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New Releases - 2024年09月 発売タイトル

Search results:63 件 見つかりました。

  • エクサン・プロヴァンス音楽祭ライヴ

    1984年に始まった、地中海周辺国で才能のある若い音楽家たちをサポートし、大規模なオーケストラを組織する「地中海青少年オーケストラ」は、2014年からはフランスのエクサン・プロヴァンス音楽祭の一環として活動しています。その派生であるメディネア・セッションは、23人の才能あふれる音楽家からなるユニークなアンサンブル。サクソフォンの鬼才にして作曲家ファブリツィオ・カッソルの監督のもと、各国の多様な楽器を用い楽譜に依存せず、伝統音楽と創作、インプロヴィゼーションを融合させた革新的なアプローチの演奏を行います。さまざまな感情を呼び起こすその音楽は、地中海の歴史を特徴づける雄大な魂と希望の輝かしい力を反映したものと言えるでしょう。アメリカのソプラノ、クラロン・マクファーデンがゲスト参加。(2024/09/20 発売)

    レーベル名:Fuga Libera
    カタログ番号:FUG833

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    ヴィルトゥオージ~トランペット&チューバ・デュオ・アルバム(ロマン&トマ・ルルー)

    【ロマン&トマ・ルルー、フランスが生んだ金管楽器の名手兄弟のデュオ・アルバム登場!】ロマン・ルルーは1983年リールに生まれ、パリ国立高等音楽院を首席で卒業後ラインホルト・フリードリヒに師事、バロックから現代まで幅広いレパートリーで世界中を魅了するトランペット奏者。かたやトマ・ルルーは1987年生まれ、やはりパリ国立高等音楽院を首席で卒業、19歳でマルセイユ歌劇場管弦楽団のチューバ奏者に就任し、2012年フランス版グラミー賞ともいえるヴィクトワール・ド・ラ・ミュジークでチューバ奏者として初めて最優秀器楽新人賞を受賞、古典から現代、ジャズまでをレパートリーとする才人。新型コロナ・ウィルスによるパンデミックで活動が制限される中、兄弟が思いついたのがトランペットとチューバのデュオというユニークなアンサンブルでした。全曲2人のデュオのみで構成されたこのアルバムは、その技術と表現力の高さ、そしてぴったりと合った息で、単音しか出せない2つの楽器だけによる演奏とはにわかに信じられないほどの聴き応え。冒頭の「エア」からその音楽的な幅広さと表現力に驚かされます。伝承曲からバロック、ロマン派からジャズまで幅広く収録しており、聴く者を全く飽きさせません。2人がプログラムの要と語るバッハとハルヴォンセン、目の覚めるようなチューバのソロで沸かせる即興、華麗な原曲に負けないクープランの色彩感、バラードのあの名曲とパッヘルベルを掛け合わせたモシュベルガーなど、全編が聴きどころです。(2024/09/20 発売)

    レーベル名:La Dolce Volta
    カタログ番号:LDV138

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    ペヤチェヴィチ/フォーレ/ガルシア=ヴィアルド/R. シュトラウス:声楽作品集(フレドリッヒ)

    ロマン派から印象派の時代に活躍した4人の作曲家による「幸福な夢」をテーマにした歌曲を集めた1枚。マンディ・フレデリッヒは、ロバート・ギャンビルやレナータ・スコットに師事。ザルツブルク音楽祭でニコラウス・アーノンクール指揮の《魔笛》夜の女王を歌って大ブレイクしたのち、ミラノ・スカラ座、東京の新国立劇場、コヴェント・ガーデン王立歌劇場、ウィーン国立歌劇場、ベルリン、ミュンヘンおよびハンブルクの州立/国立歌劇場など主要歌劇場を席捲。メータ、ティーレマン、バレンボイムらが共演している人気歌手です。(2024/09/20 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC1737

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    ジェズアルド:マドリガーレ集第4巻(コレギウム・ヴォカーレ・ヘント/ヘレヴェッヘ)

    【ヘレヴェッヘがその重要性を見出した、異才ジェズアルドの過渡期を示す重要曲集】イタリア南部ナポリ王国の貴族として生まれ、名家出身の妻の不貞現場を押さえ惨殺させた事件が有名な作曲家カルロ・ジェズアルド。彼は再婚相手の実家であるフェラーラで極度に洗練された宮廷文化に触れ、所領に戻った後は妻を遠ざけ孤独のうちに創作に没頭、フェラーラ宮廷の影響を色濃く感じさせる精緻な和音語法を駆使した異形の傑作を数多く残しました。その作品の中では、人間不信から居城に印刷機を持ち込ませて目の前で刷らせたという晩年のマドリガーレ(重唱曲)集第5、6巻や宗教曲集が特に有名ですが、フェラーラからナポリ王国に戻って間もない1596年に刊行した4集のマドリガーレ集のうち最後の第4巻もまた、暗中模索の初期からジェズアルド特有の晩年の語法へと向かう作風発展が示された注目作揃い。2017年、70歳の時インタビューに答え「残された時間は本当に意義あると思える音楽とだけ向き合う」と語ったヘレヴェッヘは今回、2021年のレコード・アカデミー賞音楽史部門を受賞した第5巻及び後続の第6巻と同じように、僅か数人の信頼できる歌手たちと一人のリュート奏者だけをメンバーにこの「第4巻」を演奏、隅々まで磨き抜かれた解釈の新名盤を世に送り出しました。圧倒的なアンサンブルの一体感はもちろん、詩句のニュアンスに合わせ自在に伸縮する各歌手の歌声はどこまでも美しく、その交錯が紡ぎ出すポリフォニーの綾はジェズアルド特有の和声変化に振り回されることなく、きわめて説得力豊かに音の動きの企図を伝えてくれます。この曲集に親しむ意義を教えてくれる画期的な名演の登場です。(2024/09/20 発売)

    レーベル名:PHI
    カタログ番号:LPH043

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    カッチーニの音楽会~ジュリオ・カッチーニと娘たちの音楽を中心に~(スケルツィ・ムジカーリ)

    【カッチーニとその娘たちの活躍を辿る充実の2枚組!】『麗しのアマリッリ』を筆頭に、17世紀初頭のイタリアにおける通奏低音つき独唱曲の発展に大きく寄与したジュリオ・カッチーニ。生前は当人も歌手として有名でしたが、二人の娘や息子も音楽家として活躍、作曲家として注目すべき業績も残しています。父ジュリオの歌劇《エウリディーチェ》が録音デビュー作で(RIC269)、生前の作曲者と同じく自ら通奏低音楽器を弾きつつ独唱者としても活躍する才人ニコラ・アクテンは今回、自身の楽団であるスケルツィ・ムジカーリと共にカッチーニ父娘の偉業をCD2枚にわたってじっくり追求。解説文や歌詞の英仏独語訳はもちろん、充実の通奏低音陣が駆使する弓奏弦楽器7種、撥弦楽器21種、鍵盤楽器3種を全てカラー写真入りで紹介した80ページに及ぶライナーノートを添え、最新の音楽史研究を踏まえた充実の録音を実現しました。「カッチーニのアヴェ・マリア」として広く知られた現代作品にも触れながら、父の傑作群ほか二人の娘の驚くべき才能も緩急鮮やかに伝えてくれます。バロック音楽の本質たるイタリア声楽の真相に迫る、RICERCARならではの待望企画と言ってよいでしょう。(2024/09/20 発売)

    レーベル名:Ricercar
    カタログ番号:RIC463

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    ショパン/シューマン/ラヴェル:ピアノ作品集(ドノホー)

    モーツァルトのソナタ全集やプロコフィエフ、ラフマニノフ作品の演奏で高く評価されるイギリスのピアニスト、ピーター・ドノホーの最新アルバム。今回彼が手掛けたのは、ショパン、シューマン、ラヴェル、ドビュッシーの三拍子を基調にした作品集です。シューマンの「アベッグ変奏曲」で幕を開け、アルバムの中心となるショパンのワルツが続きます。ここには遺作も含めた14曲を収録。あえて番号順にはせず、曲調に合わせて並べるという試みで、華やかな曲と落ち着いた曲がバランス良く配置されています。ラヴェルの「高雅で感傷的なワルツ」が続き、最後にドビュッシーの「レントより遅く」。この印象派の美しい作品でアルバムが締めくくられます。(2024/09/20 発売)

    レーベル名:SOMM Recordings
    カタログ番号:SOMMCD0690

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    フルーリー:弦楽四重奏曲集 2 (コッラ・パルテ四重奏団)

    スイスの作曲家リヒャルト・フルーリーの弦楽四重奏曲集、第2集には1929年と1938年に作曲された第2番と第3番が収録されています。フルーリーは才能あるヴァイオリニストでもあり、友人たちと演奏するためにこれらの作品を書きました。どちらの曲もコルンゴルトやツェムリンスキーを思わせる後期ロマン派風の抒情を湛えた美しい旋律に満ちています。第3番は、フルーリー自身が生活が困窮していた時期に書かれましたが、明るく活発な音楽からはそんな苦悩は微塵も感じられません。1997年にベルン交響楽団のメンバーによって設立されたコッラ・バルテ四重奏団の演奏です。(2024/09/20 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0717

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    ティエリオ:室内楽作品集 3 (アマデウス・チェンバー・ミュージシャンズ)

    フェルディナント・ティエリオの室内楽作品集、第3集には2つのピアノ四重奏曲が収録されています。彼はブラームスの師でもあったエドゥアルト・マルクスセンの弟子で、同じく弟子であったラインベルガーと生涯親しい友人関係にあり、彼の作品にはブラームス風の緻密な対位法が随所に見られます。また、ティエリオ自身が優れたチェリストでもあったためか、チェロが美しい旋律を歌う場面が多く、どれも聴きごたえのある作品となっています。(2024/09/20 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0739

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    エストニアのチェロ作品集 - エッレル/カンド/オヤ/レイマン/トゥビン(ローツ/ラスマン)

    力強さと豊かさを兼ね備えた近代エストニア音楽の基礎は、対照的な2つの流派、ヘイノ・エッレルの国際的な視点と、タリン音楽院で教授を務めたアルトゥール・カップ(1878-1952)が育んだ職人技によって形作られました。このアルバムには、世界初録音となるエッレルのチェロ作品全曲に加え、彼の弟子であるオヤとトゥビンの作品と、カップの弟子、ヴィレム・ライマンとヘルマン・カントの作品を収録しています。ライマンとカントは非常に異なるキャリアを歩み、エストニアで教授を務め尊敬を集めたライマンに比べ、カントはアメリカ亡命中にわずか46歳で人知れず世を去っており、彼の2作品は、およそ半世紀ぶりの録音となります。演奏するヴァッレ=ラスムス・ローツは、1994年エストニア生まれのチェリスト。指揮者としての活躍も期待される奏者です。(2024/09/20 発売)

    レーベル名:Toccata Next
    カタログ番号:TOCN0033

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    バルカン諸国のピアノ曲集 1 (ジャコヴィチ)

    ヨーロッパ南東に位置する自然豊かなバルカン諸国。「Balkan」とはオスマン語で「森深い山の連なり」を意味するとされ、バルカン半島内にはアルバニア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ブルガリア、コソボ、北マケドニア、モンテネグロの国々があり、半島周辺の地域もバルカンに含まれることがあります。このアルバムには、この地域に伝わる独自の伝統音楽を取り入れた近現代作曲家の作品が収録されています。パンチョ・ヴラディゲロフは、その作品が近年CAPRICCIOレーベルからまとめて発売されましたが、他の作曲家の名前はカタログでもほとんど見かけることがありません。この第1集では、アルバムの冒頭に置かれたドラクリッチの荒々しくエネルギッシュなトッカータ風の「Drive」を皮切りに、古典的な雰囲気を持つ曲や、伝統的な旋律を持つ曲、ジャズ風の曲など多彩な作品が楽しめます。アルバニアのピアニスト、アミル・ジャコヴィチによる演奏です。(2024/09/20 発売)

    レーベル名:Toccata Next
    カタログ番号:TOCN0034