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Naxos Jazz Legends: アルバム一覧

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    キング・オリヴァー:「オー・プレイ・ザット・シング!」オリジナル・レコーディングス 1923 ウィズ・ルイ・アームストロング

    ジャズを最初に録音した人は、最初に演奏した人よりもエライのではないか・・・僕は長いことそう思っていた。ここにあるのは、紛れもないジャズの草創期の姿。音楽的には、ベースというものが無く、代わりをバンジョーが務めている点が耳を惹く。また、ここではあくまで集団即興が中心となっており(キング・オリヴァーあるいはサッチモが中心ソロイストではあるものの・・・)、この路線を発展させていったらどうなっていたのか、という思いにも駆られる。歴史に if を持ち込んで聴いてみるのもいいものでは?(2003/05/01 発売)

    レーベル名:Naxos Jazz Legends
    カタログ番号:8.120666

  • フレッチャー・ヘンダーソン:「ブルー・リズム」オリジナル・レコーディングス 1931-1933

    (2003/06/01 発売)

    レーベル名:Naxos Jazz Legends
    カタログ番号:8.120672

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    セロニアス・モンク 第2集「レッツ・クール・ワン」オリジナル・レコーディングス 1950-1952

    モンクを初めて聴いたのは17才の頃だった。「変テコで下手くそ」だと思った。大学生になって、いよいよジャズを始めた。ハードバップの「名曲(クール・ストラッティンとかブルーボッサとか)」はとりあえず演奏の快感はあるが、何回も練習するとどんどん飽きていき、人前で演奏する頃には大体イヤになってしまうのだった。22才の夏、当時のレギュラーバンドでいっちょ前に「演奏旅行」に出かけた。アルトサックスはドルフィーをコピーしていた。モンクの曲を何曲もレパートリーに入れた。凄く新鮮で、演奏するたび、譜面を見るたびに新たな発見をした。アタマの中に「構造」が響いている感じを未熟な俺は「下手くそ」と感じていたのだった。この演奏を聴くと、モンクス・ワールドは意外に早期に完成していたことが判る。聴きなさい。覚えるまで聴きなさい。(2005/05/01 発売)

    レーベル名:Naxos Jazz Legends
    カタログ番号:8.120673

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    スタン・ケントン - ザ・コンプリート・マグレガー・トランスクリプションズ第3集(1941-1943)

    ケントンって、いつも書いてるように過小評価されてる。このサウンドのモダンさ、アンサンブルの切れの良さを聴いて下さいよ。バンドのテーマである Artistry in Rhythm が鳴り出すととたんにかぶさる歓声と拍手。人気もあったんでしょう。この音盤で注目されるのは、エリントンの「A列車で行こう」を録音していること。アレンジもストレイホーンのいつもの奴です。おかしいのは、tpのソロまでもクーティ・ウィリアムス完コピなこと(エンディングが少し違うが)。多分同じ譜面なのにエリントン楽団の方がサウンドがトグロ巻いてて可笑しいですね。(2003/08/01 発売)

    レーベル名:Naxos Jazz Legends
    カタログ番号:8.120684

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    ザ・キング・コール・トリオ:「トランスクリプションズ 第4集」1939-1940 フィーチャリング・ザ・ドリーマーズ

    キング・コールのピアノは実に上手い。フラナガンやアル・ヘイグに匹敵するほど指のバランスが良いし、タッチの粒立ちもいい。僕はバリー・ハリス聴くといつもあのタッチのキレの無さに嫌気がさすのだが、キング・コールは実に素晴らしい。ところで、オスカー・ムーアって、ギター上手いですね。改めて感心してしまった。トリオのメンバー全員がこうやって楽器も上手くて歌も歌える、というのは実にいいですね。イントロとエンディングがまた冴えてる。このあたり、(僕も含め)最近のピアニストは見習うべきですね。(2003/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos Jazz Legends
    カタログ番号:8.120685

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    ジャンゴ・ラインハルト 第3集:「スウィング・ギターズ」フランス・ホット・クラブ五重奏団録音集 1936-1937

    ジャンゴとグラッペリの相性はいつもながら凄い。異なる楽器のコンビというのは得てして音楽的方向性が違ってくるもので、パーカーとガレスピー、マックス・ローチとクリフォード・ブラウン、ドルフィーとブッカー・リトル等といった素晴らしい例はあるものの、相棒の早すぎる死によって途絶するか、そうでなければ、チャールス・トリバーとスタンリー・カウエルのようにコンビ解消に至ってしまうものなのですね。で、ジャンゴとグラッペリ。この2人は離れていても同じメシを食っていたのではないか、と思えるほどに相性抜群。しかも、馬場=猪木、盛田=井深、トリュフォー=ネストル・アルメンドロス、くらいの相互補完性の高さ。つくづく勉強になります。(2004/01/01 発売)

    レーベル名:Naxos Jazz Legends
    カタログ番号:8.120686

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    ファッツ・ウォーラー 第2集「名演集 1939年」(1939)

    ジャズ界は、「バップ以前」と「バップ以後」とか、「コルトレーン以前」と「コルトレーン以後」とか色々な派閥分類があるが、「芸人派」と「非芸人派」という分類も有効な概念整理であると思う。これは音楽の「価値」判断とは無関係であることに注意したい。で、ファッツ・ウォーラーである。「ファッツ(ふとっちょ)」というネーミングからも、彼が前者であることは明らかであるが、それ以上に大事なのは、彼の音楽がいわゆる「普通の人」が考える「陽気なジャズ」すなわちビバップ以前のジャズの最大公約数的イメージを体現しているということだろう。彼のオリジナルもさることながら、他人の曲をやっても同様。神髄ってこれですね。(2003/12/01 発売)

    レーベル名:Naxos Jazz Legends
    カタログ番号:8.120692

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    ジャンゴ・ラインハルト 第4集「スウィンギン・ウィズ・ジャンゴ」フランス・ホット・クラブ五重奏団録音集 (1937)

    またジャンゴか・・・と言わないで下さい。ジャンゴは何時聴いてもいいのです。何でだろうね。「本当の音楽」を奏でる「本当の技術」と「本当の歌心」があるからですかね。陳腐ですけど。だからイイ演奏に決まっているのです。冒頭のカッティングとグラッペリのvlnから引き込まれます。ここでの聴き物は、ゲテっぽいが、リストの「愛の夢第3番(披露宴で音大出の下手糞なネーチャンが弾く曲でおそらく2番目に有名な曲・・・1番目はショパンのノクターン9-2)」とか、バッハの「2つのヴァイオリンのための協奏曲第1楽章」だのが入っていることですかね。音楽的に一番の興味を惹かれるのが、ジャンゴのソロ・インプロヴィゼーションですけど。トラック8と9、素晴らしいです。新しいです。(2004/02/01 発売)

    レーベル名:Naxos Jazz Legends
    カタログ番号:8.120698

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    ビリー・ホリデイ 第3集「トラベリン・ライト」オリジナル・レコーディングス 1940-1944

    ビリー・ホリデイって苦手なんです。私、カーメン・マクレエとかは良く聴いてるんだけどさ。ビリー・ホリデイのあの暗さとか、荒んだ感じが苦手なんだよなあ。とは言え、暗い時にマントラとか聴いてられないっスからねえ。と言うわけで、第3集。聴いてみたら・・・意外と素直で好感が持てます。きっと幸せだったんだねえ・・・と「巨人の星」の明子ねえちゃんの顔が脳裏をよぎります。曲も大スタンダードばかり。ベニー・カーター楽団やら、テディ・ウィルソン楽団やら、旦那のレスター・ヤングやら、バックも豪華で堪能できます。(2003/12/01 発売)

    レーベル名:Naxos Jazz Legends
    カタログ番号:8.120701

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    スタン・ケントン - ザ・コンプリート・マグレガー・トランスクリプションズ第4集(1944)

    スタン・ケントンは、最も過小評価されているビッグバンド・リーダーである、ということはこれまでにも繰り返し書いてきた。何と言ってもモダンなサウンド、これにつきます。それでいてクロード・ソーンヒルほどにはボワーッとしていない、というところが普遍性があって良いのですね。しかも、ラテン・リズムをビッグバンドに導入した先駆者はケントンなのですね。1944年は大戦中で塩化ビニル樹脂の供給が配給制になっていたこともあり、純粋な商業録音(特に先鋭的なビバップの揺籃期)の空白期間ではあるのですが、是非、好事家の皆さんで研究材料にしてほしいものです。(2004/01/01 発売)

    レーベル名:Naxos Jazz Legends
    カタログ番号:8.120703