ポーランド国立放送カトヴィツェ交響楽団
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20世紀を股にかけて活躍した巨匠・ルトスワフスキは様々なスタイルによる作品を遺しています。「ダンス・プレリュード」では、バルトークを思わせるような民謡風の楽想が展開されていますが、トラックが一つ進んで二重協奏曲になると、突如として弦楽器のカオス的運動が耳に飛び込んできます。独奏楽器であるオーボエとハープ、そしてバックの室内管弦楽とも技巧を尽くした書法で、所謂ゲンダイオンガク風の緊張感ある響きをたっぷり楽しめます。一方計8曲の「子供の歌」は、前衛が弾圧された時代の産物とはいえ、その優しく感動的な響きからは、この作曲家のまた別の横顔がのぞいていると申せましょう。(2003/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555763 |
まさに20世紀を通じて生きたルトスワフスキの音楽は、20世紀の古典の一つと数えるに相応しいものです。良くも悪くも前衛性よりも、堅牢な作曲技術と、名人芸的とすらいえる器楽書法により、直接的にエモーショナルな要素を表出していく作風が、彼の音楽が支持されている理由でしょう。例えばバルトークを称えて作曲された弦楽オーケストラのための「葬送曲」に聴く、生々しく深い悲嘆の感情(感動的です!)などがそのよい例でしょう。またややライトな作品ですが、「パガニーニ変奏曲」(ピアノ協奏曲形式による奇想曲第24の編曲的作品です)などは、誰の耳にも親しみやすく、20世紀の音楽入門編におあつらえ向きです。(2001/09/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.556692 |