ポーランド国立放送カトヴィツェ交響楽団
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優れたピアニスト=作曲家であったモシュコフスキが、自らの得物を用いた渾身の力作であるピアノ協奏曲は、ひたすら華麗で甘美にして、文字どおりソロが縦横無尽に駆け巡る、超ポジティヴ・ネアカな作品です。深刻で苦闘と憂いに満ちた音楽こそ芸術であるという風潮の中で一部の小品以外は忘れ去られ、せいぜい実用練習曲作家と軽んじられてきた彼ですが、今、再評価の気運は高まっています。爽快なピアノ技巧も魅力の一つですが、翳りの無い喜悦感をもたらす音楽の質の高さもまた(深刻系音楽に負けず劣らず)圧巻です。明日の元気を生み出すような音楽をお楽しみ下さい。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553989 |
ラフマニノフの協奏的作品5曲は、それぞれ作曲者の当時の状況を反映したものとなっています。モスクワ音楽院在学中に作曲されたピアノ協奏曲第1番は、若者らしい豪快なピアノ技巧と濃密なロシア情緒が最大の魅力です。一方、アメリカ亡命後に書かれた第4番と「パガニーニ狂詩曲」は、ロシア情緒を底流に持ちながらも、ハリウッド映画音楽の源流ともいえる、アメリカ的ロマンティシズムの浸透が感じられます。誰しもがどこかで耳にする、甘く切なく美しい「パガニーニ狂詩曲」の第18変奏は、この両者の幸せな結合から生まれ出た、最高の結晶の一つです。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.550809 |
全世界の聴衆とピアニストから愛され続け、もうすぐピアノ協奏曲の横綱在位100年を迎えんとする2曲の黄金カップリング登場です。プロやマニアから絶賛を惜しまれない最高の作曲技法や超絶技巧と、「逢いびき」や「シャイン」のように、映画音楽に使用できるようなとろけるような美しさ、親しみやすさを兼ね備えた、天下無敵の超名曲です(というよりも、この2曲が映画音楽に多大な影響を与えたという方が正解!)。ソリストのグレムザーは全編を通じて気合いの入った妙技を見せますが、第3番の第1楽章で、演奏頻度の低い所謂「大カデンツァ」を使用するのも注目です。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.550810 |
遅れてやってきたロマン派であり、その生命も長いものではないとまで言われたラフマニノフの作品ですが、21世紀を迎えた今、その批判は遂に封殺されたといえましょう。特に代表作であるピアノ協奏曲は、聴衆とピアニストの双方から愛され、これなしでは音楽産業も成り立ちません! 濃厚なロシア情緒とロマンティシズム、そして超絶的なピアニズ ムの最上の出会いがここにあります。青春の息吹を感じさせる第1番、甘美なメロディー満載の第2番、演奏効果満点の第3番、華やかな中に渋みすら見せる第4番、巧みな変奏技法と必殺の第18変奏が光るパガニーニ狂詩曲と、五者五様の魅力を技巧派グレムザーが見事に弾き切ります。*8.550809と8.550810と同音源です。(2005/05/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.551057-58 |