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New Releases - 2020年05月 発売タイトル
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モダン・ジャズの巨人トランぺッター、ディジー・ガレスピー率いるクインテットによる幻のライヴ音源の再発盤。1961年11月27日のシュトゥットガルト・リーダーハレでのライヴと同年11月29日、フランクフルトのコングレスハレでのライヴ録音です。JAZZHAUSレーベルが取り組む南西ドイツ放送音源を復刻する壮大なシリーズの一環で、このアルバムは同レーベルのベストセラーとなっています。この時期、ディジー・ガレスピーは絶好調で、素晴らしいメンバーとともに白熱したライヴを繰り広げています。ディジーはまたこの頃、自身のことをミュージシャンというよりも一人の人間として、ドラッグの乱用や教育問題、人種や性別による待遇の格差などの問題に重点を置いて活動していたようで、そのような背景を考えながらこのライヴを聴くとより心に迫るものがあります。楽器の限界に挑戦するかのような輝かしい音色、名人芸というべき即興が聴衆を興奮の渦に巻き込んでおり、1961年の熱狂がそのまま現代の私達にも響いてくるようです。(2020/05/29 発売)
レーベル名 | :SWR Jazzhaus |
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カタログ番号 | :JAH-411 |
モダン・ジャズ・ベースの巨人、オスカー・ペティフォードのドイツ、バーデン=バーデンとカールスルーエでのセッション盤。ペティフォードは、ジャズ・ベースのビバップ奏法の初期の実践者であると同時に、ジャズにおけるチェロ演奏の創始者としても歴史に名を残したミュージシャンです。これが録音された1958年に訪れたドイツ・ツアーですっかりバーデン=バーデンが気に入り、家族を連れて移住しました。その時にペティフォードにいち早く録音の場を提供したのが彼の大ファンであったドイツのジャズ・ジャーナリストでありプロデューサーのヨアヒム・ベーレント。アメリカから移住してきたペティフォードのために、地元の名手、トランペットのダスコ・ゴイコヴィッチやクラリネットのロルフ・キューン、ドラムのハルトヴィヒ・バルツばかりでなく、すでに有名な演奏家であったサックスのハンス・コラーやギターのアッティラ・ゾラー、そしてアメリカからはドラムのケニー・クラークやサックスのラッキー・トンプソンらをスタジオに招集しました。この後もスタンダード・ナンバーを中心とした録音が行われましたが、1960年9月8日にペティフォードが急逝。この録音は、偉大なビバップのスインギング・グルーヴ・ベースの巨人、オスカー・ペティフォードの芸術をしっかりと記録したアルバムとなっています。(2020/05/29 発売)
レーベル名 | :SWR Jazzhaus |
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カタログ番号 | :JAH-419 |