スタジオ・コーラス
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甘い美声で切々と歌い上げるテノール歌手、マリオ・ランザ。好評のシリーズ第4弾のディスクには、MGM映画『歌劇王カルーソー』で獲得した名声と彼の実力とが兼ね備わった絶頂期の録音が集められています。1952年の『ビコーズ・ユー・アー・マイン』は、人気のオペラ歌手が従軍し、上官の妹と恋に落ちるという物語。そのテーマソングは全米ヒット第4位にも達しました。ロンバーグの名オペレッタの映画『学生王子(皇太子の初恋)』のサウンドトラックは、歌声だけの出演というのに100万枚以上の売り上げを記録。この中で歌われた《乾杯の歌》はランザの代表曲の1つになりました。また《セレナード》は様々な形にアレンジされ、単独でも広く聴かれています。(2005/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Nostalgia |
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カタログ番号 | :8.120784 |
第一次世界対戦後の混乱の中、独自の「退廃音楽」を作ったワイルは、『三文オペラ』など、社会主義者の劇作家ブレヒトとコラボレーションした作品で脚光を浴びました。その後ユダヤ人としてナチスから非難を浴び、アメリカに亡命してからは、ブロードウェイの世界で活躍します。そして『セプテンバー・ソング』や『スピーク・ロウ』など、スタンダード・ナンバーになった歌も生まれました。このアルバムには、最初の妻である歌手ロッテ・レーニャをはじめ、ブレヒトやワイル自身の貴重な録音を収録。ハイフェッツやサッチモのひねりのきいたアレンジも聴きものです。ワイルの全貌を同時代の音源からたどる好企画盤といえましょう。(2007/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Nostalgia |
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カタログ番号 | :8.120831 |
エルマー・ライスの戯曲「街の風景」は1929年のピューリツァー賞を獲得した問題作です。ニューヨーク、マンハッタンに住む大酒飲みのモーラントとその妻。その娘と恋人、そして彼らをとりまく近隣の人々。ちいさな諍いを繰り返す内に起こってしまった悲劇。見守る人々。しかし街の風景は一切変わることがありません。そんな市井の人々のささやかな生活を描いたこの作品にヴァイルはシリアスな音楽を付けました。当時の空気もそのまま味わえる雰囲気たっぷりの1枚です。(2009/09/16 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.120885 |
1727年に初演されたヴィヴァルディ(1678-1741)の歌劇「ファルナーチェ」。この主人公は「ポントの王ミトリダーテ」の長男にあたります。現在、ミトリダーテから王位を引き継いだファルナーチェは、カッパドキアの王女タミーリを妻にしています。しかしタミーリの母であるベレニーチェはそれを許すわけにはいきません。なぜなら彼女の夫であるカッパドキア王と、王子はミトリダーテに討ち取られていたからです。そんな緊張を孕んだ人間関係の上に起こるファルナーチェの危機・・・それはポントにローマ軍が攻め入ってきたからです。戦いの末、逃亡せざるを得ないファルナーチェ、妻タミーリはわが子と共に自害しなくてはいけない。しかし彼女の母ベレニーチェはそれを止めなくてはならない。そんな交錯する思いの中に浮かび上がる深い家族愛。ヴィヴァルディはこの緊迫の物語に息を飲むような美しい音楽をつけています。パロック音楽のスペシャリストによる歌唱と、サルデッリの流麗な指揮による完璧な「ファルナーチェ」の登場です。(2015/08/26 発売)
レーベル名 | :Dynamic |
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カタログ番号 | :CDS7670 |
毛皮商を営むユダヤ系ロシア移民の長男としてニューヨークに生まれたバリトン歌手、レナード・ウォーレン。彼はメトロポリタン歌劇場の花形スターとして1950年代に華々しい活躍をしたことで知られます。活動の全盛期である48歳の時に、「ドン・カルロ」の舞台上で急死、まさに伝説のスターとなった人でもあります。このアルバムは民謡やポピュラーソングを収録したもので、オペラを歌う時とは一味違う表現力と芸術性が漲る素晴らしい歌声に満ちています。豊かな声量、とろけるような甘い響き、そしてテノールと見紛うばかりの張りのある高音と、彼の全てを堪能できる1枚です。(2010/06/16 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111345 |