晴らしい指揮者とオーケストラ、そしてそれを受け止める心があれば、それで充分です。(2012/05/30 発売)

    レーベル名:BR-Klassik
    カタログ番号:900113

  • 詳細

    マーラー:交響曲第9番(バイエルン放送響/ヤンソンス)

    ヤンソンスとバイエルン放送交響楽団による“2016年の来日公演のメイン・プログラム”として選ばれたのは、既にリリースされたリヒャルト・シュトラウスの「アルプス交響曲」と、マーラー畢生の名作「交響曲第9番」でした。演奏の素晴らしさは日本の聴衆からも大絶賛されましたが、この録音は来日に先立ってミュンヘンで行われた演奏会のライブを収録したものです。誰もが共感するテンポ設定の元に、マーラーの求める音を徹底的に追求したヤンソンスの演奏、終楽章の最後は永遠の光の中に解けていき、最後の音が消えた時、全てが厳粛な沈黙に包まれます。(2017/02/17 発売)

    レーベル名:BR-Klassik
    カタログ番号:900151

  • 詳細

    マーラー:交響曲第9番(バイエルン放送響/ラトル)

    【ラトル3度目のマーラー第9番。バイエルン放送響とのハイティンク追悼コンサート、その圧倒的なライヴ録音】2021年11月、バイエルン放送交響楽団は、次期首席指揮者サー・サイモン・ラトルの指揮でマーラーの交響曲第9番を演奏し、大きな反響を呼んだ。これはその演奏会のライヴ録音だ。ラトルはこの曲について、「演奏者の性格を可視化して、深い絶望のようにも愛や憧れのようにも響きうる、他に類のない作品」と語る。だが、一切のデフォルメを排し、細部まで透徹した響きに貫かれたこの演奏は、むしろ、聴く人に応じて、絶望にも愛にも憧れにも感じられるのではないだろうか。いわば、多義性が多義性のままに提示された名演奏だ。――増田良介2021年11月26日、バイエルン放送交響楽団は、61年にも及ぶ共演歴を持ち、そのひと月あまり前に逝去したベルナルト・ハイティンク追悼の特別コンサートを行いました(翌日にも公演)。曲目はハイティンクの指揮で演奏したことのあるマーラー交響曲第9番。指揮は2023/24シーズンから首席指揮者に就任するサイモン・ラトル。クーベリック、マゼール、ヤンソンスといった歴代首席指揮者が培ってきたマーラー演奏の伝統と、世界最高峰と評価される演奏能力を持つオーケストラが、現代屈指のマーラー指揮者の下で繰り広げた演奏は圧倒的な出来栄えとなりました。ウィーン・フィル及びベルリン・フィルと同曲のCDを出しているラトルも、このコンサートの出来に感激してCD化を強く要望。ここにCDリリースとなりました。演奏時間バイエルン放送響(2021年)27:13+15:26+12:17+23:59/total 79:58ベルリン・フィル(2007年)28:44+15:51+12:32+25:51/total 82:58(2022/09/30 発売)

    レーベル名:BR-Klassik
    カタログ番号:900205

  • 詳細

    マーラー:交響曲第9番(ポーランド国立放送響/ハラース)

    (1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.550535-36

  • 詳細

    マーラー:交響曲第10番(クック版)(シアトル響/ダウスゴー)

    1911年にマーラー(1860-1911)がこの世を去った時、遺された「第10交響曲」のスコアは断片的なもので、ほぼ完成していた第1楽章を除くと、他はどれも大まかなスケッチの状態でした。未亡人となったアルマは、この曲を完成させるべく何人かの作曲家たちに作品の補筆を依頼し、様々な版が成立します。その中でもとりわけ広く知られているのが、イギリスの音楽学者デリック・クック(1919-1976)による補筆版であり、1960年に初演された"第1稿"(マーラーの生誕100年を祝してBBCのラジオで放送された)は完全な形でなかったことと、事前にアルマの承諾を得ていなかったこともあり、一旦はアルマによって出版、上演が禁止されてしまいます。しかし、その3年後に、亡くなる前のアルマが態度を軟化させたため、1964年に第2稿の上演が可能となりました。そして1972年にその改定稿である「第3稿」が初演され、1976年にはスコアも出版、ウィン・モリスが指揮したレコードの評判も伴って、この「クック版」の存在が多くの人に知れ渡ることになるのです。このクック版第3稿を用いたシアトル響の首席客演指揮者ダウスゴーによる演奏は、スタイリッシュで洗練されたものであり、ダウスゴー自身が執筆したブックレット(英語)に、マーラーの自筆譜に添えられたアルマへの言葉についての考察も詳細に記された通り、「マーラーのアルマへの思い」を汲みあげた愛情豊かな演奏としても評価されるでしょう。(2016/09/28 発売)

    レーベル名:Seattle Symphony Media
    カタログ番号:SSM1011

  • 詳細

    マーラー:交響曲第10番(ウィーラー版、1966年)(ポーランド国立放送響/オルソン)

    死の影に怯え続けたマーラーがかなりのスケッチを残しながらも、結局は未完となった交響曲第10番。ほぼ完成していた第1楽章だけが演奏されるのが通常ですが、今日では音楽学者クックによる完成版で全5楽章が聴ける機会も多くなりました。ここでナクソスがお届けするのは、クックを含め数種類ある完成版のうち一番最初に着手された、公務員にしてブラス愛好家フィーラーによる全曲版です(彼自身、改訂を繰り返し、これが最終版。指揮のオルソンが明らかな間違いを訂正するなど編集を行っています)。作曲者の草稿におけるテクスチャーに最も近いと評判の版だから、全てのマーラー・ファン必聴。この価格、この演奏の質なら、幸せになれます。(2002/07/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554811

  • 詳細

    マーラー:交響曲第10番(C. ドッパー、W. メンゲルベルクによる演奏会用版)/ショスタコーヴィチ:交響曲第10番(香港フィル/ズヴェーデン)

    【マーラー演奏の伝統を継承するズヴェーデンのマーラー10番】2019年12月13日と14日、ヤープ・ヴァン・ズヴェーデンの指揮する香港フィルは「”9番”の呪縛を越えて」と題するコンサートを行いました。前半がマーラーの交響曲第10番よりアダージョ(第1楽章)とプルガトリオ(通常は第3楽章、メンゲルベルク版では第2楽章と表記)、後半がショスタコーヴィチの交響曲第10番という重量級のプログラムで、特に注目を集めたのがメンゲルベルクの校訂版を使ったマーラー。マーラーが未完成で遺した第10番について、アルマ・マーラーはベルクとクシェネクのサポートを受け、アダージョとプルガトリオはほぼ演奏可能な状態と判断、クシェネクに補筆を依頼しました。アルマはメンゲルベルクに初演を託したかったようですが、実際は1924年10月12日にフランツ・シャルク指揮ウィーン・フィルにより初演されます。同年11月27日にはメンゲルベルク指揮コンセルトヘボウ管弦楽団がオランダ初演を行いましたが、この際にメンゲルベルクはマーラーの遺した資料に加えてシャルクが初演に使ったスコアを提供され、アルマから独自の改訂を行う同意を得ました。メンゲルベルクは、コンセルトヘボウ管の副指揮者で作曲家だったコルネリウス・ドッパーをアシスタントとしてスコアをブラッシュアップ。そのスコアはハーグのメンゲルベルク・アーカイヴに、パート譜はコンセルトヘボウ管のライブラリーに保存されています。大手楽譜出版のショット社はメンゲルベルク財団及び音楽学者マリヌス・デーヘンカンプとの共同作業で、この「メンゲルベルク版」を校訂して出版。その初演を託されたのがアムステルダム生まれで、コンセルトヘボウ管のコンサートマスターを務めたズヴェーデンでした。彼は香港での初演の翌2020年1月8日に、メンゲルベルク自身がこの曲を指揮したコンセルトヘボウ管とともにアムステルダムで演奏しました。(2022/11/25 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.574372

  • 詳細

    マーラー:交響曲第2番「復活」(ハルテロス/フィンク/バイエルン放送合唱団&交響楽団/ヤンソンス)

    マリス・ヤンソンスとバイエルン放送交響楽団による2011年の演奏会のライヴ録音。
    演目はヤンソンスが得意とするマーラーの「復活」で、ソリストはアニヤ・ハルテロス(ソプラノ)とベルナルダ・フィンク(アルト)が務めています。定評あるヤンソンスのマーラー演奏ですが、この「復活」は以前映像でも発売されており、ヤンソンスの高い集中力に溢れた演奏が話題となりました。第1楽章の緊張感に満ちた表現、第4楽章でのフィンクの深く美しい歌声、終楽章で合唱が入ってからの圧倒的な高揚感。ヤンソンスならではの「総譜を全て音にするかのような」精緻、かつ劇的な演奏が繰り広げられています。

    注:このアルバムは、既に発売されております
      「マーラー:交響曲 第1番-第9番 BR KLASSIK マーラー名演集[11枚組]」(900714)に収録されたアルバムと同じものです。(2018/11/16 発売)

    レーベル名:BR-Klassik
    カタログ番号:900167