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New Releases - 2021年09月 発売タイトル

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    APRÈS TRISTAN - トリスタンの後に(ガルニエ/ルヴォー/ミロワール・エタンデュ/モンベ)

    「Miroirs Etendus ミロワール・エタンデュ」はオペラの概念を現代的に拡張、抒情的で音楽的な創作を行う集団です。芸術監督を務めるのはピアニスト、ロマン・ルヴォー。ヴァイオリニスト・指揮者フィオナ・モンベが音楽監督を務め、作曲家・アレンジャー、オスマン・ルアティもメンバーに顔を連ねています。彼らはあらゆる創造分野のアーティストたちとタッグを組み、デジタル・アートと音楽の連携を行うなど新たな芸術の創造に力を入れています。アンサンブル・ミロワール・エタンデュは様々な作曲家からの依頼により、アコースティックな音楽と電子音楽を組み合わせたレパートリーをリサイタルやコンサートで演奏。これまでヨーロッパ各地の音楽祭でも斬新な音楽を届け、高く評価されました。このアルバムでは、オスマン・ルアティがワーグナーとドビュッシーの名作に現代的な響きを付け加え、魅力的な作品へと生まれ変わらせています。ここに凛とした歌声で花を添えるのはマリー=ロール・ガルニエ。数多くの賞を受賞した注目のソプラノ。神秘的で魅惑的な音をお楽しみください。(2021/09/24 発売)

    レーベル名:B Records
    カタログ番号:LBM036

  • 『頼もしき名手』 ~ ルイ13世と、17世紀前半のフランス・クラヴサン音楽

    【クープラン一族以前の、フランス鍵盤芸術のルーツを解き明かす本場直送の好企画】太陽王ルイ14世がフランス王として君臨した17世紀後半、その文化政策でリュリやマレなど才能ある作曲家たちが活躍し、国際的に注目されたフランス様式の音楽が花開いたことは広く知られていますが、その発展は「無」から生まれたわけではありません。フランスの宮廷文化は先代のルイ13世の時代に新たな躍進を遂げていたのです。音楽面では、王室に弦楽合奏団「王の24のヴァイオリン」を創設させたのもルイ13世ですし、それまでリュートとオルガンが圧倒的に重要だった独奏器楽の世界にクラヴサンが参入、前二者の音楽様式を模倣しながら発展し始めたのもこの時期。その背景として、ルイ13世が自らクラヴサンを愛奏し、王室に楽器を置いていたことは見逃せません。近年フランス古楽界で通奏低音奏者として広範な活躍をみせているアルノー・ド・パスクアルがここで紹介するのは、そうした音楽文化振興者でもあった「頼れる名手」ルイ13世時代の作例を中心としたフランス・クラヴサン音楽の数々。声楽曲のアレンジのほか、リュート曲・オルガン曲の翻案も巧みで、同時代のイタリア初期バロックや英国の末期ルネサンスとも趣きがやや異なる、フランス特有の洗練のありようをつぶさに確かめられます。ルイ13世も一部作曲に加わったという、その治世下で演奏された宮廷舞踏のための合奏音楽は、後世の採譜をもとに演奏者ド・パスクアル自身が当時流に編曲。16世紀生まれのルジュヌやボエセーの歌曲の編曲からシャンボニエールやルイ・クープランの独奏曲に至るまで、広く知られたクラヴサン楽派の「前史」を、フランス式の楽器が発展する前であるこの時代に重宝されていたイタリア型やフランドル型のチェンバロを使った精妙な演奏でお楽しみ下さい。(2021/09/24 発売)

    レーベル名:Château de Versailles Spectacles
    カタログ番号:CVS047

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    モンテヴェルディと友人たち - 小編成での夕べの祈り(ムジカ・フィアタ/ウィルソン)

    【モンテヴェルディが後期のマドリガーレやオペラに通じる劇的な表現法による宗教曲】16世紀から17世紀のヴェネツィアで活躍したクラウディオ・モンテヴェルディ。『聖母マリアの夕べの祈り』やサン・マルコ大聖堂のために作曲した音楽は西洋音楽の歴史において屈指の名作とされています。しかし、彼の作品はサン・マルコ大聖堂のような壮大な空間で奏されただけではなく、各地の宮廷などの小さな空間でも競って演奏されました。このアルバムは、そのような身近で私的な空間で演奏された晩課を想定して構成されています。 また、この当時活躍していた作曲家はモンテヴェルディ以外にも数多く存在しており、近年の研究で彼らの素晴らしい作品に次々と光が当てられるようになりました。ここでは、モンテヴェルディが楽長を務めていたサン・マルコ大聖堂のの若き奏者たち、ビアージョ・マリーニや、ジョヴァンニ・リガッティの作品と、モンテヴェルディの死後、次期楽長を務めたジョヴァンニ・ロヴェッタ、モンテヴェルディの助手を務めたアレッサンドロ・グランディ、そして大聖堂に関係があったとされるダリオ・カステッロの作品を併せて紹介。なかにはモンテヴェルディと同じテキストを用いた詩篇なども含まれており、各々の作曲家がお互いに切磋琢磨しながら生み出した多彩な音楽を味わうことができます。(2021/09/24 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555317-2

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    ベック:歌劇「無人島」(ラビン/ガウル/ブラウン/ケリー/ラ・スタジオーネ・フランクフルト/シュナイダー)

    【世界初録音、ハイドンの同名歌劇と同じ題材によるベックの《無人島》】マンハイム出身のヴァイオリニスト・作曲家フランツ・イツナーツ・ベック。ヨハン・シュターミッツの才能ある弟子であり、マンハイム楽派を牽引、24曲の交響曲をはじめとした作品を遺しました。また人生の大半をフランスで過ごし、1761年から1791年までボルドー国立歌劇場の監督を務めるなど広く活躍しましたが、フランス革命の余波を受け、晩年は厳しい生活を送りひっそりとこの世を去っています。この歌劇《無人島》は1779年に作曲されたものの、初演されることはなく、長い間総譜も失われたとされていましたが、近年発見され、ようやくここに初演されることとなりました。この作品は、当時大流行していたピエトロ・メタスタージオのイタリア語による台本を用いた軽快な音楽はとても魅力的。ドイツを中心に活躍するソリストたちと、古典派作品を得意とするミヒャエル・シュナイダーが指揮するラ・スタジオーネ・フランクフルトが見事な演奏を聴かせます。(2021/09/24 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555336-2

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    ベルティーニ:九重奏曲/大三重奏曲(リノス・アンサンブル)

    【現在、練習曲の作曲家として知られるアンリ・ベルティーニ、2つの室内楽作品】ロンドンでフランス人の両親の元に生まれたアンリ・ベルティーニは生後6か月でパリに移住し、父と兄(ムツィオ・クレメンティの弟子だった)から音楽の教育を受け、すぐに才能を開花させました。彼の父は12歳のベルティーニを神童としてイギリス、オランダ、フランダース、ドイツのツアーに連れ出し、各地で熱烈な歓迎を受けたということです。その後パリに戻り、フランツ・リストとコンサートを行う他、ショパンの友人のチェリスト、オーギュスト・フランショームともコンサートを行っています。当時は、作曲家、教師として広く称賛されましたが、穏健な作風を持つ保守的な作品は、没後ほとんど演奏の機会を逸してしまいました。このアルバムに収録された2作品はベルティーニの作品の中でも比較的知られているもので、1825年頃に出版されたピアノ三重奏曲はシューマンが『新音楽時報』にレビューを書き「流麗なハーモニーを持つ曲」と評価、「香りのよりパリのフレーズはまるでサテンやシルクのような感触を持つ」と続けました。また1835年に作曲された九重奏曲は、初演時にベルリオーズが大絶賛し、日刊紙「ル・ジャーナル・デ・デバ」に記事を寄せています。知られざる作品の復活に力を注ぐリノス・アンサンブルの演奏で。(2021/09/24 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555363-2

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    プレイエル:弦楽四重奏曲集(プロイセン四重奏曲集)(ケルン・プレイエル四重奏団)

    【イグナーツ・プレイエルによる「12のプロイセン四重奏曲」を締めくくるアルバム】ヴァンハルにピアノを学び、ハイドンに師事、ピアニストとして各地で活躍、パリに定住してからはピアノ製造会社を設立し、プレイエル・ピアノの名を世界に広めた偉大なる作曲家の別の側面が味わえます。1780年代初頭のイタリアに住んでいた頃から弦楽四重奏曲を書き始めたプレイエルが、彼が1786年にこれら12曲をを完成させた時には、すでにこのジャンルの作曲家として多くの経験を積んでおり、充実した作風を持つ音楽は、モーツァルトをはじめ、数えきれないほどのファンをもたらしました。イタリア風の明快さと、ウィーン風の優雅さを持つ一連の四重奏曲を、作曲家の名を冠したケルン・プレイエル四重奏団の演奏でお楽しみください。(2021/09/24 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777779-2

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    テレマン:ヴァイオリン協奏曲全集 7 (ウォルフィッシュ/ウォルフィッシュ・バンド)

    【cpoの人気シリーズ、テレマンのヴァイオリン協奏曲集】この第7集には3曲が収録されていますが、そのうち2曲の作品番号はTWV55の組曲、1曲はTWV51の協奏曲と、作品目録では別ジャンルに分類されています。組曲は基本的に6曲から8曲の舞曲で構成され、冒頭にはフランス風のゆったりとしたテンポを持つ序曲が付されています。協奏曲は当時の主流であった急-緩-急の3楽章構成です。このように曲の形態は違うものの、どの曲も独奏ヴァイオリンには、繊細な感覚と高い技術を要求する華やかな旋律が用意されています。エリザベス・ウォルフィッシュ率いるウォルフィッシュ・バンドの見事な演奏が、聴き手を1720年代のヨーロッパ音楽文化への魅力的な旅へといざないます。(2021/09/24 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777881-2

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    ヴァルティースドッティル:エピサイクルII (ハンソン/イズマイリー/ヨーンシ/ロシェ/スヴェリソン/ヴァルティースドッティル)

    アイスランドで活躍するチェロ奏者・歌手で作曲家のギーザ・ヴァルティースドッティルは、実験的なバンド「mum ムーム」の創設者であり、2019年に権威ある北欧理事 会音楽賞(Nordic Council Music Prize)を受賞しました。来日経験もある彼女は、ムームでヴォーカルを 担当、有名になった後、チェリストとして活動するためにバンドを去り、バーゼル音楽院でチェロと即興演奏を学び、マルチな音楽活動をしています。このアルバム「エピサイクルII」では仲間たちとともに同郷の作曲家たちの作品を演奏、現代的、かつ、どこか懐かしい音の世界を披露しました。(2021/09/24 発売)

    レーベル名:Dorian Sono Luminus
    カタログ番号:SLE-70012

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    ソルヴァルドスドッティル:ドリーミング/ヒドゥン/フリム/ストリーミング・アリズミア(デハート/カプト・アンサンブル/ビルギソン)

    アイスランド出身のアンナ・ソルヴァルドスドッティル。2021年には彼女の新作がベルリン・フィルで演奏されるなど、世界中の注目を集める女性作曲家の一人です。この「Rhizoma=根茎」は、2011年にInnova Recordingsからリリースされたファースト・アルバムに2016年録音の「Dreaming」(トラック4)を加えてリマスターしたもの。「詩的で魅惑的な音楽」と評されてセンセーションを巻き起こしながらも近年は絶版だったアルバムの待望の復活です。(2021/09/24 発売)

    レーベル名:Dorian Sono Luminus
    カタログ番号:SLE-70018

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    シグフスドッティル:Kom vinur/Maríuljóð (スコラ・カントルム/アウスケルソン)

    アイスランドを拠点に活躍する女性作曲家マリア・フルド・マルカン・シグフスドッティルの合唱作品集。2017年にアイスランドで開催された"スカールホルト・サマー・コンサート"のために作曲された合唱曲「Kom vinur」とその1年後に作られた「Mariuljod」。どちらもアイスランドのモダニズム詩人ヴィルボリ・ダグビャルトスドッティル(1930年生まれ)の詩を用いています。「Kom vinur」は、暗い冬の夜に友と同じ灯りの下で過ごしたい...そんな思いと孤独を感じさせる哀調を帯びた曲。「Mariuljod」は、季節の移り変わりと自然の変化に目を見張りつつ「マリア様ってどんな人?」と尋ねる子供の視点から生まれる優しい音楽。(2021/09/24 発売)

    レーベル名:Dorian Sono Luminus
    カタログ番号:SLE-70019