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New Releases - 2024年07月 発売タイトル

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    ジョルジェヴィッチ:眩しく照らされ、あまりの美しさに怯える小さな蛍/クイックシルバー/Čvor/Mit o ptici (バイエルン放送合唱団&管弦楽団/カリツケ/ルンデル/ウォード)

    ベオグラード生まれの作曲家ミリツァ・ジョルジェヴィッチの作品集。地元で作曲を学んでいた当時から電子音楽にも興味を抱き、ストラスブール、パリのIRCAMを経て、2011年から2013年にかけてベルリンのハンス・アイスラー音楽大学でハンスペーター・キブルツに師事。作曲家として活動を始めました。これまでに管弦楽曲、室内楽曲、声楽曲など多岐にわたる作品を書き上げ、これらは、ベルモント賞(2015年)、エルンスト・フォン・ジーメンス音楽財団の若手作曲家奨励賞(2016年)、クラウディオ・アバド作曲賞(2020年)など、数々の権威ある賞を受賞しています。1はベルリン・フィル、2と4はバイエルン放送のムジカ・ヴィーヴァ、3はドナウエッシンゲン音楽祭の委嘱作品です。(2024/07/26 発売)

    レーベル名:BR-Klassik
    カタログ番号:900644

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    コジェルフ:マリア・テレジア・フォン・パラディスを讃えるカンタータ/ハイドン:ピアノ・ソナタ第46番、第59番(ピルツ/フラー)

    ウィーン古典派のピアノ音楽の隆盛と密接に結びついていたのが、フォルテピアノの音域、音量、音色などの機能拡大で、中でもヴァルター(ワルター)、シュトライヒャー、シャンツの楽器が高く評価されていました。ここではヨハン・シャンツが1790年頃に制作したフォルテピアノのオリジナルを用いて、その楽器を高く評価していたハイドンとコジェルフの作品を収録しています。この楽器は1939年に個人のコレクションからウィーンの美術史美術館に寄贈されたもので、2009年にレストアされて演奏に用いることができるようになりました。リチャード・フラーはアメリカ生まれで、ウィーンに拠点を移して30年以上となるベテランの演奏家にして研究者。作品の様式も楽器の機能も熟した彼の演奏で、往時の響きに思いをはせてください。コジェルフの2作品で美しい歌声を披露するのはウィーン出身のカロリーネ・ピルツ。(2024/07/26 発売)

    レーベル名:Gramola Records
    カタログ番号:Gramola99299

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    世界と神秘 - デュパルク、フォーレ:歌曲集(バーダー)

    シュトゥットガルト出身のメゾ・ソプラノ歌手クリスティーナ・バーダー。地元でピアノを学んだ後、歌手を志してフランスとウィーンで研鑽を積み、歌劇やコンサートに出演し高く評価されています。この「Monde et mystere 世界と神秘」と題されたアルバムでは、2024年に没後100年を迎えるフォーレと、ほぼ同時代を生きたデュパルクの歌曲から彼女が神秘性を感じるという作品を選びました。フランス歌曲の繊細な響きを生かした歌唱を聴かせると共に、最後におかれたフォーレの「優しさ」ではピアノ演奏も披露。作曲家への深い共感を示しています。伴奏するヘッカーは歴史的な鍵盤楽器の専門家で、ここではデュパルク作品に1868年製、フォーレには1879年製のエラールを用いて作品が生まれた当時の響きを蘇らせるとともに、バーダーの柔らかな歌唱に寄り添う繊細な解釈を聞かせます。バーダーは画家としても評価されており、解説書には彼女の作品が5点、カラーで印刷されています。(2024/07/26 発売)

    レーベル名:Gramola Records
    カタログ番号:Gramola99314

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    プロコフィエフ/シマノフスキ/シューマン:ヴァイオリンとピアノのための作品集(ロメイコ/クリントン)

    ロシア出身のヴァイオリニスト、ナターリア・ロメイコのアルバム。このアルバムで彼女は、シューマン夫妻とシマノフスキ、プロコフィエフの神話や魅惑をテーマにした作品を選び、各々を美しく歌い上げています。シューマンの「幻想曲」はもともとヴァイオリンとオーケストラのための作品で、1853年に友人のヨアヒムの依頼を受け作曲、何度か演奏されたものの次第に忘れられてしまった曲。1937年にクライスラーがピアノとヴァイオリン用に編曲し、現在ではこの形で愛奏されています。冒頭はイ短調ですが、主題が始まるとハ長調に転じ、自由な楽想が次々と展開する美しい作品です。クララの3つのロマンスはロベルトの幻想曲と同じ年に書かれており、こちらも彼女ならではのインスピレーションに溢れています。共演はウクライナ出身で200年のブゾーニ国際ピアノ・コンクールの優勝者ディナラ・クリントン。これまでにリストの「超絶技巧練習曲」などのテクニカルな作品で高く評価されているピアニストです。(2024/07/26 発売)

    レーベル名:Orchid Classics
    カタログ番号:ORC100313

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    バディネリ - フルートとハープによる作品集(ボーディモン/ラングラメ)

    フランスのフルート奏者ジュリアン・ボーディモンとハープ奏者マリー=ピエール・ラングラメのアルバム。タイトルの“バディネリ”は18世紀の舞曲で、ここにも収められたバッハのものがフルートの活躍で有名です。冒頭に置かれたのはプーランクのソナタで、軽やかで憂愁溢れるフルートの旋律を通常はピアノが伴奏しますが、ここではハープで伴奏することでラングラメは柔らかい響きを与えています。モーツァルトの美しいアダージョ、アルバム・タイトルでもあるバッハのバディネリやグルックの精霊の踊りなどのバロック、古典派の作品が続き、サン=サーンスやドビュッシーの流麗な曲から、バルトーク、ファリャ、リムスキー=コルサコフの民族的な曲、そして最後はピアソラの名曲「タンゴの歴史」でアルバムを締めくくるという贅沢な1枚。世界中で活躍する二人の奏者が生み出す親密な音楽を存分に楽しめます。(2024/07/26 発売)

    レーベル名:Orchid Classics
    カタログ番号:ORC100314

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    モーツァルト:2台のピアノのための協奏曲集 K. 242, 365/2台のピアノのためのソナタ K. 448 (タルリ/ヴァルバノフ/イギリス室内管/ムハイ・タン)

    ストラヴィンスキーの「春の祭典」や「ペトルーシュカ」、ブラームスのワルツ集での素晴らしいアンサンブルが高く評価されるフィアンメッタ・タルリとイーヴォ・ヴァルバノフによるピアノ・デュオ。当盤ではモーツァルトの2台ピアノのための3作品を演奏しています。協奏曲ではムハイ・タンが指揮するイギリス室内管弦楽団をバックに従え、バイロイトに本拠を置くドイツのピアノ製造会社、シュタイングレーバーの「フェニックス・モデル」を使用。この楽器の特徴である「オーケストラを思わせる壮大かつ柔らかい音色」を存分に生かした華麗な演奏を披露。ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホールの美しい響きも聴きどころです。メニューイン・コンサートホールでスタインウェイを使用したソナタとの音色の違いもお楽しみいただけます。(2024/07/26 発売)

    レーベル名:Orchid Classics
    カタログ番号:ORC100315

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    バワーズ:若き日の自分へ/シェーンベルク:室内交響曲第1番(チャールズ・ヤン/アメリカ・ユース響/イスカライ)

    2011年にセロニアス・モンク国際ジャズ・ピアノ賞を受賞し、アカデミー賞の短編ドキュメンタリー部門を受賞したピアニスト・作曲家クリス・バワーズの「For A Younger Self=若き日の自分へ」。コロナ禍のパンデミックの中で書き上げられたこの作品は、映画音楽作曲家として名を上げた彼の初の管弦楽作品であり、若者が自身の問題を克服し、成長していくという物語をヴァイオリン協奏曲の形式で描こうとしています。ヴァイオリン独奏は、グラミー賞受賞バイオリニストのチャールズ・ヤンが担当。併録のシェーンベルクは編成を拡大した、いわゆる「フル・オーケストラ」版と呼ばれるもの。両曲ともカルロス・イスカライが指揮するアメリカン・ユース・シンフォニーが見事にバックを務めています。(2024/07/26 発売)

    レーベル名:Orchid Classics
    カタログ番号:ORC100322

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    エリザベート王妃国際音楽コンクール ヴァイオリン部門 2024

    【日本先行発売!吉田南が入賞したQEC2024】6月1日(日本時間2日)に閉幕したばかりのエリザベート王妃国際音楽コンクールから、熱演を収めたライヴ盤が早くも登場!エリザベート王妃国際音楽コンクールは、チャイコフスキー・コンクール、ショパン・コンクールと共に「世界三大コンクール」と呼ばれる屈指の名門コンクール。前身のウジェーヌ・イザイ・コンクール時代を含めれば、ヴァイオリン部門の優勝者にはダヴィド・オイストラフ(1937)、レオニード・コーガン(1951)、堀米ゆず子(1980)、ヴァディム・レーピン(1989)、戸田弥生(1993)、レイ・チェン(2009)など、錚々たる顔ぶれが並びます。2024年のヴァイオリン部門は当初予定の2023年から1年延期されて開催され、5月6日から熱戦が繰り広げられました。日本でも奈良県出身でボストンのニューイングランド音楽院修士課程を5月に修了したばかりのMINAMIこと吉田南が入賞し、メディアで紹介されたので、ご覧になった方も多いと思います。このアルバムではCD1からCD3には入賞者6名による選りすぐりの演奏を収録し、CD4には順位が付かなかったファイナリストたちの演奏を収めていますが、難関で知られるコンクールだけに、ファイナリスト12名の全員が非常に高水準であったことが伝わる内容となっています。中でもウドヴィチェンコは力強い美音と造形力を持ちながら、時にグロテスクなサウンドを出すこともいとわず曲の核心をえぐり出そうとする、師のクリスティアン・テツラフにも通じる演奏を展開しており、インターネット中継を見ていた人たちの多くが優勝候補筆頭に挙げたことも頷けます。ちなみにウドヴィチェンコは6月1日生まれ。優勝を手にしたのは25歳の誕生日でした。CD2のモーツァルト2曲は演奏者がカデンツァも作曲しています。吉田南はロマンティックな美感を前面に出したものを披露していて、これが実にモーツァルトの音楽とつながりが良く、全曲の造形の確かさと相俟って聴きものとなっています。CD3のトラック4はファイナルの、CD4のトラック3はセミ・ファイナルのための新作課題曲です。<結果>第1位 ドミトロ・ウドヴィチェンコ第2位 ジョシュア・ブラウン第3位 エリー・チョイ第4位 ケヴィン・ジュー第5位 ジュリアン・リー第6位 吉田南(2024/07/26 発売)

    レーベル名:Queen Elisabeth Competition
    カタログ番号:QEC2024

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    ワーグナー:前奏曲と序曲集(セントルイス響/セムコフ)

    高音質録音で名高いエリート・レコーディングズ制作のVOX原盤を現代の名エンジニア、マイク・クレメンツがオリジナル・マスターテープから192kHz/24bitでデジタル化するVOX AUDIOPHILE EDITION。セントルイス響でスラットキンの前任だったイェジー・セムコフ(1928-2014)のワーグナーが登場。ポーランドに生まれたセムコフは、クラクフとレニングラードで学んだ後ムラヴィンスキーの下でレニングラード・フィルの副指揮者を務め、更にミラノでセラフィンに、ウィーンでワルターにも師事。ボリショイ劇場、ワルシャワ国立歌劇場、デンマーク王立歌劇場などのポストを持ったほか、ニューヨーク・フィル、ボストン響、シカゴ響、クリーヴランド管、ベルリン・フィル、ミラノ・スカラ座、コヴェント・ガーデン王立歌劇場などに招かれて指揮をしました。メジャー・レーベルの録音に恵まれなかったこともあって日本での知名度は上がりませんでしたが、ヨーロッパでは信頼が厚く、フランス政府から叙勲されています。没後10年となる2024年に復刻されたワーグナー・アルバムは、欧州の劇場での高い評価を裏付ける明晰な音楽作り。拍をくっきりと刻んだ《マイスタージンガー》前奏曲、繊細なサウンドが息長く高揚してゆく《ローエングリン》第1幕前奏曲など、作品の性格に合わせた音楽を引き出しています。巧みな録音の助けもあって、ワルキューレの騎行や聖金曜日の音楽の劇的・神秘的な場面描写も効果的です。新リマスターにより弦や木管の音に潤いが加わり質感が向上しました。(2024/07/26 発売)

    レーベル名:Vox
    カタログ番号:VOX-NX-3044CD

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    プーランク:人間の顔(スカイラーク声楽アンサンブル/ガード)

    1943年、第二次世界大戦下の混乱した世界情勢の中で作曲されたプーランクのカンタータ「人間の顔」は、演奏には高い技術を求められることで知られています。アメリカの精鋭たちが集う声楽アンサンブル「スカイラーク」が歌うこのアルバムでは、指揮者マシュー・ガードの発案で、占領下フランスの人々の苦悩を映し出したポール・エリュアールの詩を用いたこの「人間の顔」に、南北戦争(1861-1865)時代の歌を組み合わせるという斬新な試みが行われています。ガードは南北戦争にまつわる様々な合唱作品を探し出し、適切な編曲が見当たらなかった場合は自身で編曲を行い収録。戦争の時代を耐え抜く人間の力強い精神へと捧げています。(2024/07/19 発売)

    レーベル名:Dorian Sono Luminus
    カタログ番号:DSL-92278