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New Releases - 2022年09月 発売タイトル

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    グリーグ:チェロ・ソナタ/ヴァイオリン・ソナタ第3番/歌曲集(チェロとピアノ編)(ミュラー=ショット/シュフ)

    2019年にドイツの権威ある音楽賞「Opus Klassik オーパス・クラシック」を受賞、ますます注目が高まるドイツのチェリスト、ダニエル・ミュラー=ショット。彼の最新作はグリーグのチェロ・ソナタを含む作品集です。グリーグのチェロのためのソナタは、1883年、兄のために作曲したOp. 36のイ短調1曲が残されているのみ。そこでミュラー=ショットは編曲の腕を活かし、ヴァイオリン・ソナタ第3番をチェロのためにアレンジ。グリーグの息の長い旋律と、チェロの深い響きを存分に生かした演奏を披露しています。そして後半ではやはりミュラー=ショットが編曲した5つの歌曲を収録。彼の繊細な感覚が活かされたこれらの歌曲は、歌詞がなくとも思いが伝わる素晴らしい仕上がりとなっています。歌曲集の前に置かれた短い「間奏曲」はチェロのためのオリジナル作品で短いながらも美しい作品。23歳の若いグリーグの情熱をミュラー=ショットは見事に描きだしています。ピアノ伴奏を務めるのは、OEHMSレーベルをはじめとした数多くのアルバムをリリースするベテラン、ヘルベルト・シュフ。ミュラー=ショットとは長年のデュオ・パートナーであり、ここでも息のあった演奏を聴かせます。(2022/09/09 発売)

    レーベル名:Orfeo
    カタログ番号:C240221

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    ただのオウムか才能あるパロディストか?~ジョン・コプラリオと16世紀のマドリガーレ作曲家たち(リシュカ)

    【欧州古楽シーン最前線の名手たちが、イタリア音楽贔屓のルネサンス英国で活躍した作曲家の素顔に迫る】イングランドがヨーロッパ屈指の音楽大国だった16世紀。その終わり頃には、新たな音楽拠点イタリアの先進的な音楽が英国人たちにも注目されるようになりました。1570年頃に生まれたジョン・コプラリオ(コペラリオ)はそうした時代を象徴する英国人作曲家。イタリア渡航を機にジョン・クーパーという本名よりコプラリオとイタリアめかした名で作品を発表するようになり、同時代のイタリア人作曲家たちの声楽作品を下敷きにした器楽合奏曲を書くなど両地域の文化交流に大きく貢献する活動を続けました。ここでは同時代のイタリアとイングランドの音楽を器楽・声楽の双方に渡って集め、コプラリオの合奏版と元歌となった作品を並べるなど入念な曲順を通じ、16世紀末の英国音楽の活況にイタリア・ルネサンス音楽が、どれほど新たな風として吹きこんでいたかを探る興味深いプログラムが提案されています。古楽大国ベルギーを拠点にユニークな活躍を続けるガンバ合奏団ハトホル・コンソートに加え、声楽パートにはコレギウム・ヴォカーレ・ヘントやカピーリャ・フラメンカなどでも絶妙なアンサンブルを聴かせてきたマルニクス・デ・カットを中心に、ソリストとしての活動も目立つバスのハリー・ファン・デル・カンプも加わる実力派集団プルート・アンサンブルが参加。単なる「オウム返し」ではないコプラリオ芸術の奥深さを解き明かす、最前線の古楽プレイヤーたちによる筋の通ったプログラムに興味が尽きません。(2022/09/09 発売)

    レーベル名:Ramee
    カタログ番号:RAM2107

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    デイヴィッドソン/ヒルデガルト・フォン・ビンゲン/レヴィ/ウィッシャート:声楽アンサンブル作品集(ヴォイス・トリオ)

    12世紀に活躍した神学者、神秘主義者、作曲家であるヒルデガルト・フォン・ビンゲン。このアルバムは彼女が聖人に列せられてから10周年となるのを記念して製作された1枚で、ヴォイス・トリオのデビュー作になります。この「ヒルデガルト・ポートレート(ヒルデガルドの肖像)」はヴォイス・トリオと作曲家ローラ・ムーディとの親密な関係から生まれたもので、ムーディは遺されているヒルデガルトの手紙を7つのパートに分け「聖人、預言者、象徴というというよりも、生きて愛した女性」としてのヒルデガルトを描きだそうとしました。他、マーカス・デイヴィッドソン、エミリー・レヴィ、ティム・リア・ヤングによるヒルデガルト作品からインスパイアされた曲を収録。ヴォイス・トリオの3人は各々のソロも交えながら「ヒルデガルトの音楽が持つ旋律の魅力」を存分に引き出し、鮮烈、かつ気品のある音を聴かせます。ヴォイス・トリオは2006年に結成されたアンサンブル。10代前半からオックスフォード少女合唱団で共に歌ってきた彼女たちは、スティーヴィー・ウィシャートが率いるアンサンブルのメンバーとして英国、アメリカ、ヨーロッパでツアーを行い、グラモフォン誌では「解散したアノニマス4を継承するグループ」と称賛されました。(2022/09/09 発売)

    レーベル名:SOMM Recordings
    カタログ番号:SOMMCD0652

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    ウォーロック/バーバー/ビーミッシュ/ディーリアス:声楽作品集(ウィリアムズ/ギルクリスト/ベヴァン/コウル四重奏団)

    英国を代表する声楽家、ジェイムズ・ギルクリストとロデリック・ウィリアムズ、ソフィー・ベヴァンが歌う歌曲集。これらはすべて弦楽四重奏と歌という組み合わせが魅力です。伴奏は1974年、英国王立音楽院の学生たちによって創立、以降イギリス作品を中心に活発に活動を続けるコウル四重奏団が担当しています。ヴィオラ奏者でもあるビーミッシュの「木のキャロル」は初録音。ロデリック・ウィリアムズが弦楽四重奏の伴奏に編曲した5曲も初録音です。ディーリアスの親友であったウォーロックの繊細な11曲、バーバーの「ドーヴァー・ビーチ」と共に、当代きっての英国歌曲の歌い手3人の歌唱、しっとりと落ち着いた弦の響きでお楽しみください。(2022/09/09 発売)

    レーベル名:SOMM Recordings
    カタログ番号:SOMMCD0654

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    バルトーク:ディヴェルティメント/弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽(ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィル/インキネン)

    バルトークがパウル・ザッハー率いるバーゼル室内管弦楽団のために書いた2つの名作と、彼のピアノ曲をパーカッション・アンサンブルに編曲した3作品を収録した1枚。「弦楽のためのディヴェルティメント」は1939年に作曲された古典的な形式を持つ作品。当時の不穏な空気はほとんど感じられない明快な音楽はバルトークの真骨頂を示すものです。また「弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽」は1936年にバーゼル室内管弦楽団によって初演された時から大成功を収め、批評家たちから傑作と賞賛されました。指揮は、日本フィル・ハーモニーとドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団(ザールブリュッケン・カイザースラウテルンドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団)で首席指揮者を務めるピエタリ・インキネン。オペラをはじめ様々なレパートリーを持ち、これまでにもドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団とはドヴォルザークやプロコフィエフの交響曲を録音し高く評価された彼は、このバルトークでも極めて力強く、魅力ある演奏を聴かせます。また、オーケストラのメンバーと、ドイツ在住の打楽器奏者太田有香を含むゲストたちによって演奏された3曲のピアノ作品は、打楽器を愛し、作品に多用したバルトークを想定したパーカッション・アンサンブルによる編曲版。これが原曲と言われば信じてしまうほどの仕上がりが楽しめます。(2022/09/09 発売)

    レーベル名:SWR Classic
    カタログ番号:SWR19110CD

  • LES BALLETS RUSSES バレエ・リュスの音楽集

    【セルゲイ・ディアギレフ生誕150年記念!バレエ・リュスのための音楽集】ロシア出身の興行師でプロデューサーのセルゲイ・ディアギレフが1909年にパリで旗揚げしたバレエ・リュス(ロシ ア・バレエ団)。ディアギレフが1929年に亡くなるまでの20年にわたり、バレエのみならず20世紀の芸術史に特筆大書されるほどのインパクトある活動を続けました。 ディアギレフは自身が愛する神話や伝説のモチーフをバレエに採り入れるとともに、ストラヴィンス キー、ラヴェル、プロコフィエフ、ドビュッシー、サティなど気鋭作曲家たちに次々と新作を委嘱。そのようにして生まれた作品の数多くが20世紀を代表する名作として今もオーケストラのレパートリーに残っています。またディアギレフはピカソ、カンディンスキー、マティスなどの画家、フォーキン、ニジンスキー、バランシンなどの振付家、ココ・シャネルなどの衣装デザイナーも巻き込み、その舞台は舞踏と音楽のみならず最先端の総合芸術として常に注目され、時にスキャンダルや大論争も巻き起こしつつ、西洋音楽と舞台芸術に今に続く影響を及ぼしました。このBOXは、 ディアギレフの委嘱によって作曲されたバレエ音楽や、ニジンスキーらの発案によりバレエに使用された数々の名作をSWR CLASSIC傘下のオーケストラによる録音で収録したもの。抜群の機能性を持つドイツの放送オーケストラらしい、切れ味の良いサウンドが聞きものです。(2022/09/09 発売)

    レーベル名:SWR Classic
    カタログ番号:SWR19431CD