ベルリン放送交響楽団
Search results:98 件 見つかりました。
当時の作曲家たちの例にもれず、シュニトケも1960年代前半から1980年代までは、とにかくサウンド・トラックを書いていました。その数およそ60作品!しかし、そのほとんどはKGBの手で葬り去られてしまい、現在では、このシュトローベル編のような、他の作曲家が編曲した物を聴くことで、当時を推測する他なくなってしまったのは残念なことです。ここに収録された2曲のサウンド・トラックはどちらも名監督エレム・クリモフの映画で、「スポーツ~」は何とも古典的な人を食った感じの曲が並びます。妙になまめかしいメヌエットや、いかにもドキュメンタリーチックな緊迫感溢れる音楽(スパイ映画にもあいそう)です。興味深い曲ばかりです。「歯科医」はもっと古典的な音楽です。フィナーレのお気楽過ぎるメロディは、逆に郷愁を誘います。(2010/07/14 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
---|---|
カタログ番号 | :C5002 |
シュニトケ(1934-1998)の音楽を論じるのはとても困難なことと言われます。なぜなら彼は時代に即してその作風を変えてきたからです。このアルバムではショスタコーヴィチの影響を受けたと思われる最初期の作品からセリー、12音、多様式と時代に合わせて形を変えてきた彼の音楽性を楽しむことができます。26歳の時に書かれた最初のピアノ協奏曲(2005年にクピエツが公式に演奏するまで忘れられていた作品)と、4手のための協奏曲など3つの協奏曲がすべて収録されています。(2008/10/22 発売)
レーベル名 | :Phoenix Edition |
---|---|
カタログ番号 | :Phoenix103 |
シェーンフィールドはピアニスト、作曲家として活躍。ガーシュウィンと比較されたり、ピアソラがタンゴで成した貢献をユダヤ音楽で成す、と評されるほど、アメリカでは一目置かれる存在です。古今東西、ヴィオラのための協奏曲は量的に不足気味ですが、当盤収録の「ヴィオラ協奏曲」は質的に高く、貴重なレパートリーと言えるでしょう。特に第3楽章のプロコフィエフ的とも言える諧謔を聴いてしまっては、シェーンフィールドの名は忘れ難いものになります。委嘱者による独奏でお届けします。伝統的な作曲技法に則った合唱曲と、ユダヤの寓意物語を題材とするオペラは、敬虔な響きに満ちています。(2005/11/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.559418 |