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フランクフルト・ムゼウム管弦楽団

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    チェスティ:歌劇「オロンテア」(マリヒー/ゲイアー/ド・メイ/フランクフルト歌劇場管/ボルトン)

    バロック中期のヴェネツィア楽派を代表する歌劇作曲家チェスティの出世作《オロンテーア》の登場。1656年にインスブルックで作曲され、ヴェネツィアで初演、カヴァッリの《ジャゾーネ》と並ぶ人気を誇り、17世紀後半の最も成功した喜劇として知られています。当時主流であった「お国騒動」を描いた内容で、賢人クレオンテが勧める結婚を拒むエジプトの女王オロンテーアがひょんなことから若い画家アリドーロを愛するようになります。そのアリドーロを付け狙うジアチンタ、アリドーロに恋心を抱くシランドラ、他の登場人物も巻き込んで大きな騒動となりますが、結局アリドーロは行方知れずだったフェニキアの王子フロリダーノであったことが分かり、全てが丸く収まるというハッピーエンド。アイヴォー・ボルトンのテンポ良い音楽運びに加え、歌手たちの熱唱が話題となった舞台です。(2017/04/28 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC965

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    プッチーニ:歌劇「西部の娘」(フランクフルト歌劇場管/ヴァイグレ)

    (2014/04/23 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC945

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    プフィッツナー:歌劇「パレストリーナ」(ブロンダー/シュタルマイスター/マーンケ/コッホ/フランクフルト歌劇場管/K. ペトレンコ)

    厳格な教皇ピウス4世によって、ポリフォニー様式のミサ曲の全廃が検討されていた頃(多声ではなく、グレゴリオ聖歌のような単旋律に戻そうという動き)、それを危惧した枢機卿ボロメオがパレストリーナに新作ミサ曲を依頼します。パレストリーナの弟子や息子は、その時代の前衛音楽に心惹かれています。年齢と能力の衰えを理由に、一度は依頼を断ろうとしたパレストリーナですが、その夜に過去の巨匠たちの幻影や、天使たちが現れ、それに拠って霊感を得たパレストリーナは、美しいミサ曲を書き上げます。
    トリエントの宗教会議では、スペインとイタリアの間で激しい紛争が起こりますが、パレストリーナが書いたミサ曲のおかげで解決します。しかし、結局のところ、彼自身は自らの引き際を感じ、最後は祈りで終息します。
    後期ロマン派の作曲家、プフィッツナーによる大作「パレストリーナ」。この作品は実在の作曲家パレストリーナが「教皇マルチェルスのミサ曲」を書くにあたってのエピソードを中心に、芸術家の厳しい自律の精神と、16世紀当時の宗教問題も交え描かれた壮大なるドラマです。1917年にワルターの指揮で初演され、トーマス・マンを始めとした文化人たちに高く評価されました。高い倫理性と哲学的な真摯さを持ち、また、パレストリーナが霊感を得る場面からミサを書き上げるまでの音楽の素晴らしさは、言葉に尽くせません。
    ドイツでは非常に大切にされているこの作品、オペラに付き物の恋愛要素はありませんし、なかなか理解するのは難しいかもしれませんが、過去にはクーベリックの名演があったり、最近では見事な映像もリリースされているので、一度味わってみてはいかがでしょう?素晴らしい歌手陣とペトレンコの集中力ある指揮が、このドラマを一気呵成に聴かせます。(2012/05/09 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC930

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    フロトー:歌劇「マルタ」(ベングトソン/マギエラ/レア/フランクフルト歌劇場合唱団&管弦楽団/ヴァイグレ)

    アン女王の女官ハリエットは普段の生活に退屈しています。そこで刺激を求めて、侍女ナンシーと共にマルタとユリアの名を持つ村娘に変装して、奉公人市場に出かけ、若い農場主ブランケットの元で働く契約をしてしまいます。ブランケットの義弟、ライオネルはマルタ(ハリエット)の歌声に魅了され、彼女にプロポーズをするのですが…。19世紀の歌劇によくある「普通の若者が実は貴族の遺児だった」という設定が、このオペラでも生きており、一旦はマルタとの恋をあきらめてしまったライオネルの想いも最後には成就する楽しい作品です。第2幕で歌われる「夏の名残りのばら」や、「まじめで働き者の娘さん」、ライオネルのアリア「夢のように」など、日本でも良く知られる曲が散りばめられていますが、全曲録音はあまりなく、この素晴らしい歌手を揃えたヴァイグレの演奏の登場は、19世紀の忘れられた作品の復興としても価値あるものです。(2018/05/25 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC972

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    フンパーディンク:歌劇「王様の子供たち」(フランクフルト歌劇場管/ヴァイグレ)

    エルンスト・ロズマーの「おとぎ話」原作 作曲家自身の台本 。1854年、ラインラントで生まれケルン音楽院でフェルディナント・ヒラーに師事、やがてミュンヘンでフランツ・パウル・ラハナーとヨーゼフ・ラインベルガーに師事。ナポリではリヒャルト・ワーグナーと知り合い、彼に招かれてバイロイトへ行き、1880年と1881年の「パルジファル」上演の輔佐を務めた作曲家フンパーディンク(1854-1921)。現在ではかろうじて、メルヘンオペラ「ヘンデルとグレーテル」が上演されますが、彼は他にもおとぎ話から題材を取った作品をいくつか残しています。この「王の子どもたち」(日本では慣習的に「王子と王女」と呼ばれている)もそんな作品ですが、内容はちょっぴり寂しいもので、王の息子(継承権がないので王子ではない)と、ガチョウ番に姿を変えられている王家の血を引いた娘の愛の物語。もちろん悲しい結末を辿ってしまいます。音楽も時としてワーグナー風の重厚なものであったり、シェーンベルクを先取りしたシュプレッヒゲザングが使われるなどかなり先進的であり、一筋縄ではいかない作品となっています。指揮は、最近ワーグナーにとことん力を入れているヴァイグレ。ワーグナー的な響きの中に、少しずつ前衛的な音を溶け込ませ、いい味を出しています。(2013/08/21 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC943

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    ベルク:歌劇「ヴォツェック」(イヴェルセン/ヴォルフシュタイナー/ミッタールッツナー/フランクフルト歌劇場合唱団/フランクフルト歌劇場児童合唱団&管弦楽団/ヴァイグレ)

    2019年4月より読売日本交響楽団の第10代常任指揮者に就任する事が決まったセバスティアン・ヴァイグレによる《ヴォツェック》。1914年に戯曲「ヴォイツェック」を観たベルクが構想期間8年を経て完成させたこの歌劇は、生々しい人間性搾取をテーマに5場×3幕の全15場、各々に異なる形式を与えるという、精緻で計算され尽くした音楽がつけられた、20世紀歌劇の最高傑作の一つです。ヴァイグレは2006年にリセウ歌劇場で《ヴォツェック》を演奏、こちらが映像化されており(OPUS ARTE OA0985)、ハヴラタ、デノケと言った素晴らしい歌手と、レヴェルの高いオーケストラの演奏が話題となりました。今回の2016年の演奏は、ヴァイグレ自身の10年間の熟成を感じさせる鋭く刺激的な解釈と、理想的な歌手たちを起用したことで、一層の名演が紡ぎ出されています。(2018/08/24 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC974

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    ライマン:歌劇「メデア」(フランクフルト・ムゼウム管/ニールセン)

    (2011/05/11 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC955

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    レハール:喜歌劇「メリー・ウィドウ」(サモイロフ/ペーターゼン/レア/フランクフルト歌劇場合唱団&管弦楽団/マルヴィッツ)

    2018年5月にフランクフルト歌劇場にて新演出によるプレミエ公演が行われた「メリー・ウィドウ」。マルリス・ペーターゼンとユーリ・サモイロフと言った実力派の歌手たちによるこなれた歌唱はもちろんのこと、とりわけ注目を浴びたのが指揮者ヨアナ・マルヴィッツでした。彼女は1986年ドイツに生まれ、最初はピアニストとしてデビューした後、2006年から指揮者として活動を始め、エアフルト劇場、フランクフルト歌劇場、コペンハーゲン王立歌劇場などヨーロッパ各地の歌劇場に登場、着々と新進気鋭の指揮者としての地位を築いています。この「メリー・ウィドウ」のウィットの効いた音楽を彼女は見事に指揮。歌手たちとともに満場の喝采を浴びました。歌とオーケストラの融合から生まれた名演をお聴きください。(2019/06/21 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC983

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    レハール:喜歌劇「ルクセンブルク伯爵」(ベーレ/ニールンド/アルダー/フフランクフルト歌劇場合唱団&管弦楽団/キム・ウンソン)

    レハールの喜歌劇《ルクセンブルク伯爵》は、1909年、テアター・アン・デア・ウィーンで名指揮者ロベルト・シュトルツによって世界初演され、すぐさま大成功を収め、同劇場で300回も再演されました。この記録は現代におけるミュージカルにも匹敵するもの。親しみやすいメロディと、貴族や芸術家たちの生活がちりばめられた楽しい内容、そしてなんといっても幸せなハッピーエンドがやってくることでしょう。現代でもしばしば上演されますが、この録音では注目のテノール、ダニエル・ベーレとベテラン、カミラ・ニュールンドの軽妙なやりとりが素晴らしく、韓国出身の女性指揮者キム・ウンソンの演奏も聴きどころです。(2017/08/30 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC968

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    ロッシーニ:歌劇「泥棒かささぎ」(ベヴァン/レマル/サッキ/レオソン/ブリート/フランクフルト歌劇場合唱団&管弦楽団/ナナシ)

    ジョヴァンニ・ゲラルティーニ(台本) 原作:セオドア・ボーダン・ドービニー&ルイ・シャルル・ケーニエ「La Pie voleuse」。ロッシーニ(1792-1868)がミラノ・スカラ座向けにたった3か月で書き上げたというこの歌劇「泥棒かささぎ」は、当時流行していた「救出もの」であり、一般市民と、彼らに不当な圧力をかける権力者の対決を軸として、そこに恋愛が絡み、ヒロインが冤罪に陥れられるも、最終的には、悪い権力者よりも上の立場の人に救われるという、日本で言えば「水戸黄門」のような筋書のお話です。食器を盗んだ疑いで逮捕されてしまう娘ニネッタとその雇い主の息子で恋人のフェルナンド、逃亡兵で死刑宣告を受けたニネッタの父フェルナンド、そしてニネッタを狙う悪代官ゴッタルド。この3人を巡って展開するお話は、まさしく手に汗を握るものです。絶対絶命のニネッタですが、ひょんなことから真犯人が判明、同時に父親も国王の恩赦によって救われるという結末です。今回のフランクフルト・オペラはいつものヴァイグレでなく、ナナシが指揮棒を振り重厚かつ軽妙な音楽を奏で、最高に上手い歌手たちがとことんロッシーニ節を披露しています。(2015/10/28 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC961