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New Releases - 2024年09月 発売タイトル

Search results:39 件 見つかりました。

  • ベートーヴェン: 交響曲 第1、2、4番

    【ジュリアン=ラフェリエール率いる気鋭のオーケストラによるベートーヴェン全集第1弾!】1990年生まれのチェロ奏者・指揮者ヴィクトル・ジュリアン=ラフェリエールにより、2021年に創設されたオルケストル・コンスエロ。それぞれの演奏曲に最適になるように選ばれた若き名手たちによってフレキシブルに編成されるこのオーケストラが、ジョルジュ・シフラによって1966年に設立されたラ・シェーズ=デュー音楽祭のサポートのもと、ベートーヴェンの全交響曲を4年計画でライヴ録音するプロジェクトを始動しました。第1弾に第1番、第2番、第4番という一般的には人気の低い曲を集めてきたあたりに、彼らの本気度と自信のほどがうかがえます。ヴァイオリン13、ヴィオラ5、チェロ4、コントラバス3に管打楽器という小規模な編成による、溌溂とした表現と見透しのよいサウンドが魅力。(2024/09/06 発売)

    レーベル名:B Records
    カタログ番号:LBM066

  • ムソルグスキー: 展覧会の絵、ラヴェル: 夜のガスパール 他

    【『展覧会の絵』収録!フェドロヴァが描く、闇と光の物語】アンナ・フェドロヴァによる、闇の力をテーマにしたアルバム。スクリャービン自身が”巨大な魔物がいる、ここには真の悪がある”と語ったソナタに始まり、ラヴェルが描く怪奇の世界、ファリャが描く亡霊との駆け引きの世界へと続きます。メインは2023年5月の来日公演でも披露された『展覧会の絵』となっており、彼女の故国ウクライナの首都キーウ(キエフ)にそびえる大きな門をイメージした曲で、光が闇に打ち勝つフィナーレを迎えるという構成。生まれた国と、ロシアを含む過去の偉大な芸術への彼女の思いが詰まった内容といえそうです。繊細なタッチから強靭な打鍵、ダイナミックなクライマックスまで、フェドロヴァの持つ表現力の幅広さが遺憾なく発揮されています。(2024/09/06 発売)

    レーベル名:Channel Classics
    カタログ番号:CCS47124

  • コラン・ド・ブラモン: 2つのディヴェルティスマン

    【ラモー前夜のフランス歌劇界を席巻した若き大家のみずみずしい2佳品】巨匠リュリ亡き後ラモー登場までの間、カンプラやデマレの活躍を受けフランス・オペラがイタリア音楽の影響のもと変化しつつあった頃の人気歌劇作曲家コラン・ド・ブラモン。再評価めざましいこの隠れた名匠のオペラでは、出世作となった祝典音楽劇《ギリシャとローマの祝祭》の全曲録音(CVS141)が出たのも記憶に新しいところ。今回は同じChateau de Versailles Spectaclesレーベルから、フランス王室で好まれた1幕物のディヴェルティスマン(音楽劇)の分野での2名品をペアにした新録音の登場です。ヴィヴァルディのフランス王室称揚セレナータ《セーヌの祝宴》(1726)と同時期、1725年と1728年に初演されたこれら2作は、それぞれルイ15世の婚礼と長男誕生を寿ぐために作曲されたもの。太陽王ルイ14世の後継者たる王を太陽神アポロンになぞらえ、婚礼や結婚生活の美徳を寓意的にあらわす神話物語を台本にして進むコンパクトな小オペラというべき内容で、コラン・ド・ブラモンの手際よい音使いは台本の詩的魅力を引き立てつつ、折々に器楽パートが映える舞踏の場面や充実した合唱を交えた抑揚豊かな展開が聴き手を飽きさせません。仏バロック歌劇界おなじみの錚々たる歌手陣を支えるのは、様々な規模の編成で活躍するヘルシンキ・バロック・オーケストラ。シャルパンティエ《花咲ける芸術》とラモー《ピグマリオン》の間を繋ぐディヴェルティスマン2作の至芸を隅々まで堪能させてくれます。(2024/09/06 発売)

    レーベル名:Château de Versailles Spectacles
    カタログ番号:CVS139

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    ヴェルディ:オペラ名場面とアリア集(カストロノヴォ/カウナス市響/オルベリアン)

    1975年アメリカ生まれのテノール、チャールズ・カストロノヴォ。『道化師』のペッペ役でMETにデビューし、現在までに欧米各国の有名歌劇場で高い評価を受けて来た彼による、ヴェルディの名場面集。ヴェルヴェットのような優しさと力強い張りを併せ持つその声の魅力を堪能できるアルバムです。(2024/09/06 発売)

    レーベル名:Delos
    カタログ番号:DE3605

  • ラフマニノフ: 交響曲 第3番、ラヴェル:ラ・ヴァルス

    ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンで度々来日してきたドミトリー・リス指揮ウラル・フィルによる、ラフマニノフの交響曲第3番。大成功を収めた第2番から30年近い時をあけて作曲され、寡作となっていたロシア出国後のラフマニノフにとって最も力の入った作品の一つであるこの交響曲は、リスとウラル・フィルにとってはナントのラ・フォル・ジュルネを含めて度々演奏してきた自家薬籠中の物。カップリングのラ・ヴァルスともども、切れのあるリズムで聴かせています。(2024/09/06 発売)

    レーベル名:Fuga Libera
    カタログ番号:FUG821

  • フォーレ: 夜想曲全集

    【テオ・フシュヌレ待望のフォーレ作品集!】2013年フォーレ国際ピアノ・コンクール第1位、2018年ジュネーヴ国際音楽コンクール第1位及びリヨン国際室内楽コンクール第1位と、輝かしいコンクール成績を残したのち、ソロに室内楽に世界中で活躍してきたテオ・フシュヌレ。La Dolce Voltaレーベルからの第2弾は待望のフォーレ作品集となりました。ピアノ奏者テオ・フシュヌレは、幼少期からガブリエル・フォーレの音世界に親しんできた。彼はフォーレの音楽言語を、ごく自然に理解し操る。フシュヌレにとって初のフォーレ・アルバムとなる本盤は、甘美な魅力を放つ初期作品から、ほの暗く簡明な後期作品まで、洗練された夢幻の夜想曲集へと私たちをいざなう。親密で、独創的で、あらゆる影響と無縁な夜想曲の全曲演奏は、13の詩的な足跡を辿る冒険にたとえられる。その心奥に広がるのは、フォーレの深遠な世界だ。筆舌に尽くしがたい悩ましい美が、フシュヌレの指を介して露(あらわ)になる。  ―― レーベル資料より(2024/09/06 発売)

    レーベル名:La Dolce Volta
    カタログ番号:LDV125

  • 詳細

    M. リンドベルイ:ヴィオラ協奏曲/不在/セレナード(パワー/フィンランド放送響/コロン)

    今や母国フィンランドにとどまらず世界の現代音楽シーンの重鎮的存在となっているマグヌス・リンドベルイの近作を集めたアルバム。リンドベルイはパルシヴかつ激しく、時に爆発的なサウンドを用いた先鋭的な作風で知られてきましたが、近年は重厚なサウンドはそのままに調性感を持ちロマンティックな趣を加えたスタイルに変化しつつあり、その動向がますます注目されています。ヴィオラ協奏曲は7つの部分からなる演奏時間33分ほどの大作。ソリストは分厚いオーケストラと渡り合いつつ、随所で高度なテクニックを求められます。ここではローレンス・パワーが見事に重責を果たしています。ベートーヴェン生誕250年の記念にロッテルダム・フィルから委嘱された「不在」は、ベートーヴェンの楽曲のモチーフを随所に引用した演奏時間11分余りの作品。特に「不在」をテーマにしたピアノ・ソナタ第26番「告別」の旋律が効果的に使われています。シカゴ交響楽団の委嘱作「セレナード」についてリンドベルイは、ゆったりとした穏やかな音楽ではなく「ワイルドなセレナードだ」と語っています。マーラーの「夜の歌」のスケルツォを参照したとも語り、また曲の終わり近くにはベートーヴェン作品の引用も聞かれます。演奏時間17分余り、大規模で力強く起伏に富んだ異色のセレナード。フィンランド放送交響楽団と2021年から楽団の首席指揮者を務めるニコラス・コロンがパワフルかつ切れ味の良い演奏を展開。優秀録音で評価の高いベテラン、エンノ・マエメツが録音とマスタリングを担当しており、オーディオ的にも楽しみな1枚です。(2024/09/06 発売)

    レーベル名:Ondine
    カタログ番号:ODE1436-2

  • バッハ: チェンバロ作品集

    【フランス屈指の実力派ベルトラン・キュイエと、バッハの傑作群の内奥へ】ラ・フォル・ジュルネ発祥の地ナントに拠点を置くフランスの古楽器楽団ストラディヴァリアを創設したバロック・ヴァイオリン奏者ダニエル・キュイエと、そのパートナーである古楽鍵盤奏者ジョスリーヌ・キュイエの間に生まれ、ストラディヴァリアの他にレ・バッス・レユニやレ・リュネジアンなど気鋭団体とも名演を紡いできた生粋の古楽鍵盤奏者ベルトラン・キュイエ。みずみずしくも深みある演奏はALPHAやMIRAREでの名盤の他、近年では元古楽器奏者が録音技師と制作を手掛けるRameeでも活躍するようになりました。名トラヴェルソ奏者フランク・テュンスとのバッハ・ソナタ集(RAM1908)に続く今回のアルバムは、鍵盤演奏の達人だった大バッハの重要作品を初期・中期・後期からバランスよく選曲。この作曲家とも縁深いドレスデンに拠点を置き同時代に活躍した製作家グレブナーの銘器(モーツァルトが《ドン・ジョヴァンニ》プラハ初演時に使ったとの説もある作例)をモデルとする名工フィリップ・ユモー製作の二段鍵盤楽器に向かい、全く気負いを感じさせず同時に隅々までニュアンス豊かな演奏で各作品の魅力を探ってゆきます。近世の君主たちが富と人脈を駆使して集めた珍品・芸術品を陳列していた「驚異の部屋」のごとく、深く味わうほどにその奥深さに驚かされるバッハ音楽の内宇宙をじっくりお楽しみ下さい。(2024/09/06 発売)

    レーベル名:Ramee
    カタログ番号:RAM2402

  • ジョン・ブル: ヴァージナル作品集

    【2023年ブルージュ国際古楽コンクールの覇者、マチェイ・スクシェチュコフスキCDデビュー!】2001年ポーランド生まれの若き俊英マチェイ・スクシェチュコフスキ。2023年のブルージュ国際コンクールで優勝を果たして世界中の注目を浴び、2024年3月から4月にかけては来日公演も既に成功させています。RICERCARレーベルからリリースされる彼の初めてのアルバムは、英国の作曲家ジョン・ブルの作品集。使用されているのはイギリス式アクションのヴァージナルのほか、アントウェルペンのヨハネス・ルッカースによる母子ヴァージナル(Moeder & Kind Virginal)という珍しい楽器を再現したもの。この母子ヴァージナルとは鍵盤横からもう1つ小さなヴァージナルが出てくるというもので、この2つを別々に奏でるほか、重ねることで上下を連動させる演奏も可能という作りになっています。英国で音楽家、楽器製作者として名を挙げたものの、道徳性に欠ける行動があだとなってネーデルラントへ出国、後半生をアントウェルペンで暮らしたと伝わるブルの作品を、2つの国の特徴的な楽器を用いて色鮮やかに描いたアルバムです。(2024/09/06 発売)

    レーベル名:Ricercar
    カタログ番号:RIC462