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小町碧(ヴァイオリン)「カラーズ・オブ・ザ・ハート 」配信/CD販売開始




英国で活躍するヴァイオニスト・小町碧による、
ディーリアスとゴーギャンをテーマにした1stアルバム

2017年10月13日 配信先行
2017年10月20日 CDリリース

カラーズ・オブ・ザ・ハート(Colours of the Heart)


NYCC-27303



1枚組/全11曲収録 ※配信アルバムは全12曲

税込¥2,700(CD)

¥2,700(ハイレゾDL)

MKCD001J(MusiKaleidoレーベル)



このアルバムに収録された作品を書いた4人の作曲家……
ディーリアス、ドビュッシー、ラヴェル、グリーグ。

一見深い繋がりは見えないように思いますが、このアルバムは、
19世紀末のパリで繰り広げられた
彼ら芸術家たちの交友の様子を切り取ったものなのです。



物語の主人公はディーリアス。
彼の友人ウィリアム・モラードの家にあったゴーギャンのスタジオに、
ディーリアスはグリーグとラヴェルを連れて行き、多くの芸術家と交友しました。
ディーリアス自身もゴーギャンの絵画に深い感銘を受け、
後にゴーギャンの「ネバーモア」を購入します。

その出会いから生まれたであろう音楽を、小町碧が、深い共感を持って奏でています。



CDは、彼女自身の書いた秀逸なライナーノーツ(日本語解説)付き。
これを読めば、アルバムのコンセプトもタイトルの意味も理解できるでしょう。

 

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★最新情報★

小町碧×林田直樹×オヤマダアツシ トークショー「真実のディーリアスを語る」の
レポート全文が公開されました。★NEW!
Part1はこちら



【収録楽曲】

 ドビュッシー(1862-1918):ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ト短調
 1.第1楽章:Allegro Vivo
 2.第2楽章:Intermede (Fantasque et leger)
 3.第3楽章:Finale (Tres anime)

 ディーリアス(1862-1934):ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第3番
 4.第1楽章:Slow
 5.第2楽章:Andante Scherzando
 6.第3楽章:Lento

 ラヴェル(1875-1937):ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ト長調
 7.第1楽章:Allegretto
 8.第2楽章:Blues:Moderato
 9.第3楽章:Perpetuum Mobile:Allegro

 グリーグ(1843-1907):ヴァイオリンとピアノのための歌曲(エミール・ソーレ編曲)
 10.君を愛す
 11.ソルヴェイグの歌

 ディーリアス(1862-1934): 夏の夜、水の上にて歌える ※デジタルのみ
 12.第1曲

 ●小町碧によるライナーノーツ(日本語解説) ※CDのみ


【演奏】

 小町碧(ヴァイオリン)
 サイモン・キャラハン(ピアノ)

【レコーディング】

 2014年2月21-22日 イギリス・ポットンホール

【アルバム詳細情報】

本作は、小町の研究対象である「ディーリアスとゴーギャン」をテーマにしたアルバムです。

フレデリック・ディーリアスは、1862年生まれの作曲家。イギリス出身ではありますが、その生涯の大半を国外で過ごし、さまざまな出自やジャンルのアーティストと親交を築き、影響を与えあいました。
1894年には、パリで、画家のゴーギャンとも出会っています。彼は音楽仲間のラヴェルやグリーグとともにゴーギャンと交流を深め、「ネバーモア」という絵画を購入。これを自分の音楽室に飾り、終生、大事にし続けました。
晩年には視力を失うという悲劇に見舞われたディーリアスですが、彼の想像力は常に、ゴーギャンの絵のような豊かな色彩(カラーズ)と共にありました。すでに盲目となった頃に作曲し、ドビュッシーのヴァイオリン・ソナタに似ているとも評された「ヴァイオリン・ソナタ第3番」には、彼がドビュッシーと同様、さまざまなアーティストや作品との出会いを通して、音楽の世界を深化させたことがよくあらわれています。

ディーリアス、ドビュッシー、ラヴェル、グリーグ。同時代に生きた彼らの作品を、ヴァイオリンとピアノで表現したこのアルバム。
CDは、小町碧自らが執筆したブックレット付き。
音楽配信アルバムは、小町自身の編曲によるディーリアス作品「夏の夜、水の上にて歌える」より第1曲を追加収録しています。

そしてディーリアスといえば、現在もカルト的な人気を誇り、ケイト・ブッシュの楽曲「ディーリアス」(1980年「魔物語」に収録)のヒントとなった映画「ソング・オブ・サマー」(ケン・ラッセル監督、1968年英国)の原作にあたる書籍でも知られています。
音楽ファンが長年待ち望んだこの本の翻訳にあたったのはなんと小町碧自身。「ディーリアス・プロジェクト」の中心人物としてクラウド・ファンディングを通じて資金を調達し、2017年11月に『ソング・オブ・サマー ~真実のディーリアス~』として発刊予定。また、これを記念したリサイタルも同年11月1日に開催されるなど、演奏活動にとどまらない小町の才媛ぶりは他に例を見ないレベル。

精力的な活動に邁進する小町がお届けするディーリアスの世界をご堪能ください。


【イギリス盤「Colours of the Heart」CD評】

「色彩に溢れる音楽の繊細な解釈……(ラヴェルの演奏を)完璧に仕上げている」
   ──The Strad Magazine

「小町氏は最も想像に溢れる解釈でアプローチしている」
   ──International Record Review

「近年、完全に魅了されたCDがあったとするならば、このCDである。ドビュッシーの演奏は今まで聴いたなかで最も繊細な解釈、そして最も興味深いものである。」
   ──Music & Vision Magazine





販売情報

 

● CD

 amazon/バナー rakuten/バナー タワーオンライン ローソンHMVオンライン style=

 

● ダウンロード(通常音質)

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● ダウンロード(ハイレゾ 96kHz/24bit)

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★ ダウンロード各サイト特集ページ

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★ ストリーミング

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PVニュース小町碧 プロフィールディーリアス・プロジェクト





– 「カラーズ・オブ・ザ・ハート 」PV –


小町碧さんからのメッセージ付きです!






– 関連情報 –


・2017年10月22日
小町碧/ミニ・ライヴ&サイン会
タワーレコード渋谷店 7Fイベントスペース

・2017年10月29日
小町碧×林田直樹×オヤマダアツシ トークショー「真実のディーリアスを語る」
下北沢・B&B
→トークショーのレポート全文が公開されました。★NEW!
Part1はこちら

・2017年11月1日
真実のディーリアス ~小町碧 出版記念リサイタル~(ディーリアス:ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会)
銀座・王子ホール

・2017年11月15日
書籍『ソング・オブ・サマー ~真実のディーリアス~』(エリック・フェンビー著/小町碧訳 アルテスパブリッシング刊)発売

※今後の情報はこちらをご覧ください。





– 小町碧(こまちみどり) プロフィール –


小町碧



ロンドン在住ヴァイオリニスト。2006年より英国王立音楽院にて 宗倫匡教授に師事し、2010年6月に音楽学士課程を首席で卒業。同音楽院修士課程でモーリス・ハッソン教授に師事、2012年に修士課程を首席で修了。 英アーツ・カウンシルの助成によりデビューアルバム「Colours of the Heart」(2014)をリリース。 2012年秋には、ディーリアスの研究を基にしたリサイタル・シリーズ「ディーリアスとゴーギャン」を企画、ロンドン、ケンブリッジ及び東京にて開催される。このプロジェクトは、日本経済新聞や雑誌Arts & Collections International Magazineにて特集記事が掲載された。2013年には、英国ディーリアス協会に表彰された。 2012年6月より日本と英国の文化交流を深めるプロジェクト「Harmony of Cultural Sounds」を開催。英国のブリテン・ピアーズ財団、ホルスト財団、Musicians Benevolent Fund,大和日英基金の協賛を得て、英国と日本でのコンサート・シリーズとワークショップを行う。 2017年4月、NHK BS1「国際報道 2017」にて、英国と日本を拠点に両国の音楽を紹介していく活動が紹介された。又、BBC Radio 3など、様々なメディアに出演している。2017年5月、イギリスのレーベル、EM Recordsよりセカンド・アルバム、「Warp & Weft」をリリース。 2017 年11 月、ディーリアスの晩年の姿を描いた伝記「Delius as I knew him」(エリック・フェンビー著)の翻訳本、『ソング・オブ・サマー ~真実のディーリアス~』(エリック・フェンビー著/小町碧訳 アルテスパブリッシング刊)を出版予定。

小町碧 オフィシャルサイト:https://www.midorikomachi.com/





– ディーリアス・プロジェクト –






フレデリック・ディーリアスは、近代英国音楽史に於いて、素晴らしい業績を残したにもかかわらず、日本での知名度はまだまだ低い作曲家です。
そのディーリアスの晩年の姿を、弟子であるエリック・フェンビーが1冊の伝記にまとめた「Delius as I knew him」は、未だ日本語翻訳がなく、出版が渇望されている書籍です。

今回、英国在住のヴァイオリニスト小町碧が翻訳を担当し、11月にアルテスパブリッシングより「ソング・オブ・サマー 真実のディーリアス」というタイトルで出版が決定しました。
これに伴い2017年7月に発足したのが、【ディーリアス・プロジェクト】です。
「様々な形でディーリアスの音楽を知ってほしい」そんな願いが込められた一連の出版、CDリリース、演奏会が企画されており、ディーリアスブームの到来が期待されます。

*ナクソス・ジャパンは、【ディーリアス・プロジェクト】に参加しています。*

ディーリアス・プロジェクト:https://motion-gallery.net/projects/delius