ポーランド国立放送カトヴィツェ交響楽団
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死の影に怯え続けたマーラーがかなりのスケッチを残しながらも、結局は未完となった交響曲第10番。ほぼ完成していた第1楽章だけが演奏されるのが通常ですが、今日では音楽学者クックによる完成版で全5楽章が聴ける機会も多くなりました。ここでナクソスがお届けするのは、クックを含め数種類ある完成版のうち一番最初に着手された、公務員にしてブラス愛好家フィーラーによる全曲版です(彼自身、改訂を繰り返し、これが最終版。指揮のオルソンが明らかな間違いを訂正するなど編集を行っています)。作曲者の草稿におけるテクスチャーに最も近いと評判の版だから、全てのマーラー・ファン必聴。この価格、この演奏の質なら、幸せになれます。(2002/07/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554811 |
20世紀最大の巨匠による愛の大交響曲絢爛豪華な超大作「トゥーランガリラ交響曲」は20世紀の古典として永遠に語り継がれるでしょう作品の筆頭候補です。巨大なオーケストラに超・超絶技巧を要するピアノ独奏、特にグリッサンド奏法が印象的なアナログ電子楽器オンド・マルトノ独奏を加えた編成の大きさ、演奏時間80分という時間の長さもスゴいですが内容はさらに圧巻、まさに「法悦境」ともいうべき、溢れんばかりの宗教的官能と悦びの爆発が、聴くものにたまらない高揚感を与えてくれます(第5、10楽章など本当に大変なことになっています!)。静謐な美しさ、ちょっと小難しげな理屈っぽさなどもバランスよく配合され、所謂現代音楽入門としても最適な1曲といえるでしょう。(2000/11/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554478-79 |
これほど聞いてスカッとする曲は珍しい「ツィゴイネルワイゼン」、甘味音楽の定番「タイスの瞑想曲」などを含むヴァイオリン名曲集は、一家に一枚欲しいところです。この種のアルバムに「揚げひばり」が入るのは珍しいですが、まさに天空を漂う音群が絶品、モーツァルトのアダージョもポイントです。ナクソスの抱えるヴァイオリニスト達は実は名手揃いなのですが、その中でも秘密兵器はビゼンガリエフ、聞いたことが無いという方に、この情熱剥き出しの演奏家をお薦めします。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553509 |