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マーラー, グスタフ(1860-1911)

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    マーラー:大地の歌/さすらう若人の歌(編曲:A. シェーンベルク)(プラッツ/レイド/ウィリアムズ/ファレッタ)

    1918年の秋、シェーンベルクはウィーンで「私的演奏協会」を立ち上げました。それは当時の"現代音楽"を人々にきちんと広めることを目的とし、入念なリハーサルを行い、工夫を凝らしたプログラムを週1回演奏するというもの。ここでは立ち上げの翌年から1921年、インフレのために活動停止を余儀なくされるまでの3年間に、117回のコンサー卜が行われ、154もの作品が演奏されたのです。ただし、交響曲や管弦楽などの大規模な編成を必要とする曲は、資金面などの様々な理由でそのままの形ではなく、シェーンベルクと彼の弟子たちによって、小さな編成に編曲が施されて演奏されました。このアルバムに収録された2つの作品はどちらもシェーンベルク自身の編曲によるもの。若きシェーンベルクが敬愛していたマーラーの作品が瑞々しく、また透明感溢れるアンサンブルに生まれ変っています。(2016/10/28 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573536

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    マーラー:大地の歌(編曲:A. シェーンベルク、R. リーン)(フックス/シェーファー/リノス・アンサンブル)

    1918年にシェーンベルクによって旗揚げされた音楽団体「私的演奏協会」では、その同時代の音楽に興味を持つ人々のために「良質な演奏」を提供することを目的とし、数多くの興味深い作品の初演が行われました。しかし、世相の悪化、また激しいインフレのために、作曲家が本来意図した編成で演奏することはほとんどの場合困難であり、そのためシェーンベルクと彼の友人、弟子たちはこれらの作品を、より演奏のしやすい編成(大オーケストラのために書かれたものを、ピアノ、ハルモニウムを含む室内楽に)に置き換え、ようやく演奏することができたのです。これにより、もともとの意図を変えることなく、一層コンパクトに、ある意味ですっきりした風情に生まれ変った作品群は、今聞いてみても独自の魅力をはなつものになっていることは間違いありません。リノス・アンサンブルはこのような作品の演奏を得意とする団体であり、これまでもマーラー(1860-1911)、ブルックナーをはじめとした一連の作品を音にして送り出しています。(2015/08/26 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C5136

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    マーラー:大地の歌(編曲:R. デ・レーウ)(リシャード/サーレンス/ヘット・コレクティーフ/デ・レーウ)

    【レインベルト・デ・レーウの白鳥の歌、『大地の歌』登場!】2020年2月14日、81歳で亡くなったピアニスト、指揮者レインベルト・デ・レーウ。亡くなる前の月に、自らが編曲した『大地の歌』の録音を残していました。2010年に編曲されたこの版では、アルト(メゾ・ソプラノ) とテノールという独唱はそのままに、大管弦楽は木管五重奏、弦楽四重奏を基本に、低音楽器、鍵盤楽器、ハープ、打楽器を加えた15名編成のアンサンブルに置き換えられています。近現代音楽を積極的に取り上げ研究してきたデ・レーウらしく、各楽器の特性をよく引き出した編曲で、有名なシェーンベルク&リーン版に比して、木管楽器を増しハープを加えたことで表現がたいへん豊かになり、打楽器を整理して見通しと親密感が増しました。演奏はこれまでも『ベルク、ツェムリンスキー歌曲集』(ZZT345)などでデ・レーウと共演してきたヘット・コレクティーフ。やはり近現代の演奏解釈に長けた彼ららしく、個人の高い積極性が表情に生きています。歌手陣も伸びやかな歌唱でこの演奏に応えており、最近ではガーディナーとのベルリオーズの映像ソフト(CVS011/NYDX-50016)で素晴らしい歌唱を聴かせたリシャルドによる「告別」は、この録音からわずか数週間後にこの世を去るとは思えぬデ・レーウの細やかなニュアンスも相まって絶品。(2020/09/11 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA633

  • マーラー:大地の歌(フェリア/スヴァンホルム)(1948)

    (1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110029

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    マーラー:大地の歌(ヘンシェル/クンデ/ヒューストン響/グラーフ)

    マーラーの「大地の歌」は「テノールとアルト、オーケストラのための交響曲」という副題を持っています。この曲が書かれたのは1908年ですが、その前年に長年務めたウィーン宮廷歌劇場を辞任、長女の死、そして自らの心臓病の診断と、かなり心が折れる事項が続いたのです。そして、彼もまた「第9のジンクス・・・ブルックナーやベートーヴェンが第9までしか書けなかったこと」を信じていました。そのためか、この曲には番号を与えることなく、ただの「交響曲」もしくは「連作歌曲」としての位置づけを与えたのでしょう。酒に溺れ、秋の静けさにな泣き、愛しき大地に別れを告げる者。曲全体に漂う厭世観、そして甘酸っぱい青春への回想は、終楽章の結びの言葉「ewig(永遠に)・・・」と共に、痛いほどに胸に迫ります。(2012/01/18 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572498

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    マーラー:大地の歌/リュッケルト歌曲集(抜粋)(フェリアー/パツァーク/ウィーン・フィル/ワルター)(1952)

    実質マーラーの「第九」である大地の歌。個人的にもマーラーと親交の深かったワルターは当然のことながらマーラーの作品を好んで取り上げましたが、なかでも「大地」にもっとも親近感を覚えていたと言われます。彼は生涯この作品を5回録音していますが、その中でももっとも評価が高いのが、ウィーン・フィルを率い、歌姫フェリアをソロに迎えたこの1952年盤です。フェリアは1953年にわずか41歳の若さでなくなりましたが、その馥郁たるコントラルトは不世出の声として歴史に刻まれています。ワルターも彼女の声の資質を高く評価し、残された「大地」の録音のうち3回、彼女をソロに起用しました。また、パツァークの哀愁帯びた声も、元の李白の詩にある酔漢の無常といった風情を漂わせる、魅力溢れたものとなっています。(2003/06/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110871

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    マーラー:大地の歌(ルートヴィヒ/クメント/ウィーン響/C. クライバー)

    伝説的名演、クライバーとウィーン交響楽団による「大地の歌」。ウィーンの芸術週間で初めてマーラー(1860-1911)の交響曲全曲ツィクルスが行われたときに、バーンスタイン、ベーム、クーベリック…など名だたる指揮者の名前が挙がったのですが「大地の歌」については、当時ウィーン・コンツェルトハウス協会の事務局長を務めているペーター・ヴァイザーが、直接クライバーに会いに行き、演奏を提案したといいます。ご存知の通り、この曲はクライバーのレパートリーとは言えませんが、クライバーはその提案を受け入れ、作品を研究するために、クレンペラーに教えを乞うたのです。その時の様子はクライバーの評伝に記されていますが、とにかくこの歴史的な演奏が実現するためには、様々な思惑と幸運が重なっていたことは間違いありません。結局この作品が、クライバーのスタンダードなレパートリーになることはなかったのですが、若きクライバーの生き生きとした息吹が伝わる独創的な演奏です。ルートヴィヒの名唱、そしてクメントの力強い声。これもこの演奏に生き生きとした力を与えています。この録音、これまでにいくつかの盤として市場に出回っていますが、今回の放送局所蔵のオリジナル・テープによるデジタル・リマスタリングは、これまでのもどかしさ…いわゆる隔靴掻痒の感を払拭するものとなることは間違いないでしょう。(2014/11/26 発売)

    レーベル名:Vienna Symphony Orchestra
    カタログ番号:WS007

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    マーラー:亡き子をしのぶ歌/交響曲第4番(フェリアー/ウィーン・フィル/ワルター)(1945,1949)

    ワルターの指揮によるフェリアの黄金のコンビによるマーラー。このコンビの出会いは、1947年に「亡き子をしのぶ歌」によって共演したことから始まります。清冽で暖かみを持ち伸びやかな彼女の歌声は、指揮者の気に入るところとなり、後に数多くの録音を残すことになったのでした。「亡き子をしのぶ歌」の歌詞の内容は本来、愛児を亡くした父親の悲哀ですから、男声であるべきだという向きもありますが、フェリアの歌唱技術は、そうした男声・女声の区別を超越した素晴らしさを持っていると、高く評価されています。(2003/08/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110876

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    マーラー:亡き子をしのぶ歌/ベルク:ヴァイオリン協奏曲/5つのアルテンベルク歌曲(室内アンサンブル編)(エクシュタイン/ラーデマッハー/リノス・アンサンブル)

    1918年、シェーンベルクの「音楽私的演奏協会」が旗揚げされた時の理念は、「入念なリハーサルのもとに良質な演奏を行うこと」でした。週に1回、会員のみを集め(批判の声を封ずるため?)当時の「現代音楽」を演奏し、これらを世に問うという意義のある活動をしていましたが、次第に世相が悪化、本来の編成で演奏を行うことが困難となり、交響曲や管弦楽曲は室内楽編成で演奏することとなりました。編曲は主にシェーンベルクが行いましたが、彼の弟子たちもこの仕事に携わり、例えばマーラーの「大地の歌」もシェーンベルクの未完の作品をライナー・リーンが引き継いで編曲していることで知られています。ここに収録された3つの作品も、このために編曲されたもので、シェーンベルク(と弟子たち)の味付けを施された曲たちを存分に味わうことができるのです。リノス・アンサンブルは過去にもこれらの曲の演奏をリリース。高い評価を受けている団体です。(2013/06/19 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C5135

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    マーラー:嘆きの歌(シュナイダー/バウムガルトナー/ケルル/エレート/ウィーン・ジングアカデミー/ウィーン放送響/マイスター)

    マーラーの最初期の作品の一つであるカンタータ「嘆きの歌」。ドイツの民話やお伽話といったマーラー好みの題材を用い、当時、最も影響を受けていたワーグナー風の斬新な音楽をつけた大作です。もともとウィーン楽友協会主催の作曲コンクール「ベートーヴェン賞」に応募するために作曲されましたが、審査員たちには相手にされなかったため、マーラーは作品に何度も改訂を施し、最終的には自筆譜を作り直さなかったともいわれています。もともとは3部構成でしたが、最初の改定時に第1部をばっさり削除。オーケストラの編成もずいぶん刷新されましたが、最近では削除された第1部を演奏することも多く、コルネウス・マイスターもその例に倣っています。第3部でのオーケストラの狂乱の響きが聴きもの。(2017/08/30 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C5316