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New Releases - 2019年09月 発売タイトル

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    フォーレ:レクイエム/ヤナーチェク:「主の祈り」/アヴェ・マリア/「主よ憐れみ給え」(ブルノ・フィルハーモニー合唱団/フィアラ)

    作曲家としても活躍する、チェコの合唱指揮者ペトル・フィアラが振るフォーレとヤナーチェク。素朴かつ澄み切った合唱を自在に操るフォーレのレクイエムが見事な仕上がりを見せています。ヤナーチェクの合唱曲はフィアラが得意としている演目。あまり耳にする機会のない曲ですが、ヤナーチェクらしい神秘的な旋律に溢れた美しい作品です。(2019/09/20 発売)

    レーベル名:ArcoDiva
    カタログ番号:UP0002-2

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    テレマン/シュテルツェル/シャイン/ポリエッティ/トレッリ/モルター:トランペット作品集(ケイマル)

    映画「ハウルの動く城」のサウンドトラックで、素晴らしいフリューゲルホルンのソロを聴かせたことで日本でもおなじみのトランペット奏者ミロスラフ・ケイマル。1970年から2008年までチェコ・フィルハーモニー管弦楽団に在籍、数多くの来日公演を行うとともに、多数のアルバムをリリース、天才奏者の名を欲しいままにしている名手です。現在は様々なアンサンブルとコラボレーションを行い室内楽の演奏を楽しんでいます。この1998年の録音はバロックの名曲を集めたもの。彼の息子たち(トランペット奏者のヤンと、パーカッション奏者のミロスラフJr.)も参加。親密でありながら迫力あるアンサンブルを繰り広げています。(2019/09/20 発売)

    レーベル名:ArcoDiva
    カタログ番号:UP0006-2

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    ヤナーチェク:グラゴル・ミサ/永遠の福音(チェコ・フィルハーモニー合唱団/チェコ響/スワロフスキー)

    ヤナーチェクの名作「グラゴル・ミサ」とカンタータ「永遠の福音」。1914年に作曲されたカンタータ「永遠の福音」はあまり演奏されることがありませんが、戦争への不安と平和への思いが込められた堂々たる作品で、神秘的なヴァイオリン・ソロに導かれ幕を開け、すぐに盛大なファンファーレが鳴り響き、ヤナーチェク特有の民謡風の旋律が壮大に展開される聴きごたえのある曲です。遅めのテンポでじっくりと奏される「グラゴル・ミサ」、ソリスト、合唱、オーケストラのバランスが見事な「永遠の福音」どちらもスワロフスキーの見事な指揮により、迫力たっぷりの演奏が楽しめるとともに、ソプラノ・ソロを歌うドリズゴーヴァの清冽な声が全曲を引き立てます。(2019/09/20 発売)

    レーベル名:ArcoDiva
    カタログ番号:UP0011-2

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    フルニーク:フュージョン・ミュージック(イン・モード・カメラーレ/プラハ・フィルハーモニー合唱団/プラハ・フィル/バクサ)

    1967年生まれのルカーシュ・フルニーク。「理想の人はフランク・ザッパ」と語り若い頃からロック・バンド“Biwoy”のベーシストとして活躍、ロック要素を用いた作品で注目を浴びています。このアルバムにはフルニークの多彩な才能を示す6つの作品を収録。バロック様式の対位法がロックと融合した「マニフィカト」、1990年に東京で開催された「International Piano Duo Association」コンクールで第1位を受賞したピアノ連弾曲「Hot Suite」などユニークな作品が並びます。(2019/09/20 発売)

    レーベル名:ArcoDiva
    カタログ番号:UP0014-2

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    スメタナ:ピアノ三重奏曲 Op. 15/ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第4番「ドゥムキー」(チェコ・トリオ)

    日本にも度々来日、高い人気を誇るチェコ・トリオは1890年代に創立された、1世紀を超える長い歴史を持つアンサンブルです。1999年の録音時に刷新された3人のメンバーは、現在プラハ音楽院とプラハ芸術アカデミーの教授として活躍する傍ら、20年を経た現在でも変わらずアンサンブルを組んでおり、チェコの伝統を伝えるトリオとして日々活躍中。デビュー・アルバムとなったこの1枚では、お国物であるスメタナとドヴォルザークで初々しい演奏を聴かせます。(2019/09/20 発売)

    レーベル名:ArcoDiva
    カタログ番号:UP0017-2

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    シューマン/ラフマニノフ:ピアノ作品集(ライヴ・フロム・プラハ)(カシーク)

    1976年チェコ生まれのピアニスト、マルティン・カシークのリサイタル・アルバム。4歳からピアノを始め、ヤナーチェク音楽院とプラハ音楽・舞台芸術アカデミーで研鑽を積み、ラザール・ベルマン、パウル・バドゥラ=スコダらにも指導を受けました。1998年「プラハの春国際コンクール」で優勝したほか、国内外のコンクールに多数入賞、チェコを代表するソリストとして世界的に活躍しています。2004には小林研一郎が指揮するチェコ・フィルハーモニー管弦楽団の日本ツアーに同行、ショパンやドヴォルザークの協奏曲を演奏しました。このアルバムは「プラハの春国際コンクール」優勝直後に録音された1枚で、シューマンとラフマニノフ作品を詩情豊かに演奏、溢れる才能を存分に発揮しています。(2019/09/20 発売)

    レーベル名:ArcoDiva
    カタログ番号:UP0018-2

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    コルンゴルト/マルティヌー:弦楽六重奏曲/シェーンベルク:浄められた夜(チェコ・フィルハーモニー六重奏団)

    チェコ・フィルのコンサートマスター、ボフミール・コトゥメル(ヴァイオリン)、フランチシェク・ホスト(チェロ)をはじめトップメンバーによる六重奏団。お国もののマルティヌーでの自然な表現はもちろんのこと、コルンゴルトやシェーンベルクといった後期ロマン派の伝統を継承する作品でも、濃厚なハーモニーを聴かせます。とりわけ「浄められた夜」の後半部、ゆったりと歌うヴァイオリンを支えるチェロとヴィオラのバランスが精妙。温かい響きが耳に残ります。(2019/09/20 発売)

    レーベル名:ArcoDiva
    カタログ番号:UP0019-2

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    ピアソラ/ヴィヴァルディ:ヴァイオリン作品集(シュポルツル)

    1973年チェコ生まれのヴァイオリニスト、パヴェル・シュポルツル。5歳でヴァイオリンを始めプラハ音楽院、プラハ音楽アカデミーでヴァーツラフ・スニーティに師事。アメリカに留学し更なる研鑽を積みました。2009年には「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」に登場、日本のファンを沸かせるなど世界中で活躍しています。彼は45曲以上の協奏曲を始めとした膨大なレパートリーを持つだけでなく、クラシック以外のアーティストとのコラボレーションも積極的に行い、様々なスタイルの音楽の素晴らしさを伝えています。このアルヴァムはピアソラとヴィヴァルディの「四季」をひとまとめにしたもの。彼の情熱が伝わる刺激的な演奏をお聴きください。(2019/09/20 発売)

    レーベル名:ArcoDiva
    カタログ番号:UP0024-2

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    スーク:ピアノ作品集(ヴィーシェク)

    作曲家ヨゼフ・スークはプラハ音楽院でドヴォルザークに師事、卒業後、師の娘であるオティーリエと結婚。作曲家としてだけでなく、演奏家としてはボヘミア四重奏団の第2ヴァイオリンを務め、教師としてはプラハ音楽院でマルティヌーらを指導するなど、広く活動しました。また、同名の孫は世界的なヴァイオリニストとなるなど、チェコ音楽の伝統を伝える重要な人物の一人です。彼の作品は後期ロマン派の影響を受けながらも、民族的要素の強いものが多く、このアルバムに収録された曲の中にも「村のセレナード」など民謡由来の旋律が聞き取れることでしょう。またこのアルバムには、彼の妻となったオティーリエの作品と、同名の息子ヨゼフの作品も収録。伝統の継承を目の当たりにできます。(2019/09/20 発売)

    レーベル名:ArcoDiva
    カタログ番号:UP0025-2

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    マチャ:スタラ・ヴラス/変奏曲/ヴァイオリン協奏曲(ヴァーレク)

    20世紀チェコで活躍した作曲家オトマール・マーハ。1962年にチェコスロヴァキア放送の最初の音楽監督に就任、音楽番組の制作を行いながら、作曲活動を行いました。作品は交響詩や歌、室内楽作品から、テレビ番組用の音楽など多岐にわたり、とりわけ合唱曲は広く人気を誇りました。前衛的な作風ではなく、どの作品も聴きやすく親しみやすい雰囲気を持っています。1990年に初演されたオラトリオ「チェコの父なる大地」は彼の代表的な作品で、不気味な音の連続(まるで大地を揺り動かすような)によって幕を開ける劇的な物語を楽しめます。色彩的な「変奏曲」、激しいヴァイオリンの慟哭が印象的な「ヴァイオリン協奏曲」と、どれもが聞きごたえのある曲です。(2019/09/20 発売)

    レーベル名:ArcoDiva
    カタログ番号:UP0026-2