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2019年、ウィーン国立歌劇場およびウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターに就任したヴァイオリニスト、フョードル・ルディンの最新作。「Heritage(遺産)」と題されたアルバムには、ルディンの祖父であり20世紀半ばに活躍したエディソン・デニソフの作品を中心に、ショスタコーヴィチとプロコフィエフの作品が収録されており、モスクワに生まれてパリで育ったルディン自身のポートレートと言えるアルバムになっています。デニソフは社会主義リアリズム路線に反抗し、前衛的な作品を書いたことで知られるとともに、西側の作品を研究しながら独自の作風を模索し物議をかもした人。このアルバムに収録されたドビュッシーの未完の歌劇《ロドリーヌとシメーヌ》からの前奏曲と二重唱も、デニソフ自身がオーケストレーションを施したものですが、ここでは更にルディン自身がヴァイオリンとピアノ用に編曲、演奏しています。十二音技法で描かれたソナタも聴きものです。アンコールとしてラフマニノフが編曲したムソルグスキーの「ゴパーク」が置かれています。(2021/11/19 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
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カタログ番号 | :ORC100183 |
アメリカの作曲家ダニエル・テムキンの室内楽作品集。パーカッション奏者として活躍、作曲家としても数多くの受賞歴を持つ彼は、アメリカで10年以上にわたり現代音楽のアンサンブル、作曲家をフィーチャーした室内楽コンサート“DTM Concerts”のディレクターを務めており、新作の紹介に尽力しています。このアルバムに収録された作品は、どれもクラシックの書法に根差しながらも、ロックやポップスからの影響が感じられるサウンドを持ち、そのユニークな音楽は聴き手の共感を呼ぶものとなっています。「Unspoken」でヴィオラを弾く小笹文音は、クリーヴランド音楽大学在学中にヴァイオリンからヴィオラに転向、カーティス音楽院を卒業後、ドイツ、クロンベルグアカデミーでマスターを終了した注目の奏者です。(2024/03/29 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
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カタログ番号 | :ORC100279 |
グスターボ・ドゥダメルに才能を称賛されたヴァイオリニスト、フランシスコ・フラーナが演奏するスペインの作品集。サラサーテの名曲「ツィゴイネルワイゼン」をはじめ、スペインの美しい風景を彷彿させるトゥーリナとグラナドスのソナタ、カタルーニャで活躍しその民族音楽の要素を取り入れたトルドラの作品、近年注目の作曲家フアン・マネンがカタロニア民謡からインスパイアされた「鳥の歌」などを、フラーナは共感を持って歌い上げています。フランシスコ・フラーナ(フリャーナ、フラナとも)はスペイン出身。2015年に開催された「宗次エンジェルヴァイオリンコンクール」で優勝、聴衆賞とオーケストラ賞を含む同コンクールの4つの特別賞も獲得。他の国際コンクールでの優勝や、五嶋みどりと共演した経験をもつ俊英です。(2023/07/28 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
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カタログ番号 | :ORC100250 |
リンカーン・シティで開催されたアシュレイ音楽祭で始めてトリオを組んだという「トリオ・アパッチ」のメンバーたちによる「Seafarer-海の旅人」プロジェクト。これは新しいアイデアを形成し、新鮮な作品を演奏するために、作曲家に委嘱をを行うことであり、今回は素晴らしい現代作曲家サリー・ビーミッシュとコラボレーションを組み、ドビュッシーの「海」のピアノ三重奏版と、それに付随するオリジナル作品が生み出されたのです。緊密なアンサンブルに支えられた「海」、そして語りと音楽の調和である「Seafarer」。これは確かにこれまでにない画期的な音楽であることは間違いありません。(2014/11/26 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
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カタログ番号 | :ORC100043 |
国際的に高い評価を受けている若きヴァイオリニスト、グェンドリン・メイシンのリサイタル・アルバム。ソリスト、室内楽奏者、オーケストラの芸術監督、そして作家として八面六臂の活躍を続けるメイシンは、ダブリンのトリニティ・カレッジで博士号を取得し、教師としても高く評価されています。この「炎」と題されたアルバムでは、長らくパートナーを務めているピアニスト、シモン・ビューヒャーと共演。情熱、温かさ、光をもたらし、対象物を燃やし尽くすまでの、妖しく美しい炎の様々な表情を音楽になぞらえ演奏しています。(2017/11/29 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
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カタログ番号 | :ORC100075 |
前作である「リスト作品集」(ORC100017)が大好評。また2012年の来日でもその音楽性が高く評価されたグヴェタッゼ。現在最も注目されるピアニストの一人です。最初のアルバムがリストであり、中でもソナタの白熱した演奏に心奪われた人が多く、どうしても「超絶技巧派」のピアニストと思われがちですが、本当のところ、彼女はもっと内省的で静かな表現を好むのではないでしょうか?確かに前作のリストでも、技巧よりも、リストが散りばめた歌の方に主眼が置かれていたようでした。そんな彼女のドビュッシー(1862-1918)。素晴らしくないはずがありません。中心は「前奏曲」ですが、そっと置かれたアラベスク、版画、そして「月の光」のひそやかな美しさ。まさに宝石箱のような1枚です。(2014/02/19 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
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カタログ番号 | :ORC100041 |
「熟成された音色と完璧な呼吸制御」とThe Times誌で絶賛されたヒュー・ウィギン。現在、イギリスで最も人気のあるサクソフォン奏者の一人です。ウィグモア・ホールや北京の紫禁城コンサート・ホールでの演奏を始め、イギリス国内外のマスタークラスにも参加、フェイリオ・サクソフォン・カルテットのメンバーでもあるウィギン。このアルバムでは様々な作曲家のオリジナル、編曲作品を朗々と演奏しています。サックス奏者に人気の高いポール・モーリスの「プロヴァンスの風景」での完璧な演奏は聴きものです。(2018/06/27 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
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カタログ番号 | :ORC100084 |
完璧な演奏技術、ダイナミックで温かいヒュー・ウィギンのサックス。6曲中、4曲を委嘱した意欲作。限りなく深く美しいフィブス感動の新曲。昨年のBBCプロムスで世界を沸かせたファーリンドンのおしゃれな2曲。ヒューを「サックスの限界に挑んだ曲」と言わしめたワトソン作品。イギリスの香りたっぷりのコーツ。ドビュッシー「ラプソディ」から着想を得た、サックスフォンの神髄を極めるCDです。 --小川典子「熟成された音色、完璧な呼吸法」とThe Times誌で絶賛されたヒュー・ウィギン。2014年、ロンドンで開催された「Royal Over-Seas League Annual Music Competition」で第1位となって以後着々とキャリアを築いて、現在では同世代で最も人気のあるサクソフォン奏者の一人となりました。ウィグモア・ホールやエジンバラ音楽祭などに出演、北京の紫禁城のコンサート・ホールではリサイタルに加えてエリック・コーツの協奏曲を演奏しました。王立音楽アカデミーの教授職を務め、イギリス国内外でマスタークラスを行っています。彼のORCHID CLASSICSへの4枚目のアルバムは、ロンドンで共演を重ねるピアニスト、小川典子との二重奏を収録。魅力的な1枚です。 (2023/04/07 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
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カタログ番号 | :ORC100216 |
毎年夏、風光明媚なスイスの観光地オーバーホーフェンで開催される“ガイア音楽祭”。ヴァイオリニストのグウェンドリン・メイシンが主宰するギリシャの女神の名を冠した音楽祭は創設からわずか数年で活気に満ちたイヴェントに成長しました。いくつかのコンサートはORCHID CLASSICSと共同で録音されており、2019年にメイシンとメリスマ・サクソフォン四重奏団によって演奏されたバーンスタインの名曲「ウェスト・サイド・ストーリー」もその一つ。ヴァイオリンは主として歌のパートを演奏し、サクソフォンの響きがこれを彩ります。(2020/11/20 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
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カタログ番号 | :ORC100145 |